高井でございます。

 

「努力すればなんでも叶う」「努力は必ず報われる」「努力は人を裏切らない」

多くの教育者が口にしますが、人生の真実は見えてるのか・・と思ってしまいます。

 

冬季オリンピック。

フィギュアスケートの羽生結弦さんは、転倒しても最後まで

「羽生結弦にしかできない演技」で観る者を感動させてくれました。

前日の練習で捻挫した足に、痛み止めを打って本番を滑りきったことも、

世界初の4回転半に挑戦したことも、彼らしさを感じます。

 

金メダルを取るべく、日々血の滲む努力を為さったでしょう。

しかしメダル獲得はなりませんでした。

では、その努力は報われなかったのか?

断じて、そのようなことは在りません。努力とは結果や何をしたかでは無く、

何のためにしたのかではないか、私はそう思います。

 

羽生選手はじめオリンピック選手にとって、メダル獲得は大きな目的であった

でしょうが、それより深く、多くの人々に勇気や感動を捧げる為の努力だったと

するならば、それは充分に報われたはずです。

途中で投げ出さず、諦めず、最後まで演技や競技を成し遂げたことへの称賛の

拍手はいつまでも鳴り止むことなく私の耳に聞こえています。

感謝の気持ちをメダルにして、全選手に送りたい!ありがとう!!

 

正(まさ)しく 「努力は人に有り、成果は天に有り」 です。