昨日別館請求していただいた方々にメールさせていただきました。


ホント皆様ありがとうございました。


驚くほどに皆様妄想好きで・・・


嬉しいですっ!(爆)


感想やコメント残してくださり・・・嬉しい限り。


書くほうも励みになります・・・



でも・・・ホントワシ腐ってるんですよぉ・・・


でも、いつでも妄想してるわけじゃないんですよ(言訳)


子供と遊んでいるときや・・・仕事してるときは・・・


決して妄想してませんからっ!



とか言っても言い訳にしか聞こえん・・・



だって・・・ワシのパソコン・・・


「した」って入力して変換するとさ・・・


「舌」っていきなり変換されるようになってまふ・・・


・・・どれだけ「舌」って単語使ってんだ?ワシってば・・・



・・・ね?腐ってるでしょ・・・




これも・・・妄想駆り立てるショットよね・・・くふ。


いやぁ・・ホントカレンダーのショットかなり・・・強烈よ・・・


今日で子供達の長い冬休みも終了!


ま、ワシはバイトでそれどころじゃなかったが。


旦那も今日まででとりあえず休みも終わりだし。

旦那曰く「休みにならんかった・・」そうで。


子供いる家庭はそんなもんですよ・・旦那。


他の家庭に比べたら実家は隣町だし旅行へも行かんし。


全然楽なんじゃねぇか?


ま、明日っから仕事目一杯なので気持ちわかるが。



さて、話は変わりまして。


今ワシが行っているバイト先。下は20歳から上は・・・20歳の娘さんがいるお母さんまで。

色々な世代の方がいらっしゃいます。

ワシは上から数えたほうが早い年齢かな・・・(年齢はな。)


なので考え方もいろいろ。


仕事に厳しい方もいらっしゃいますわな。

物凄い細かいところまで指摘されるベテランの方もいますし。

割とお互いの足らないところをフォローしてくれる方もいらっしゃいます。


今月で二人辞めてしまうのよね。

来月にはもう一人。

たまたまシフトで話ができたのですが

今のバイト先はかなり・・・厳しいらしい。

ま、理由は厳しい人(二人)みたいだが。

周りでは「2トップ」と呼ばれてるらしいぞ(笑)


確かに・・・厳しいわな。

ワシでさえ「・・・・おいおい。」と思うことあるし。

ムッとする対応されることあるし。

ま、言い方なんだけどね。


仕事離れればなんてことなく普通に話しされるのよ。

笑い話も世間話も。

それでもやはり耐えられない人は耐えられないと。


ひとそれぞれやね・・・


ワシなんてこの年だしローンあるし。

しがみ付いてでも働かないと駄目なのよ。

ま、そんな風に思ったな。


取り方一つ考え方一つで結構楽なのになぁ・・・

って・・・ワシがあまりにも気にならないのか?

どうなんだろな。


ふと思ったわけでした。



そして最後に・・・・


別館のURLとパス請求でメッセージ送ってくださった方・・・


大変遅くなりましたが・・・ご連絡させていただきました。

ま、大したところじゃないですよぉ・・・(ぼそっ)


とりあえず覗いてみてくだされ。


一ついえることは・・・


ワシは腐ってる・・・ということだけです。ハイ。




ほ~れほれ。こんな孝天しか出てこんぞ(爆)




あふぅ・・いつみてもベストショットだな。

でも・・カレンダーのも強力だが。

今日もバイト行ってきますた。

一昨日は2時間そして昨日は4時間の睡眠時間ですが・・・

元気でいられるのはやっぱり昨日楽しかったからでしょうね・・・


さて、今日はヴァネさん編です。

ワシにしては珍しい位爽やかだわ・・(爆)


