年末なのに・・・大晦日まで妄想納めってどういうことですかな・・・自分。

ま、どこまでも脳内暴走状態なのですね。


一応忙しい皆様のために日付変わってすぐにアップしますね。


今日を含め2回でヴァネさん編は終わりです。

ヴァネさん編で妄想納め・・・それもまたソフトで良いかも。

孝天編なら・・・どうなってたんでしょうか・・・(爆)


では・・・どうぞ・・・・




「Novenber Rain」 その5 -ヴァネさん編ー



ヴァネスの出るライブの日あたしは朝から落ち着かなかった。


「何どしたの?ソワソワして・・」

「え?あぁ・・今日ヴァネスの出るライブの日なんだ。」

「あ、例のバス停の彼?」

「そう。チケット貰ったの。」

「今日は残業しないでちゃんと時間通り行くのよ?」

「うん。そうするつもり。」


今日のチケットをマキさんの店で手渡された日からあたしは

この日が来るのを指折り数えて待っていた。

「ハイ。これ。ヴァネスから預かったわよ。空ちゃんにって。」

「あ・・ありがとうございます。」

「そうだ・・・これもヴァネスにその時に直接渡すのよ。ほら。」

そう言ってマキさんは以前あたしが預けたタクシー代をあたしに返した。

「あ・・これ・・」

「言ったでしょ?本人が渡さないといけないの。こういうものはね。」

「ハイ。ありがとうございます。」

あたしはチケットを眺めた後しっかりと忘れないようにバッグの中にチケットとタクシー代の封筒をしまった。

とりあえず今は仕事しないと・・・そう気持ちを切り替えた。


ヴァネスのライブには他の人も何組か出ているらしい。

あたしは急いで退社してライブ会場へ向かった。

すでに最初の人のライブが始まっているらしかった。

会場の外にも人が大勢ごった返していた。

ヴァネスからの連絡でライブが始まる前に会う予定だったが

もう今からでは無理だろう・・・

「ヴァネスの出番が終わってからで会えばいいよね・・・」

あたしは会場へ入った。


中へ入るとそこは人で一杯だった・・・

どうやら次にヴァネスが登場するようだった。

「凄い人・・・こんなに彼のファンて大勢いるんだ・・・」

あたしは後ろの方に何とか立ってステージに目を向けた。


会場が暗くなったと同時にヴァネスがステージに現れた・・・

その瞬間会場のボルテージが一気に上がった。

ライトを浴びた彼は堂々としていてあたしは思わず息を呑んだ・・・

彼が歌い踊るたび観客も声をあげていた。

周りのダンサーとの見事なダンスにあたしは見とれた。

彼の歌声は観客を魅了していた・・・

あたしはただ夢中にステージの彼を見ていた。


ヴァネスは途中Tシャツを破り見事な肉体美を披露していた。

あたしはこの為に努力をしている意味が解った気がした。

「やっぱり・・・ヴァネスって凄い人なんだ・・・」

あたしはそんな彼と知り合えて嬉しくなった。

その反面やはり自分との世界の違いやそんな彼に相手にされるわけがないという

現実をつきつけられた気がして寂しさを感じていた。

そんな中彼のステージは最高の盛り上がりで幕を閉じた。


事前に会う約束をしていたあたしはステージが終わったあと教えて貰った控え室へ向かった。

「確か・・・・この奥だって言ってたよね・・」

あたしが行ってみるとそこには大勢の彼のファンが待っていた。

ドアをノックしてプレゼントを手渡していたりした。

あたしの順番になりあたしは深呼吸をしてドアをノックした。


「・・・・何?」

中から不機嫌そうな女性が顔を出した。

「あ、あのヴァネス・・・」

「あぁ・・ヴァネスのファンの子?」

「あ、いえ・・・約束していた空と言いますがヴァネスに返すものがあって・・・」

あたしがそういい終わらないうちにその人はあたしに言った。


「渡しておくから。何?今彼取り込み中なの。だから渡すもの預かるけど?」

「あ・・直接渡さないといけないものなので・・・待ってます。」

「あのねぇ・・・聞こえなかった?ヴァネスは今取り込み中なの。今彼女と一緒だから。直接は会えないわよ。」

「あ・・・彼女と一緒ですか・・・すいません。失礼しました。」

あたしはそれ以上何も言わずドアを閉めた。


そしてあたしは会場を後にした。


「最近急にヴァネスに会おうとするファンが増えたよね・・・」

「直接会うって・・・何考えてるんだか・・・約束してたとかまで言ってたよ。」

「ねぇ?でもいつもの子達と今の子って雰囲気違うね・・」

「確かに派手なタイプじゃなくて普通の子だったね。でも案外ああいう子のほうが大胆なのかもね・・・」

空と話をした女性達がそんな話をしていると

シャワーを浴びていたヴァネスが頭を拭きながら戻ってきた。


「ねぇ・・・俺に会いに来た子・・・来なかった・」

