15クラスレーシングエンジンRossi15、STX15とかではチューンドパイプ使用が普通で、大幅にパワーアップするのを体験してスタント機にもチューンドチューンドサイレンサーが有ればと思っていたら、ハットリモデルより60クラス用チューンドチューンドサイレンサーが発売されました。

 

ハットリモデル60クラス用チューンドチューンドサイレンサーは初期発売頃のパワーアップが主目的のパイプと、80年頃の騒音規制の声が出だして回転数を抑える目的のパイプが有りました。

下段は排気音規制前のパワー志向時代のチューンドサイレンサーで、 OS 60 FSRにペリーポンプを装着してMK BLUE ANGEL W/Cで飛行、後にOS 61 VFにペリーポンプを装着しMK MATT ARROW 60で飛行。

 MK BLUE ANGEL W/C時データ。

プラグ ENYA №3

プロペラ TF 11×7

燃料 IM XE200 ニトロ 10%

飛行中の回転数16.500回転にチューンドチューンドサイレンサーの長さを合わせても、地上14.500回転とノーマルマフラーの13.000回転より1.500回転パワーアップ、飛行中は更に回転数が上昇してくれる。

 

上段は排気音規制後のチューンドサイレンサーで少しボリュームアップ。

YS 60 FI SRでパワーテスト。

 

OS60FSRにペリーポンプ装備して回転の安定化。

 

その後後方排気エンジンのOS 60 VF発売と、後方排気エンジン用薄翼でサイレンサー内蔵のMK MATT ARROW 60も出ました。

ペリーポンプ装備でキャブレターインサートを除去して内径11.5mmに。

 

 

 

プラグ ENYA №3

燃料 IM AAA ニトロ15%

プロペラ TF 11×7 1/2

回転数 16.000RPM

パワーは物凄いがエンジンがオーバーヒート気味なので、クランクケース下部の冷却エアー取り入れ口開口とチューンドサイレンサーの冷却口NASAフラッシュを新設、オーバーヒートが問題無くなり凄いパワーで飛行しパイロン屋のスタント機と言われる始末。

 

翌年にF3A世界選手権大会でも、排気音測定規制が出ていましたが実際は測定が無かったらしい。

ハットリモデルより対策チューンドサイレンサーが出てきました、エンジン回転数を11.000回転以下に抑えて騒音対策をするサイレンサーでマニホールドも長くなっていました、MK MAGIC用マニホールド。

YS 60ーFI-SRで対策チューンドサイレンサーのテストしましたが、YS 60ーFI-SRは急いで販売したらしく前のクロスフローエンジンのマフラーをアダプターを介して取り付けるやっつけ仕事でしたが、ノーマルマフラーでTF11×7 1/2 を14.000回転も回すパワーは一味違いますね、大径キャブに合わせ各部寸法効果は凄いです。

取説にはキャブレターはノーマルに交換すれば燃料噴射装置は取り外し出来る、と書かれていましたが。

TF11×7 1/2 14.000回転 ノーマルマフラーですが非常に良いパワーで、OS60FSRはTF11×7で13.000回転位でした。

排気音対策用デジコンプロペラ 11 1/2×9 1/4で回転テスト、IM AAA ニトロ15% ハットリチューンドサイレンサーで11.600回転も回してしまう。 

脚の関係でプロペラのダイヤは長く出来ないので、ピッチを強くするしか無いが飛行速度も上がったしまうジレンマ、演技スペース90°をオーバーしそうです。

少し回り過ぎなのでプロペラをアサノが販売する完成品では無く、削り出し加工用の素材合板張り合わせプロペラを11 1/2×11に設定して左右のピッチ合わせ翼形状合わせして仕上げる。

回転数が10.800回転迄下がり手加工で翼型にピッチまで綺麗に合わせたので、プロペラの風切り音も小さく許容範囲内のようです、飛行を見ていたクラブ員からプロペラが欲しいと言われたが、今の所素材しか売っていないので持って行った予備4本だけプロペラ素材となら物々交換すると返事、仕上げ済プロペラ4本と物々交換と言ったのに素材8本に化けた。

その後完成品も出たらしいですがプロペラ素材を何本も持っていたのでパスしました。

その後エンジン規定が60クラスより大排気量に変更され、60クラスは終わってしまいました。

エンジンの取り扱いの上手下手が出やすく良いと思っていたのですが、大排気量から電動モーター化に舵を切り曲技自体も見る気にもならない演技に。