・・・ほら・・今年のモットーだから。


というわけで・・・どうぞ。


しかし爽やかな内容って書くの難しい・・・むぅ。






「You're My Sunshine」 -ヴァネさん編ー




あたしはいつものようにCDショップに来ていた。


今日もお気に入りのCDの視聴ブースのヘッドフォンを耳にする

ヘッドフォンを耳にすると店内のBGMやノイズが全て遮断されて

あたしは音の洪水の中へ飲み込まれていく・・・

目をつぶると何も考えずに音だけが身体に染み込んでいくようで心地良い・・・


・・・・ふいに誰かがあたしの肩を叩いた・・・・


振り向いたあたしに満面の笑顔をしながら何か言っている。

あたしが聞こえてないのに気づいてオーバーなアクションでヘッドフォンを外すようにジェスチャーで表した。

あたしは慌ててヘッドフォンを耳から外した。


「・・・そのCDまだ聞くかな?」


「あ・・・ゴメンナサイ。どうぞ。」

あたしはその人にボリュームを下げてヘッドフォンを渡した。

「アリガト。」

笑顔であたしにそう言ってヘッドフォンを耳にあてた。


「あ~このCD聞いてたんだ?このアーティスト良いよね。」

あたしに笑顔でそう言ってヘッドフォンを両耳にセットした。

あまりにまぶしい位の笑顔で話しかけるその人からあたしは逃げるように離れた。


あたしは少し離れた場所からその人を見ていた・・・

ヘッドフォンで聞きながら気持ち良さそうに身体全体でリズムを取っている・・・

自然に身体がリズムに動かされるようなその姿からあたしは目が離せなくなっていた・・・


そんなあたしの視線に気がついたのかその人と目が合ってしまった・・・


「ん?まだこのCD視聴する?」

ヘッドフォンを耳から外してあたしに尋ねた。

「あ・・・良いです。どうぞ。」

「そんなに好きなのに・・・どうして買わないの?」

ヘッドフォンを片耳にあてながらあたしに言った。

身体はまだリズムを取っている・・・

「あ・・・他にも欲しいCD沢山あって・・・全部買えないから。」

「確かに欲しいCDって沢山あると悩むよね~それで他のCDって?」

あたしは自分が買うのに悩んでいたCDを数枚手にしてその人に見せた。

「あぁ・・・このアーティストかぁ・・・確かにコレも良いよね・・・俺もチェックしてた。」

「この中で選ぶとしたら・・・どれ?」

あたしが手にしたCDをチェックしながら数枚選んだ。

「うーん・・・これか・・・そのCDかな・・・」

あたしは手にしたCDの中からの1枚とさっきまで聞いていた視聴ブースのCDを指差した。


「どっちが好き?」

「やっぱり・・・そっちかな・・・」

あたしは視聴ブースを指差す。

「OK!それじゃ俺はこっちね。」

そう笑顔で言いながらあたしが持っていた方のCDをその人は取り上げた。

「あの・・・」

「ほら。買わないの?」

あたしに視聴ブースに陳列されていたCDを手渡してレジのところまで行くように促す。

「ドモアリガト!」

店員に笑顔で答えてあたしの支払いが終わるのを横に立って待っている。

あたしは買ったCDを手に何故この人はあたしの選んだCDを買ったのか考えていた。


「これで欲しいのがお互い買えたでしょ?さて・・・次はこれを両方聞けるようにしないとね・・・」

その人はあたしに向かって笑顔で店の外で話しかけた。

「あの・・・それどういう意味?」

「ん?わからない?シェアし合うんだよ。そうだなぁ・・・今日は天気が良いよね。」

あたしはその人が言ったことが理解できずにいた・・・

「この辺に公園とかある?丁度ランチの時間だからランチ取りながらシェアしよう。」

「公園はあるけど・・・」