「・・・・大勢いたわよ・・・・色々プレゼント置いていった。ひょっとして誰かと待ち合わせしてた?」

「言わなかったけ?俺の知り合いの空って子が来るはずなんだけどな・・」

そうヴァネスに言われた二人は思わず顔を見合わせた。

「・・・ねぇ・・・その子ってひょっとして派手な格好とかしてない普通の子?」

「あぁ・・・どうだろ。会社の帰りに来るって行ってたな・・・多分派手ではないな・・・空は。」


「・・・・ゴメン・・・いつものファンの子だと思って今彼女と取り込み中だって言っちゃったかも。」

「・・・空来たの?・・・・それいつ?どの位前のこと?」

「10分くらい前かなぁ・・・約束してたって本当だったんだ・・・あの子きっと誤解したよね・・・ゴメン。ヴァネス。」

ヴァネスは慌てて携帯を手にしたが会場が地下のために圏外になっていた。

「・・・・空・・・どこに行った?

 悪い!俺先にここ出るから!打ち上げ会場に先に行って!後で連絡するから!」

そう言ってヴァネスは上着を慌てて羽織って外へ飛び出していった。


その頃あたしは雨が降り出した街を傘も差さずに歩いていた。

「・・・なぁんだ・・・やっぱり彼女いたんだ・・・あたしってば・・・馬鹿みたい・・・

 ヴァネスは単に優しくしてくれてただけなのに・・・勝手に勘違いして・・・」

「マキさんの店に行く気にもなれないよ・・・家にもだからって帰りたくないし・・・何処行こう・・・」

あたしは空を見上げた。

「やっぱり・・・ヴァネスとあたしは雨の日に偶然会っただけだよ・・・・」

あたしは涙がこぼれるのを必死に空を見上げて堪えた。

堪えきれず涙が零れ落ちたけれど雨が周りからその涙を隠してくれていた。


あたしの携帯がポケットで震えた・・・

取り出して見るとヴァネスからだった・・・

「・・・もしもし・・・あ、今日はチケットありがとうございました。とっても素敵なライブでした。」

あたしはいつもより明るい元気な声で言った。

「もしもし!空!今何処?迎えに行くから!」

「あ・・・そんな・・・結構ですから。彼女と一緒でしょ?」

「違うって!誤解させた!ゴメン。今どこ?」

「あ・・・・確かに誤解しちゃいました・・・ひょっとして・・・とか考えちゃったし。あはは。」

「そういう意味じゃないって!とにかく今どこにいる?会いたいんだ。」

「・・・・もう会わないほうが良いですよ。彼女誤解させちゃ駄目です!」

「何言ってるんだ!とにかく場所教えるんだ!・・頼む。空と会って話がしたいんだ・・・」

「ホントにもう会わないほうが良いですよ。あたし帰りますから。」

ヴァネスの声があたしの耳の奥で優しく響く・・・

「・・・空・・・お願いだから・・・今どこにいるのか教えてくれ・・」

「・・・・今自分の会社の側の交差点の辺りです。右手に大きなスクリーンのあるビルがある交差点。」

あたしはとうとう今いる場所を彼に伝えてしまった・・・

「解った!とにかくそこから動かないで!すぐ行くから!絶対にそこにいて!」

一方的にヴァネスはそう言って電話を切った。


あたしはため息をついて雨の中その場に立ち尽くしていた。

彼を待ってもどうなる訳でもないはずなのに・・・

会ってもこれ以上辛くなるだけなのに・・・

結果は同じことなのに・・・

・・・・それでもあたしは彼を待っていた。

朝バイト行く前にメッセージをとアップしましたところ・・・


早くもメッセージ頂きました。


ありがとうございまぁ~す!(バイト先風に)


いやぁ・・本当に普段からここの小説読んで下さってるのですね・・・


・・・やばいじゃん・・・・(大汗)


この機会にロムされてた方からもコメント頂きまして、


とっても嬉しいですよ!!


・・・・大したこと書いてないのに・・・


小説も駄作なのにさ・・・


エロ満載なだけなのにさ・・・


・・・・ってことは・・・


皆さんもお好きってこと??


妄想小説好き=自分はエロネタ好きって


カミングアウトしちゃってますよ~?!(爆)


良いの?


・・・・あ、ワシはもう胸張って言えますけど。


まだまだ乙女な方いらっしゃるでしょ?


夢見るお年頃の方とかさ・・・


ま、別館が無事開設される予定なので


ここの小説もかなり・・・ソフトになるんじゃないでしょうか・・・(疑)



「STOP!18禁」

『ここではソフト路線しか上げません』


ハイ。これをモットーにがんばります・・・・来年から。

・・・上の画像にこゆこと書く奴が・・・良く言うぜ・・(汗)

おはようございます。これからバイトです。


えと・・・別館建設の件を昨日書いたんですけど。


まさかこんなに皆さんが覗いてくださってるとは・・・


今更ながら感謝です・・・とともに


・・・・こっ恥ずかしい~!!


