一年遅れで弟の闘病を振り返りながら記録を残そうと始めたブログですが、亡くなって一年……思い出すのがキツすぎて全く書けず、結局2年遅れになってしまいました。

ちょうど2年前の今頃を振り返ります。
10月に病気発覚するも、(当時は主治医は「菌に感染して高熱が出ている。」という言葉を使いましたが、後に実は「敗血症」だったと知らされた)「敗血症」で抗がん剤投与が始められず、最悪人工透析か!?という状態で一か八かの抗がん剤投与開始。
危機的状況はなんとか脱し、最初の抗がん剤が効き始め、3キロもあった巨大腫瘍がみるみる小さくなったのが11月。
この調子でいけば、4月には退院し6月には社会復帰か…とまで言われていたのです。
そう、11月の時点では明るい未来も見えていたのです。
そして、抗がん剤のクールの合間についに待ち望んだ2週間程の一時退院……でしたが、その間も2度外来受診しなければなりませんでした。
弟にとっては、実家で病院食ではない美味しい食事を採り、自由にテレビを見たり、近場で友人と食事したりと、楽しい面もある一方、実家から一時間弱の病院まで外来受診で行くのは体力的にキツく、また一時退院中に再び腹痛が悪化し不安に苛まれることもあり、100%一時退院を喜べない様子でした。特に腹痛はかなり酷くなっていたようでした。