「何食べる?外だから・・・やっぱりファーストフードかな・・・」

楽しげに後ろ向きで歩きながらあたしに話しかける。

大きなスクランブル交差点に差し掛かってその人はふいにあたしの手を掴んだ。

「ほら。信号変わっちゃうよ。急いで。」

あたしは自然に掴まれた手を振りほどくのも忘れてその人と横断歩道を走り出した。

人が溢れる中あたしとその人は人の波をすり抜けて横断歩道を渡った。

「ギリギリだったね・・・ツカレタ?」

「大丈夫です・・」

「ここでランチを買って行こう。」

そう言ってあたしの手を握ったまますぐそばの店内に入った。

「何にする?」

「あ・・・あたしはサラダと野菜サンドで。」

「それはGood choiceだね。ヘルシーで良い感じ。俺もそれでいこう。」

あたし達は同じものを二つずつ頼んでそれから水も買った。

「走らせるの突き合せちゃったから・・・ご馳走するよ。」

そう言ってあたしが財布を出す前にその人は支払いを済ませた。

「ありがとう。」

「ん?こちらこそアリガト。一人で食べるランチなんてつまらないと思ってたんだ。」

また笑顔であたしにそう言った。

あたしはその人の笑顔を見て大輪のひまわりを思い浮かべた。


大きな公園の芝生にあたし達は腰を下ろしてランチを食べた。

「やっぱり天気の良い日は外でのランチは最高だね。」

そう言ってあたしに笑いかける。

「今日は温かいなぁ・・・日向ぼっこには最高の一日だね。」

そう言って上着を脱いだ。

小さな顔立ちからは想像できないほどの腕が露になった・・・


野菜サンドを口にしながらその人は急に声をあげた。

「あ~っ!忘れてた!」

あたしは思わず驚いてその人の顔を見た。

「ど、どうしたの?」

「肝心なこと忘れてた!」

「え?」

「名前・・・聞くの忘れてた・・・名前は?」

「あ、あぁ・・・あたしは汐音・・・しおねって名前です。」

「汐音かぁ・・・俺の名前はヴァネス。」

「ヴァネスね。よろしく。」

「汐音って名前かぁ・・・英語で言うと・・・そうだなぁ・・・Rippleってとこかな?小波(さざなみ)って雰囲気かな。」

「なるほど・・・それって面白い表現・・・」

「そう?」

「自分でも思いつかなかった。」

「何か心地よい波の音が聞こえてきそうな名前だね・・・」

「波の音って何か安心するじゃない?」

「そうかな・・?」

「ん。俺は凄い好きだな・・・」

そう言いながらヴァネスはニッコリと笑顔であたしを見た。

・・・あたしのことを好きだと言ったわけじゃないのにそう言われて胸がドキドキした。


「さて・・・それじゃランチも取ったし・・・シェアしようか。」

「あの・・・さっきからシェアって言ってるけど・・・」

「ん?良いから。」

そう言ってヴァネスは持っていた大きなデイバッグからノートパソコンを取り出した。

「今日持ってて正解だったな・・・」

芝生の上に座りノートパソコンをいじりだす・・

「何か不思議な組合せ・・・公園でノートパソコンなんて・・・」

「そう?結構皆普通にやってるけどね・・・こっちじゃ珍しいかぁ・・・」

「さっき買ったCDと・・・それ・・・貸して。」

あたしの胸元を指差した。

「あ・・・なるほど!」

あたしは首からかけた携帯オーディオプレーヤーを外してようやく意味を理解した。

「わかった?そういうことだよ。シェアできるでしょ?」

嬉しそうに笑ってあたしのプレーヤーを受け取った。

買ったばかりのCDをノートパソコンに入れてそのままプレーヤーに読み込ませた。

「それから・・・俺が買ったコレもね・・・あ、そっちのCD俺のにも良いかな?」

「もちろん!シェアするんだし、あたしだけじゃ悪いもん。どうぞ。」

「アリガト」