えと。ホントありがとうございます。(平伏)


只今別館はワシの脳内からへの転送中でして、


準備中でございます。


で、パス希望してくださる方いらっしゃいますが。


開店準備でき次第お知らせしたいと思っております。


が・・パスなのでここでは晒せません。


なので・・・このブログのプロフィール部の下にある

「メッセージを送る」だっけか?


そこをポチしていただいて

HN名とご連絡先(メアド)を記入していただければ・・

別館アドレスとパスワードをお知らせさせていただきます。


でもね・・・ホントに・・・・


腐ってますよ・・・別館は。ワシの脳内覗くなんて・・・


・・・勇気いるよ・・(滝汗)


・・・ドン退きかもよ・・・(呆)



勇気のある方のみ・・・そして何でも受け入れたる!という奇特な方のみどうぞ・・・


あと秘密厳守の方ね。


よろすくお願いします・・・


ではバイト行ってきますっ!

そうなんです・・・


あまりに暴走が激しいワシの脳内に対応するために・・・


別館建設いたしました・・・えぇ。


もうね・・パス式にしたから・・・自主規制外しまくりですよ。


脳内腐れまくったワシの脳内から移動しないと・・


リハビリみたいなものですな・・・(汗)



別館では最近一部のシナペンさんから総攻撃を受けております

シナ編も書いてたりしてます。

音楽は凄い好きなんですよ~♪シナはす~と違って歌皆上手いし。

アーティストとして扱えますし。うん。(毒吐)




ワシ孝天迷なので。


孝天はやっぱり別格なのですよ。

やはり孝天に戻るんです。うん。


雄としての魅力倍増だよね

声のトーンといい・・・この年に似合わない表情といい・・・


真的雄好きとしては完璧なのですよ~!あぁたっ!!(バシバシっ!)






妄想沸立たないの・・まだなかなかシナの皆さんには・・・


キャラクター把握してないからだぁね。




以前大分前(だよな・・確かヴァネコン前だったな)に友人に「流星1」のDVD貸してました。


誰が一番だったのか・・・・聞いてみますた。


その結果・・・・












美作さんでしたよ~!!

ほほぉ~!ヴァネスだったかぃ!


あ、確かにその子は仔タイプじゃないねぇ・・

旭兄さんでもないな・・

ましてや孝天でもないと。


なるほど。ヴァネさんでしたか。


「流星」見てヴァネさんに目をつけるとは。

素晴しいじゃないっ!!

元々ダンスとか大好きな友達なので

今のヴァネさん見せたら・・・さらに落とせそうだわぃ。


あ・・・でも確か・・・マッチョ駄目な覚えがあるな・・(汗)


でもさ・・・大熊孝天よりは食いつく筈。(爆)


やっぱり・・・「桃色」も見せるべき?

アレ見たら・・・間違いなくヴァネ堕ちさせらるよね??




雨強かったですね・・・すっかり濡れました。


明日は暖かい一日になるようですね。

21℃って予報・・・どうなんだ?


さて・・・暮れも押し迫ってきたっていうのに

何もしていない我が家。


・・・・どうすんだ?オレ!!


ま、なるようにしかなるめぇ・・・諦めるか。


どうもエンジンかかりません。


バイトへの原動力として孝天コンサ振り分けてるし。

朝の床掃除なんて呪文のように呟いてるさ。

「孝天コンサ。2月にコンサ。その前神話♪」

はかどるねぇ・・・(呆)


でもね・・・駄目母は家での大掃除にその原動力振り分けないのです。

子供帰ってくるともう無理だし。


最近は2号がワシにべったり。

雨の日の保育園への送りは旦那の役目なんだが

今日は「おかあさんと行く~!!」と号泣したまま出発。


どうした?最近はやけにワシに甘えますね・・・お父さん子の癖に。


ま、少し仕事に余裕出てきているのでお相手してますが。


何かこう・・・ワシがエンジン全開になることないすかね・・・




「そうだねぇ・・・」


もちろんヴァネコンやら孝天ファンミやらと沢山のワシの原動力を

与えてくれてホント今年は有難かったですよ。






「来年コンサあるじゃねぇかぃ・・・・」


えぇ・・・でもチケット取れるまでまだ喜べませんわ。

落ち込んだ時最悪なので。




そりゃこんな表情見たらワシの妄想もドド~んババ~んと

ふくらみますけどね・・・

えぇ。ネタが泉から湧きだすように浮かびますけどね・・・


やっぱりさぁ・・・一度位はこの目で拝みたいもんですわ。

この姿を・・・


そしたらエンジン全開になると・・・思うんだが・・・


どうなん?来年には実現するのか?


