高井でございます。

 

ここ数日、様々なスポーツのニュースで賑わっていますね。

私も若い頃からスポーツに親しんで参りました。勝って笑い負けて泣き、スポーツはその人の人格が暴き出されてしまう一面があります。

勝負事は誰もが勝ちたいと思って挑みますが、負けることでしか得られないを養ってくれるのが、潔い負けです。

水前寺清子さんの「どうどうどっこの唄」が、今更ながら思い出されます。

 

~勝った負けたとさわぐじゃないぜ 

   あとの態度が大事だよ すべる ころがる 

   立ち上る 歩く たおれる また起きる
   どうどうどっこのひとり旅~                                              
        1967年発売

 

中学生の頃、近所の優しいおじさんとはさみ将棋をしていて、負けた私は悔しさから盤面を払ってしまいました。

おじさんは静かに、でも強い声で一言。

 

 「よしお!負けっぷりのいい男になれ!」

 

私は団塊の世代、人生は激しい生存競争の連続です。今思えばみっともないあとの態度を晒してしまった時もありました。

「負けっぷりのいい男」この言葉をくれたおじさんを思い出したスポーツ観戦。

これからは私の座右の銘として、心に置いて生きて行きます。