あたしはヴァネスから自分のプレーヤーを受け取りデータを確認した。

それから少しだけ音楽を聴いてみた。

「・・・・これでいつでもお気に入りのが聞けるね。」

「あ・・・でも・・・これってホントは不味いんじゃない?」

「ん~・・・かもね。でも今度ちゃんとCD買うまでの間ってことで・・・駄目かな・・・」

「・・・・次に買うCDはこれに決めておくね。ありがとう。」

「こちらこそ!アリガト。」

あたし達はお互いのプレーヤーのデータを確認しながら笑った。


「汐音はどんな音楽聴いてるの?他には・・・」

あたしのプレーヤーを覗きこんだ・・・

ヴァネスの綺麗な横顔があたしの側に来てあたしはドキドキした・・・

「あ・・・色々だよ・・・アメリカのバンドも好きだし・・・ヨーロッパ系も聞くし・・・」

「ふーん・・・幅広いね・・・あ・・・このバンド俺も好きだな・・・良いよね。」

あたしの方を見て笑って答えた。あたしの心臓の音まで聞こえそうな距離だ・・・

「あ、ヴァネスは?」

「ん?俺?俺は・・・RAPミュージックが殆どかなぁ・・・あとR&Bかな・・・バンドも聞くし。」

「音楽好きなんだね・・・視聴ブースで身体が自然に動いてたよ・・・」

「ん。ダンスも好きなんだ。だから自然と身体が音に反応しちゃうんだよねぇ・・・」

「汐音はどちらかというとじっくり聞くタイプだね・・・うん。」

「あ・・・あたし?踊れないから・・・踊れる人って凄いと思っちゃう。」

「そうなの?」

「うん。リズム感が悪いっていうか・・・リズム感が無いんだと思う・・・」

「・・・・パラパラだっけ?こういうの・・このステップは出来る?」

いきなり立ち上がってヴァネスはパラパラの足のステップを踊り出した。

「あ・・・それくらいは・・・できるけど・・・」

あたしも立ち上がって一緒にステップを踏んだ。

きっと周りから見たら凄いおかしな風景なんだろう・・・

でもあたしはヴァネスと一緒だと楽しくて仕方なかった。

「上手だよ!俺の知り合いなんてこのステップさえ出来ないヤツがいたんだよ!」

「最近はそこそこのステップも踊れるようになったけどね・・・でもギターは弾けたりする不思議なヤツなんだ。」

「へぇ・・・踊れなくてもリズム感はあるってこと?」

「ん~・・・どうなんだろね?身体と音が連動しにくいんだろなぁ・・・」

「そいつに比べたら全然汐音はリズム感あるんだから。きっとダンスも上手に踊れるよ。」

あたしに笑顔で励ますように言う・・・


あたしは彼の笑顔を見てひまわりのようだと思っていたけれど

その笑顔を見た瞬間に彼はひまわりではなく太陽のほうだと思った。

ひまわりが太陽に向かって向きを変えるように・・・あたしは彼の笑顔から目が離せなくなっていた

「ん?どうしたの?俺の顔ジッと見て・・・」

「あ・・・なんでもない。あ、ヴァネスのプレーヤー見せてくれる?どんなのが入ってるか見てみたくて・・・」

「良いよ。どうぞ。」

ヴァネスは笑顔であたしに自分のipodを渡した。

自分の顔が赤くなりそうなのをごまかすようにあたしはipodのデータを見出した。

確かに色々なジャンルがデータで入っていた。

「・・・・あれ・・・これって・・・」

「ん?何か気になる曲あった?」

ヴァネスが覗き込む・・・

「これって・・・あたしがさっき買ったCDと同じじゃない・・・?」

「あ・・・」

ヴァネスはそう言ったあたしの顔を見ながら何故か赤い顔をした・・・

「えと・・・それは・・・」

「実を言うとさ・・・汐音があまりにも夢中になって聞いてたから気になったんだ・・・」

「・・・え?」

「何を聞いていたか気になったし・・・それよりも・・・」

「それよりも?」

