もう何年も昔のこと。
誰にも言えないし
誰にも言わない
そう思っていた過去を振り返ることが、ごく稀に、ある。
今回は、
ある本を読んでいたときに
たまたま当時の自分に重なりすぎるところがあって、
思い返した。
任意入院ではなかった。
措置入院だったか、
親が隣にいた気がするから医療保護入院だったのかもしれない。
ある言葉が蘇ってきた。
【 自傷他害 】
今になって、ようやく気づけたこと。
あの当時はそこまで考える余裕もなかった。
実際に傷をつけたのは、自分自身の身体だけ。
他人の体や物を壊したり、自由や名誉を傷つけたりはしていないけれど。
周りの人たちの “ 心 ” を、深く大きく傷つけてしまっていたんだ。
あの当時…
ごめんなさい
あのときは、
ただ暗くて先が見えない道を、手探りで歩いていた。
調子が良いときは、音に入り込むこともあったけれど。
息をしている時間の大部分において、
目の前の一瞬一瞬が 痛くて苦しかった。
その痛みから逃れるための方法は、
寝逃げか、
もしくは、
身体も心も、もっともっと強く痛めつけることだけしか、
当時の私には見つけられなかった…。
そのずっとずっと後に、
残りの人生を、自分らしく、自分を生きていい
と気づかせてくれたヒトがいた。
こんな日が来るとは、想像もしていなかった。
あの日々があったから、
今の身の回りのいろいろなことが、当たり前じゃなくて。
…ありがたいのです。