ま、正直一時ほど夢中にはなってないがな(汗)

個人でも構わないし。

でも日本はようやく波が来たんだし。来なされ!


地道に布教活動してるしさ・・・ワシ。

友人に「流星1」貸したらハマって一気に見た言ってたよ。

誰に一番はまったかは・・・聞いてないけどね。


・・・・誰だろ。くふ。楽しみだな。答え聞くの。



皆様メリ~クリスマス!!

でございます。


我が家はもうクリスマス終わってるし。(ケーキは金曜に食べた)

昨日は意味もなく車を走らせドライブで終了。


満足したのは旦那のみ(爆)


ワシは仕事を夜しながら妄想小説別館(又の名を規制外し妄想)を立ち上げていました。


ま、ともあれこれから年末に向けてどんどんせわしなくなりそうですね。


子供達はとりあえず28日まで学童と保育園へ。

そのほうが本人達も楽しいようです。


皆さんはもうまったりですか~?


我が家はまだまだ30日まで忙しそうです。


やりたいことやらねばならんこと山積みなのに・・・


やりたいことといえば・・・HDの中身の整理

そして「天空」をのんびり見ること


そしてパソコンで使えるプラ板でお手製のストラップ作りたい。

お気に入りの孝天を印刷して作りたい・・・


シナペンの皆さんにシナのストラップ作りたい・・・くすん。


ずっと企んでるのに・・・時間が無い。

妄想小説はメモに書き溜めてるから何とかなるけど。(をい)


ホント時間があと6時間欲しい・・・



さて、年末ですがワシはバイトで31日まで出勤です。

今日はクリスマスイブですね・・・・ま、ワシには全く関係もなく。

子供達は昨日すっかりプレゼントを実家の母から貰ってご機嫌だし。

サンタから今日の夜プレゼントはあるのですかね?


この妄想小説も年末31日まで続いたりして・・・(ププ)

大晦日に妄想爆発させるワシもワシですね・・・

さぁ・・・本日も年末だってぇのに暴走させますわ。


ヴァネさん編続きます。大晦日まで暴走しまくりまっせ。


では・・・どぞ。


しっかしイブだってぇのにクリスマスネタじゃないのは・・・・ねぇ。

しかも11月の雨って・・・(大汗)