「夢中になって聞いてる汐音の横顔が気になってたというか・・・」


ヴァネスは頭を掻きながらあたしを見つめた・・・

「汐音が・・・・気になって・・・声かけたんだ・・・うん。」


そういうと優しい目をしてあたしに微笑んだ。

「何日か前に偶然あの店に立ち寄ったときに汐音が今日みたいに視聴ブースで目を閉じて視聴してたんだ・・・

 その横顔を見たときにさ・・・何か目が離せなくなって・・・凄い気になってた・・・」

「それから毎日あの店に行ってみたけど汐音は来てなくて・・・

 今日やっと汐音に会えたんだ・・・だから思わず声をかけちゃったんだ・・・」


あたしはヴァネスの告白を聞いてどうしていいかわからずにいた。

「汐音にCDを選んでもらう時・・・もし俺が持っていないほうだったら諦めようと思ってたんだ・・・

 でも違うほうだったら・・・このままシェアしようって声かけようって決めてたんだ。

 いつ次に汐音に会えるか解らないし・・・そのまま終わりにしたくなかったんだ」

「・・・・汐音あの横顔を見たときから・・・俺は汐音に恋したんだよ・・・」

「・・・え?」

「あ、もちろん横顔だけじゃないよ。一緒にここに来る間汐音といて

 一緒に過ごした時間も汐音の笑った顔も好きだと思った・・・」

ヴァネスはあたしの顔をじっと見つめていた。


「汐音は今付き合ってる彼とか好きな人とかいる?」

「え?・・・・いないけど・・・」

「いきなりだけど・・・俺と付き合ってくれるかな・・?」

「・・・え?」

あたしはいきなりのヴァネスの告白に驚いていた・・・

「あたし達今日さっき知り合ったばかりだし・・・あなたのこと知らないし・・・そう言われても・・・」

あたしはどうしていいのか解らずにそう答えた。

「俺のこと・・・シンジラレナイ?悪いヤツだと思ってる?」

そう笑顔であたしに笑いかける・・・ヴァネスの目は真剣な目をしていた。


あたしはその笑顔を見てこの人はあたしの太陽なんだと思った。

あたしはまるでひまわりのようにこの人の暖かな笑顔から離れたくないと思っている・・・

この笑顔のそばにいたい・・・そう思った。

「・・・・悪い人だなんて思わない・・・・でもあたしで良いのかな・・・」

あたしは真っ赤な顔でヴァネスに尋ねた。

「汐音が良いんだ・・・俺のこと色々教える・・・汐音のことも教えてくれる?」

「うん。ヴァネスのこと信じる・・・あたしもあなたの笑顔に夢中だもの。」

あたしはヴァネスに笑顔でそう答えた。


「えぇ~!笑顔だけ~?」

ヴァネスはおどけてオーバーアクションであたしに笑いかけた。

「あなたの笑顔であたしも幸せになれる気がする。」

「汐音がハッピーになれるならいつでも笑顔でいられるよ。」

そう言ってあたしを優しく抱きしめてくれた。


「とりあえず・・・そうだな・・・これから何処に行こうか?」

ヴァネスは立ち上がってあたしに手をさしのべた

「・・・・あのね。あたしもヴァネスみたいに踊ってみたい。」

そう言ってあたしはヴァネスの手を強く握った


「OK!俺に任せてよ。きっと楽しいよ。」

あたしが握り返した手が離れないようにヴァネスはあたしを強く抱きしめて

今日一番の笑顔をあたしにくれた・・・


あなたの笑顔はあたしにとっての太陽・・・

まぶしくて暖かいあなたの笑顔に恋に落ちた・・・・

あたしはあなたの笑顔から目が離せない・・・






すっかりさいたまアリーナから戻ってきたら日曜になってました。

それについてはまた書くとして・・・


妄想小説2007年第一弾はやっぱり天迷としては・・・ね。


ソフトですよ・・ハイ・・・


あ、さいたまでの感想・・ひとことだけ。


やっぱりワシは孝天迷だった・・・天迷はブレないね・・(笑)


