ピスタッチオです!
今回は⚾️
10月21日に
カヤバスタジアム
(可児市運動公園スタジアム)
で行われた
秋季東海大会1回戦
"日大三島vs鈴鹿"
の観戦日記です。
当球場へは初訪問。2014年に開設した岐阜県初の全面人工芝の野球場。客席数は多くありませんが中日ドラゴンズの二軍公式戦でも利用されており、全面人工芝の特性を活かしサッカーやグラウンドゴルフなどに利用されることもあるそうです。
日大三島(静岡3位)の先発は背番号1を背負う左腕関野投手。直球は130㌔前後で、サウスポー特有のくせ球なのか打者の手元で若干動いているように感じました。変化球は大きく曲がるカーブやスライダー、チェンジアップ。
鈴鹿(三重2位)の先発は身長164cmと小柄ながら背番号1を背負う右腕今村投手。直球は120㌔台半ばで、スライダーやカーブ、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜる投球スタイル。
1回表 日大三島
1死から2番島田選手が四球で出塁。盗塁で2塁に進むと、3番綱島選手の左中間を破るタイムリー3ベースヒットで先制のホームを踏みます。続く4番市川選手がセンターへ犠飛を放ち幸先良く2点を先制します。
1回裏 鈴鹿
内野安打と四球でチャンスを作ると、2死から5番山中選手がライトへタイムリーヒットを放ち1点を返します。その後満塁とチャンスを拡げるも同点ならず。
3回表 日大三島
1死から2番島田選手がヒットで出塁すると、初回に続き2個目の盗塁を決めてチャンス拡大。敵失で1死2・3塁となり、4番市川選手の内野ゴロの間に1点を追加。
5回表 鈴鹿
1死から失策で出塁を許したところでピッチャー交代。背番号10の1年生高山投手がマウンドへ。120㌔台前半の直球と90㌔台のカーブが中心。この試合では制球に苦しんでいた印象。
5回表 日大三島
2番島田選手のヒットでチャンスを拡大すると、4番市川選手・5番佐野選手の連続タイムリーヒットで2点を追加。
5回表 鈴鹿
次打者に四球を与えたところでピッチャー交代。ライトにまわっていた先発の今村投手を再びマウンドに戻しピンチを脱します。
6回表 日大三島
2死2塁から2番島田選手が猛打賞となるライトへのタイムリーヒットを放ち点差を5点に拡げます。
8回表 日大三島
2死から2番島田選手が死球で5打席連続となる出塁を決めると、さらに2つの四球で満塁に。このチャンスに5番佐野選手がレフトへタイムリーヒットを放ち追加点。
9回裏 日大三島
背番号12の1年生右腕森賀投手が登板。130㌔前後の直球(カット気味のボールも)とスライダーで2死としたところで、背番号17の1年生左腕永原投手にスイッチ。四球を1つ出すも130㌔を超える直球を主体に後続を抑えゲームセット!
まとめ
7対1で日大三島が準々決勝進出を決めました。先発の関野投手は序盤こそやや苦しんだものの4回以降は無安打に抑える好投。その好投に無失策で応えたバックも見事でした。打線は小刻みに得点を重ね、回が進むごとに点差を開きました。中でも2番島田選手は3安打を含む全5打席で出塁し4盗塁の大活躍。3番綱島選手など期待のクリーンナップの前に常にチャンスを作ることで攻撃のリズムを生み出しました。
一方敗れた鈴鹿は、先制を許した初回の裏に1点を返すも、2回以降は無得点。4回以降は無安打とほとんど走者を出すことができず防戦一方の展開となってしまいました。本来は5回の継投によりペースを引き寄せたかったところですが、結果は裏目に出て試合の大勢が決まってしまった形に。3つの失策はいずれも失点に絡むなど攻守で本来の実力が発揮できなかった印象。この試合で見つかった課題を糧に春以降どのようなチームに成長していくのか期待ですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回も是非。
ピスタッチオ⚾️