「Novenber Rain」 その4 -ヴァネさん編ー




あたしの風邪もすっかり治った頃あたしはもうヴァネスからの電話を待つことをやめていた。

元々偶然に出会ったのだから期待するのが間違っていたのだ。


それでもあたしはマキさんの店には通っていた。

マキさんという人の人柄に引かれていたし料理も美味しかった。

それも心のどこかでマキさんの店に行けばヴァネスと会えるかもしれないという

未練がましい自分への言い訳なのかもしれない。

あたしは退社後すぐにマキさんの店へ行き食事をしながら少しの時間をマキさんと過ごして

彼が来る時間になると店を出ていた。


その日もいつものように食事を終えて会計を済ませていた。

あたしはいつものようにマキさんに笑顔でお礼を言っていた。

「いつもありがとうね。空ちゃん」

「こちらこそ!ごちそうさまでした。」

マキさんと話をしている最中に電話が鳴った。

あたしは電話中のマキさんに小さく手を振り店を出た。

外へ出ると雨が降り始めていた。

あたしは雨空を見上げてすぐに近くのコンビニへ駆け込んで傘を買った

「また風邪ひくわけにいかないし・・・」

傘を買いながら何をするわけでもなくコンビニで雑誌をめくって

時間をただ無駄に過ごしていた・・・

コンビニからようやく出てからのんびりと街を歩きながら

透明な傘の内側から空を見上げていた・・・

あたしはあの日以来雨が降る度にヴァネスを思い出していた。

歩きながらあの日に出会ったバス停の前を通り過ぎる・・・

一つ一つあの日のシーンが浮かんでいた。

その度にあたしは彼を忘れられない自分を何て未練がましい女なんだと思っていた。

・・・・世界が違う人・・・誰にでも優しい人・・・ヴァネスはきっとそういう人だ。

それなのにまだ彼から電話が来ないのを何か訳があると諦めきれない自分にウンザリするほど嫌になっていた。


「あーっ!もういい加減現実受け入れろってば・・・空!」


あたしは声に出して自分に言い聞かせた。


そう呟いてから小さくため息を一つついてあたしはまた歩き出しアパートに向かった。

アパートまでの道のりを歩いていてもタクシーの中での彼の肩のぬくもりを思い浮かべてしまう・・・

思わずあたしは頭を小さく振って気を取り直し歩き続けた。

路地を曲がりもうすぐアパートへ着く。

あたしはバッグから鍵を取り出すために視線をバッグに向けてからアパートへ視線を戻した。


・・・・あたしは自分の目を疑った・・・


雨の中傘をささずにヴァネスがうちのアパートのそばの電柱にもたれて立っていた・・・


「あ・・・ようやく空に会えた・・・・」

「あの・・・何で・・・ここに?」


そう驚いて言ったあたしにニッコリ彼は微笑んでいた。


「さっきマキさんの店に電話したら空が丁度来てるって。でも電話の最中に帰っちゃったって聞いたからさ

 慌てて店まで走って行ってみたけど空はいなくてさ・・急いで空のこと追いかけたんだけどね

 見失ったみたいで・・・アパートに戻ってるかと思ってきたけど・・・まだ戻ってなくてさ。

 ま、ここでこうやって待ってれば必ず空に会えるでしょ?」

「・・・だからって・・・ずっとそこで待つつもりだったんですか?

 あたしが戻らないでそのままどこかに遊びに出かけてたら・・・」

「ん~・・・まぁ夜には戻ってくるだろうしね。」

あたしは急いで傘を彼の上へ差した。

彼はあたしの手から傘を受け取って自分で傘を持っていた。

少しだけ触れた彼の手はとても冷たかった。

「とりあえず部屋に入ってください。濡れた髪だけでも乾かしてください。今鍵開けますから。」

「ん。サンキュ。そうさせてもらう。」


あたしは鍵をあけ彼に上がってもらって急いで部屋を温めた。

それからバスルームから彼から貰ったバスタオルを持ってきて彼に手渡した。

「あ、使ってくれてるんだ?ありがとう。」

それから暖かいコーヒーを入れ彼の濡れた上着をハンガーにかけた

急いで彼にドライヤーを手渡して乾かしてもらった。


「・・・・空と連絡取れなかったからさ・・・心配してた・・・

 まぁマキさんから店にちょくちょく空が来てるのを聞いてたけどさ・・・」

そう言いながらあたしの目をジッと見つめた・・・


「・・・・俺のこと・・・避けてた?」

「い、いえ・・そんなことないです。」

「空に電話何度しても繋がらないし・・・」

「・・・・え・・・?あたしの携帯ですか?」

「ん。次の日空の携帯の番号にかけたんだ。そしたらさ何かわかんないけど拒否だって言われた・・・」

「え?・・・拒否された?あ・・・ひょっとして・・・」

そう言われてあたしは慌てて自分の携帯をバッグから取り出した

「・・・・ヤダ・・・未登録の番号を拒否設定してるの忘れてた・・・・」

「そうなの?だからか・・・いくらかけても繋がらないのは・・・」


「ゴメンナサイ・・・何だぁ・・・そうだったんだ・・・」

あたしは携帯を握り締めてホッとしていた

それと同時に涙がこぼれ出した・・・


「やだ・・・あたしってば・・・ホント・・・馬鹿なんだから・・・」

そんなあたしの姿にヴァネスは驚いて慌てていた。

「ちょっと・・・どうした?空?」

「あ・・・ゴメンなさい。最近変な番号とか入るから拒否設定してたの忘れてて・・・

 あたしってばヴァネスは忙しいみたいだし・・・あたしとは世界違う人だし・・・

 あたしのことなんて相手するわけないって・・・

 自分が悪いのに・・・あぁ・・・ホント自分が嫌になる・・・」

「ご、ゴメン・・・どういうこと? 俺と空の世界が違うって?

 話が良くわからないんだけど・・・落ち着いて俺に最初から話してみて・・・」

「あ・・・マキさんから聞いたんです

 ヴァネスの仕事の世界は華やかな世界だって・・・」

「あぁ・・・そっか。俺の仕事の話してなかったね・・・ゴメン。

 俺の口からちゃんと説明すべきだったよね。」

「いえ・・・良いんです。マキさんに出会ったきっかけ聞かれた時に偶然聞いたから。

 あたしみたいなタイプと出会ったのが凄い不思議だったって言われて・・・」

そうあたしは言ってから下を向いた・・・


「そっか・・・なるほどね。やっと意味が解った・・・ねぇ・・・空? こっち見て。ほら・・・」

そう言ってヴァネスはあたしの頭をポンと軽く叩いてあたしに顔を上げさせた

「あのね・・確かに俺ステージ上がって歌ったり踊る仕事してる。

 周りも賑やかだし。派手な世界かもしれない。

 もちろん一緒に仕事してる仲間には女の子もいるしね。

 でも考えてみて?