では・・どぞ。






「印」<孝天編>




あたしと孝天はいつものようにホテルの一室で夜を過ごした。


彼は年下なのに生意気でいつも自信たっぷりな態度な男だ。


「アキは俺から離れられないだろ・・・」

いつもあたしにそう言って夢中にさせる・・・


確かにあたしは孝天と別れることなんてできやしない。

彼が見せるふとした表情や仕草にいつもドキっとさせられて

どんどん彼にハマっていく・・・


今日もあたし達は愛し合ってから二人でベッドで過ごしていた。

あたしは孝天の腕の中でウトウトしていた・・・

なによりもこの時間が幸せだと感じるあたしはそのまま眠ってしまったらしい・・・


あたしは足元に気配を感じて目を覚ました・・・

隣にいたはずの孝天がいない・・・

あたしはそっと顔を上げて足元をのぞいた。


孝天があたしの足元で何かコソコソとやっているのが見える・・

「孝天・・・」

「あ・・・起こしたか・・・」

「何してるの?」

「ん?ちょっと俺だけの印をな・・・」

「印?」

「ん。そう印。マークかなぁ・・まぁ目印っていうか・・・」

あたしは足を引き寄せようと身体を起こした

「・・・まだ動くな・・・」

そう言ってあたしの足首を掴んでそのままでいるように押さえた。

「ちょっと・・なんで?」

「動くなって・・・このやろ・・・」

そう言って孝天はあたしの足にキスをする・・・

思わずあたしは足の力が抜ける・・・

「あとちょっとだから・・・ん。出来たぞ」

「・・・もう足動かして良い?孝天・・・」

「ん。ホントは気づかれないようにしたかったんだけどな・・・」

孝天は頭を掻きながらあたしに言った。


「何してたの?」

あたしは自分の足元を見た。

「・・・・これって・・・ミサンガ・・・だよねぇ・・・」

「ん。これをお前の足首につけてたんだ。」

「・・・なんで?」

「なんでって・・・お前が俺から離れられないようにな・・・」

「だからって・・・何でミサンガなの?」

あたしは自分の足首に巻かれた青いミサンガに触れた


「アンクレットだったらお前外すだろ・・・」

「まぁ・・・外すかも。たまには。」

「ミサンガだったら切れるまで外せないしな。」

「そうだけど・・あたしスーツ着るんだよ・・・ヒール履くし。」

「ん。アンバランスだろ?だから良いんだよ。」

「何それ・・・」

あたしは困った顔でミサンガと孝天を見た。


「何だよ・・・嫌か?」

「嫌じゃないけどさ・・・・」

孝天はあたしを不安そうな顔で見た。

「・・・何でそんな不安な顔するの?孝天てば・・・」

そう尋ねるあたしを孝天はいきなり抱きしめた。

「俺のほうが年下だしさ・・・アキが俺のこといつか飽きるかもしれないだろ・・・」

「そしたら俺はどうしたら良いかわからなくなる・・・」

「飽きるって・・・孝天・・・どうしてそう思うの?」

「俺は優しくないし・・・他の奴と違って面白くもなんともない男だし・・・」

そういった孝天にあたしは優しくキスをする・・・


「孝天・・・あたしはそのままの孝天が好きなの。だからそんな顔しないでよ・・・」

「・・・ホントか?アキは俺のこと退屈な奴だと思わないのか?」

「退屈だなんて思ったことないよ・・・いつだって孝天といるとドキドキするもん」

「そっか・・・なら安心した。」

そう言いながらあたしの髪にそっと触れてあたしの首筋に強く唇を寄せた。


あたし達はそのまままたベッドに入って抱合った

孝天があたしの耳元で囁く・・・

「・・・俺アキから貰いたいもんがあるんだ・・・」

「ん?何?良いよ。ミサンガのお礼に何したら良いのかな?」

「これが・・・欲しい・・・」

そう言いながらあたしの耳元のピアスを舌先で弄ぶ・・・・

「ん・・・ピアス?孝天すでにちゃんと自分の着けてるじゃない・・・」

「アキの着けてるピアスが欲しいんだ・・・俺。」

「指輪とかだと肌しか触れ合わないけどさ・・・外すしな・・・でもピアスならアキの身体に収まってるものだし。

