今回はKℇB6.5FRの分解整備です、40クラスエンジンはスタント機の他にダクテッドファン機にも使い、F1パイロン用とF3D パイロン用に40レーシングエンジンを購入したので、40エンジンは15エンジンの次に台数が多いです
購入後飛行させたら不思議な止まり方をしたエンジンで、空中でエンジン音が止まりプロペラが空転していたので壊れたと思い着陸させ、プロペラをクランクしたら普通にコンプレッションが有りプロペラの空転は何だったのか不思議で仕方なく使うのが怖かったエンジンでした。
エンジンには最初からプレッシャーニップルが付いていました、見た第一印象はエンジン全体がコンパクトな印象でしたが、悪い意味でのコンパクトが分解してわかりました。
KℇBエンジンらしくクランクシャフトのピンは圧入式でKℇBとしては珍しく無いのですが、メインベアリングがフリーの状態で固定されていませんでした、一応クランクケースに入りますが固定される程きつくないのでコンパクトな訳です。
キャブレターインテークはニードルバルブと燃料ニップルで固定されていました。
排気口はABCエンジンでは珍しくリブが有り、ピストンにはピストンピン抜け防止のピストンピンリテーナーが無く、両側にテフロンが付けられていました、KℇB3.5と同じ構造でOSも真似をした作りですね。
KℇBエンジンらしからぬ削り出しの丈夫そうなコンロッド、従来のKℇBエンジンと違い高回転で使ってもビッグエンドの割れは無さそうです。
ピストン形状ですが私がKℇB3.5でチューンアップしたのと同形状をしていました。
メーカー製程綺麗では無いが手加工でチューンアップしたKℇB3.5、高回転が心配なコンロッド。
81年の飛行中にエンストしプロペラの空転後、色々な点検をしましたが何の問題も無くエンストは1回だけでした、今回の点検でも異常無かったです。
このエンジンは沢山所有するエンジンの内この1台だけお店からの購入では無く、R/C雑誌の蚤の市でKℇB6.5FRが出店されているのを見つけ購入したエンジンで、81年の半年だけF1パイロン機に使ったエンジンでした、模型店主さんがアメリカのF1大会でTerry Tigreと互角のレースをしたエンジンだと、アメリカのラジコン雑誌を見せてくれて興味を持っていました。
スタント機用に購入したOS40VFを見て思ったのが、OS40VFはKℇB6.5FRのコピーではと思える作り、OS40VFを大改造すれば良いエンジンに出来ると思いチューンを実施、KℇB6.5FRを上回ったのでエンジン載せ替えKℇB6.5FRはお役御免になり、45年間棚の飾りに。




