辞典で引くと「あきらめる」「断念すること」の意味と出て来ます。

しかし漢字で「諦」となると、意味が変わります。

 

「諦」とは

「つまびらかにする」とか、仏教的には「真理」或いは「悟り」

国語的には断念するの意も在りますが、根底には放り投げるあきらめとは違う

「あきらかにして思い切る!」といった、深い人間の意志が在ります。

 

今の世は諦めねばならないことが多い時代では在りますが、

ふて腐れたり、ヤケになる諦めではなく、

自らの意思を以て、今は耐え忍び時を待とう!といった、前向きで明るい諦めで

在りたいと思います。

 

このように、考え方というか心の持ち様一つで、人生は180度変わっていきます。

 

「苦無くして楽無し」「人のふり見て我がふり直せ」など、

格言においても悔いない人生の道しるべを残してくれています。

 

これからの時代は、色々なことが思い通りにはならない、つまり

我が儘が通用しない日々が続いて行くでしょう。

しかし私達は、

自分の意志を基調にして、悟りと解釈した「諦」を心に落とし、後悔無き人生を送って

いきましょう。

 

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