 マキさんの店でマキさんと話しながら食事する俺ってそんなに空と違うかな?」

「いえ・・・そんな世界にいる人だとは見えなかったし思ってもみませんでした。」

「でしょ?いつもの普段の俺はあんなモンだよ。

 だから俺と空の住んでる世界が違うとか言わないで・・・」

「・・・・ゴメンなさい・・・」

「良いんだ。俺もホッとしたよ。電話繋がらなかった理由も空に嫌われてる訳じゃなかったって解ったしね。」

「お互い誤解があっただけだね・・・もう誤解も解けたし。これで解決だ。

 忘れないうちに俺の番号登録して。今度こそ連絡取れるし。」

あたしは彼の番号を登録した。

「OK.試しに俺の番号にかけてみて?」

そういわれてあたしが彼の番号にかけてみるとヴァネスが手にしていた携帯が震えた。

「ん。OKだね」

あたしと彼は思わずニッコリと笑いあった。


「あ、そうだ・・・今度俺の仕事気になるんだったら一度見に来ない?丁度近くでやるんだ。

 空が見に来てくれるなら俺も嬉しいな・・・」

「あ、ハイ。是非行かせてもらいます。」

「チケット手配しておくよ。ホントは俺が直接空に渡せれば良いんだけど・・・マキさんに預けておくよ。」

「ハイ。必ず行かせてもらいますね。」

「ん、待ってるから。さて・・・そろそろ行くね。リハーサルもあるし。」

「あ、今日は会えて嬉しかったです。傘使ってください。」

「ん。借りてくね。それじゃ!」

玄関を出て行く彼にあたしは声をかけた。

「あの!今度はちゃんとご馳走しますから!」

「楽しみにしてるよ!今度こそ連絡するよ。それじゃぁ!」

「ハイ!待ってます!さよなら!」

あたしは彼を見送りながら彼の番号が入った携帯を握り締めていた・・・

今日はバイト休みで子供達と実家の母とプレゼントを買いに。

いやぁ・・・子供には最高ですな・・・


さて、本日も妄想行ってみませう・・・・




「Novenber Rain」 その3 -ヴァネさん編ー




どの位の時間眠っていたのだろう・・・あたしは呼び鈴の音で目を覚ました。


「誰?こんな時間に・・今何時なんだろ・・・」


あたしはフラつく身体でベッドから降りて側にあった上着を羽織って玄関へ向かった。

「・・・・ハイ・・・どなたですか?」

そう恐る恐る答えるとドアの向こうから聞き覚えのある声がした。


「あ・・・休んでるのにゴメン。俺。ヴァネスだけど・・・」

「え?ヴァネスさん?どうしたんですか?」

慌ててあたしは玄関を開けた


そこにはさっきタクシーで別れた筈の彼が立っていた。


「ゴメン起こしちゃって。・・・休んでたろ?

