高井でございます。
私は結婚して40年を迎えます。
心理学・生理学的に見た男女の特徴や違いは、随分解明されているようですが、
これほど長い時間を一緒に過ごしていても、妻はとても不思議な存在です。
私だけでなく妻もまた然り、でしょう。
さだまさしさんの歌に
『足元のぬかるみを気にする君(女性)と遠い明日しか見えない僕(男性)と』
と言う詩が有りますが、感情を主として生きる女性と、理論的意味を主として
生きる男性は、最も近いようで最も遠い存在のような気がします。
そうであっても互いに「必要不可欠」なことに間違いは在りません。
感情的な女性を男性は穏やかに理解し、理論的な男性を女性が和やかに理解
できたら「愛」はどれだけ深まることでしょう!
戸籍上の性別ではなく精神的な性別の事なので、ジェンダーの方も同様です。
多様性が認められた現代でも、男尊女卑の癖が未だ抜けきっていないと感じる
ことが多々有りますが、威張る男と強情な女は時代に淘汰されていくでしょう。
理解する心、赦す心は人間の進化に無くてはならないものです。
己の我との闘いは容易なことでは有りませんが、互いを認め合い、一期一会の
人生を悔いることなく生きていきましょう。