 すぐ帰るから。これ・・・身体辛いだろうけど明日の朝食べて。

 マキさんの所のスープとおかゆ。

 食べるの辛かったらスープだけでも飲んで。

 あ、あとこれ渡しそびれてたから。」

そう言ってスープの袋とタオルの袋を差し出した。


「・・・・わざわざあれからマキさんの店まで戻ったんですか?」

「ん。閉店間際で駆け込んで間に合った・・・良かったよ。」

「何かすいません。迷惑かけっぱなしだ・・・あたし。」

「いや、俺が具合悪いのに気づかないで誘ったのが悪かったんだ。

 スープまだ温かいからそのまま置いておいて。

 明日の朝温めて飲んで。

 それじゃ、寒いからもう休んで。ゴメン。起こしちゃって。じゃぁ。お休み!」

そう言ってドアを閉めようとした彼にあたしは慌てて声をかけた。


「あの!タクシー外に待たせてるんですか?」

「ん?いや・・・」

「この時間だとタクシー拾えないですよ・・・遅いし。」

「大通りに出て拾うから大丈夫だよ。」

「うちから電話してタクシーここに呼びますから。寒いので中で待っててください。」

「そんなの駄目だよ。こんな時間なのに人を中に入れちゃ・・

 それに具合悪いんだからすぐに休まないと・・・

 俺は平気だから。心配ないよ。」

「それじゃいくらなんでもあたしの気が・・・駄目ですか?」

あたしは彼の顔を見て引き止めた。

「・・・解った。それじゃタクシー呼んでもらうまでの間中で待たせてもらうよ。

 その代わりちゃんと休んでて。良いね?」

「ハイ。わかりました。寒いので・・・どうぞ。」


あたしは彼を招いて暖房を強くした。

「散らかってますけど・・・あ、コーヒーで良いですか?」

「そんなの良いから空は休んで。タクシー呼ぶのってどうするんだっけか・・・」

「あ、あたしが呼びます。」

あたしはタクシーの手配をして冷蔵庫から水のペットボトルを取り出し彼に渡した。

「20分くらいで来るそうです。」

「ありがと。もう良いからベッドで休んで。」

「あ、玄関の鍵もかけるし・・・20分ならホント大丈夫ですから。」

「そか・・じゃぁ暖かくしててよ。水頂きます・・・」

そう言いながら水を口に含んだ。


あたしと彼はファンヒーターの側に椅子を置いて腰掛けて待っていた。

「何か・・・マキさんにも迷惑かけちゃって・・・今度お店に行ったら謝らなくちゃ。」

「ん?平気だよ。俺が十分頭下げたしね。」

「すいません・・・ホントに。」

「いえいえ。熱は?計ったの?」

「あ・・・寝ればラクになりますから・・・」

「クスリも買ってくれば良かったな・・・気が利かないでゴメン。」

「とんでもない!もう十分です・・・ありがとうございます。」

「いえいえ。どういたしまして。」

そう言いながらニッコリ笑った。


「あの・・・もしヴァネスさんが良かったらですけど・・・・

 今日のお詫びっていうか・・・お礼に今度あたしにご馳走させてもらえませんか?」

「ん?お礼だなんて・・・良いって。別に。」

「いえ・・是非あたしにご馳走させてください。

 あ、ヴァネスさんが嫌なら無理にとは言わないです・・・」

あたしは下を向いてそう答えた。

「ん?嫌じゃないけど?何で俺が嫌だって思うの?」

「あ・・・いえ・・きっとヴァネスさんて普段からこういう方なんでしょうけど

 あたしは嬉しかったから・・・駄目ですか?またあたしと会って一緒に食事するの・・」

「俺も空と食事してると楽しいよ。また今度空と会えるの嬉しいしね。

 OK!お礼に今度食事ご馳走してもらうよ。

 連絡先が必要だね・・・空の携帯貸してくれる?」

あたしは彼に携帯を渡した。

「多分俺のほうが色々と仕事で動いたりするから・・・俺のほうから連絡するよ。それで良いかな?」

「あ、ハイ。わかりました。」

「あ、それから・・・ヴァネスさんてのはちょっと照れくさいな・・・ ヴァネスで良いよ。OK?」

「あ、ハイ。わかりました。」

そう言ったあたしに彼はニッコリ微笑んだ。

あたしも思わず微笑んでいた。


その時外に車が止まる気配を感じた。

「あ、タクシー来たみたいだ。ちょうど20分くらいだね。

 どうもお邪魔しました。ゆっくり休んで。

 玄関の鍵も閉めるんだよ?ちゃんとスープとおかゆ食べて。」

「ハイ。本当にありがとうございました。」

手を振る彼をあたしは玄関先で見送った。


彼から連絡が来るかは解らないけれど

少なくともまた会う理由ができたあたしは嬉しかった・・・




あたしは翌日会社に出勤した。

熱は少しあったけれど朝ヴァネスが持ってきてくれたマキさんのスープとおかゆをしっかり食べて

元気になっていた。


「おはよう!何?クスリ飲んでるの?」

「ん。おはよう!風邪ひいちゃって・・・でも大丈夫。」

「風邪ひいてる割に何かご機嫌じゃない?昨日良いことでもあったわけ?」

同僚が冷やかしながらあたしに尋ねてきた。

「ん・・・ちょっとね・・・」

そう言いながらあたしは昨日のことを話した。

「ふーん・・・なかなか良い人じゃない。その人。 空に気があるんじゃないの?」

「え?彼はきっと誰にでも優しい人なのよ。あたしだからって訳じゃないと思う。」

「それで?連絡来そうなの?」

「う~ん・・・どうかなぁ。忙しい人みたいだし。」

「電話来るの期待してるでしょ・・・?空。」

「・・・・まぁね。お礼もしたいしね。また会いたいし。」

そういうあたしを同僚は冷やかした。


仕事を終え退社したあたしはマキさんの店に顔を出していた。

昨日のスープのお礼もしたかったしヴァネスに返すタクシー代も預けたかったからだ。

「こんばんは・・・」

「あら!空ちゃん。具合もう大丈夫なの?」

「あ、昨日はありがとうございました。わざわざスープ作って頂いて。」

「ちゃんと食べれた?」

「ハイ。朝しっかり全部いただきました。 おかげさまで大分良くなりました。」

「なら良かったわ。何か食べていく?」

「ハイ。是非。お願いします。」

一人で来たあたしはカウンター席へ通された。

「まだ本調子じゃないなら・・・何か消化の良いもののほうがいいわね。」

「ハイ。お任せします。」


マキさんは暖かい具沢山のスープと柔麺を出してくれた。

「おいしそう・・頂きます。」

「どうぞ・・召し上がれ。

 ヴァネスってば閉店直後の店に飛び込んできて何か作ってくれっていきなりいうから驚いたわ。

 あの子があんな風に言うの初めてだったしね・・」

「・・・え?そうだったんですか?すいませんでした。ご迷惑かけて・・・」

「良いのよ。スタッフ帰った後だったんだけど作り方私が教えてヴァネスが殆ど自分で作ったし。

 一応味見私もしたけど・・・味平気だった?」

「え?マキさんが作ったってヴァネス言ってました・・・

 彼が作ったんですか?美味しかったですよ・・・」

「自分が作ったなんて言えなかったんじゃない?あの子らしいけどね。

 そういえば・・・聞いてもいい?」

「はい?何ですか?」

「どこで知り合ったの?ヴァネスと。」

そう聞かれたあたしはマキさんにバス停での話をした。


「なるほどね・・・それで納得した。空ちゃんみたいなタイプの子と知り合うなんて

 不思議だったのよ。あの子の周り派手なタイプ多いから・・・」

「そうなんですか?」

「ま、仕事が派手だからね・・・」

「派手な仕事?」

「あ、あの子の仕事聞いてなかった?あの子ステージで歌歌ったりダンス踊ってるの。」

「そうなんですか・・・あ、だから身体絞ってるって・・・」

「ん。露出したりするしね・・・ま、上だけだけど。

 出すなら絞れた体のほうが綺麗だしね・・・」

「なるほど・・・ヴァネスの周りには綺麗な人いっぱいいるんでしょうね・・・」

あたしはマキさんの話を聞いてヴァネスが華やかな世界にいる人なんだと理解した。

あの自然にさらりとやってのける優しい気遣いも彼の振る舞いも納得できた。

それと同時に少しだけ期待していた自分がなんて愚かなのかと思った。

「ま、あの子はステージに立ってるのが好きでやってるからね・・・」

「・・・・色々と教えてもらってありがとうございました。どうもご馳走様でした。」

「ハイ。早く帰ってゆっくり休むのよ。」

「あ、ハイ。あ、そうだ。あの・・これ彼が来たら渡しておいてもらえますか?この前のタクシー代です。」

「ん?私は預かれないわねぇ・・・こういうものは空ちゃんが直接渡すほうが良いわ」

「あ、忙しいみたいだし・・次会えるかわからないので。」

あたしがそう言いながら封筒をマキさんの前に差し出すとマキさんは微笑んで言った。

「・・・解ったわ。一応預かるけど店に来てるときヴァネスが来たら空ちゃんが直接渡すのよ?

 だから又是非お店に遊びに来てね。」

「ハイ。是非お邪魔しますね。マキさんのお店のお料理大好きですから。」


あたしはマキさんの店を出て家への道を歩いた。

「世界が違うよね・・・ヴァネスとは。

 何期待してたんだろ。あたしってば。馬鹿みたい。」

あたしはそう呟いてポケットに入れていた携帯をバッグに放り込んでため息をついた。

・・・・きっと彼からの電話はこない・・・あたしはそう思った。

ふと・・・思い出した・・・・


確かこのブログ立ち上げたのってクリスマスの辺りじゃなかったか?


・・・・今日でした。一年前の。


・・・・いやぁ・・・まさか1年間続くとは。


日記も書かないワシが。はまる時はガ~っとはまる癖に飽きるとあっという間に覚めるワシが。


・・・・驚いた。



一年前の今日書いた内容見た。・・・・はずかしい・・・(大汗)


文章が緊張してるのよ。(ププ)


今ではこんなに腐れモード・・・・初心にかえったほうが良いかもな。


途中で尻切れになったドラマ祭り(覚えてはいるんです。ハイ。)

ちゃんとやり直さないと。(見る時間が欲しい。)


試しに書いた妄想小説に調子乗ってる自分。


来年の今頃には恥ずかしいと思ってるんだろな(爆)


でもこのブログをきっかけに全国の皆さんと知り合えて

実際に会うことができた方々も沢山いらっしゃいました。


結婚してからこんなに色々な年齢の方と新たに知り合えた自分は幸せモンです。ホント。


これからもこんな腐れオカンですが・・・




きっかけを与えてくれた君たちに・・・感謝じゃよ!








この一年間で色々とワシの中でもあったな・・・


まず一番の変化はぐうたらだったワシがヴァネスの肉体を見て


本気で「くびれ補完計画」を発動したこと。

とりあえず今も続いてるし。


そして1●年ぶりに勢いでピアスあけたこと。(呆)

ピアッサーという文明の利器に感心しまくり。

もうすぐ1年たつよ・・・早いな。(時間がマッハで進むねぇ・・・)


そして子供と一緒にコンサートへ行ったり一人で迷さん達に会いにいったり。


勢いで渋谷のスペイン坂に生孝天に会いに行って久々に動悸息切れ体験したり。(爆)


思いつきと勢いで行動するなんて何て久々なんだろ~!!


まだまだワシも勢いで動けるのね!と感動したわい。


これからも沢山の楽しいことが待ってると良いな・・・・


ホントこのブログをきっかけに色々なことをすることが出来た一年でした。


なのでこれからも一つよろしくお願いしますね・・・