 いつでも身につけてられるだろ・・・まぁ外すことはあるかもしれないけど。」

そう言いながらあたしの耳からピアスを外した。

「俺のをアキがしてくれると嬉しいけど・・・」

「ん。交換しよっか・・・貸して。つけてあげる。」

あたしは孝天から自分の耳についていたピアスを受け取って孝天の耳からピアスを外した。

あたしのピアスを孝天の耳に通してつけた。

「ボディーピアスだからおかしくないでしょ。ん。似合うよ。」

「アキにもつけてあげるよ・・・俺のもボディーピアスだから大丈夫だな。」

そう言いながらあたしの耳に孝天が自分のピアスを付けた。

「ん。これで良いな・・・なんかお互いの一部を交換した感じだな・・・」

「うん。これでお互いを感じていられるね・・・」

そのままあたし達はまた二人で愛しあった・・・


あたしと孝天はその後二人でバスルームの鏡に耳を映して確認して笑った。

少し他のと違うお互いのピアスを耳につけたあたし達は

きっとピアスを見るたびにお互いを感じることができる・・・


あたしの足首につけられたミサンガはちょっとチープだけど

彼からあたしは逃げられない足かせみたいなものだ・・・


きっとスーツにヒール姿で歩くあたしには少し似合わないけれど

あたしはこのミサンガがある限り彼に囚われてしまう・・・

バイトから帰ってきて・・・早速美容室へ予約。

くひひひ。明日のカットが楽しみだわい。


黒ぶちメガネを探してみたものの・・・子供用がないのです・・・


ま、メガネ無しでもいいかぁ・・とあっさり諦めるワシ。


画像を印刷して明日持っていかねば。


しっかし・・・前回ヴァネさんの画像を持って行ったといい・・・

きっと担当さん笑うだろな・・・


母親は長時間手間のかかる「美容師殺しヘアー」だし。

子供はやたらと「●●みたいな髪型」っていうし。


・・・もう10年近くお世話になってるし・・・許してくれぃ。


明日朝一にちびばねはちびミヌに変身してそのままさいたまアリーナへ・・・


セットしてもらってそのままだから・・楽しみだぬ~ん。


でも・・・大荒れなんだよね?天気・・・


嵐を呼ぶイベント・・・どうか新幹線止まりませんように・・・


無事に皆がこっちへ来れますように・・・



そのためには・・・・残った仕事なんとかせねばっ!

夕べ2号を寝かしつけてそのまま一緒に眠ってしまった・・・

旦那に起こされたのがAM3:30・・・もう少し早く声かけてよ・・・


もうぐったりでそのままデニムで寝ちまった・・(20代ぶりだぜ・・)


かなり・・・ヤヴァい・・・仕事終わるのか?


今日はバイト休みでのんびり・・・とはいかず・・


子供達を引き連れて高校時代の友人親子と会ってきますた・・・


ま、子供も明日から学童&保育園なので・・・

今日がラストチャンスだったし。


まったりとできて楽しかった・・・うん。



明後日の6日急遽最近シナに夢中なちびばねの為に

さいたまアリーナで行われるシナ出演のイベントに行きます・・・・


ヴァネ迷だったちびばね・・・すっかりミヌにやられてます。


なので伸びた髪もヴァネカットからミヌカットへ・・・どうやら変わるらしいぞ。


もう・・・ちびばねとは呼べない・・・(いや別に良いんじゃね?)

ヴァネさんも相変わらずす~の中ではF1の地位だし。


シナペンさんから(ってもうシナペンさんて言っても間違いじゃないよね?)貰った画像をチェック・・・




かわいい・・・犬もミヌも・・・




でこっぱちミヌも良いよね・・・

でもちびばね生え際綺麗じゃないの・・(泣)


なので・・・これかなと・・・




こんな感じでカットお願いしてみっかな・・・

んでセットででこっぱちにしてもらおうかと・・・


そのまま会場へ・・・くふ。面白いことになりそう・・・




ま、素材がこんなだからさ・・・

どうなることやら・・・

今日もバイトのんびりでしたね・・・


ま、今週末までだろうが。


さて・・・今日は去年末にずっと買おうと思っていた「B.E.P」の「MONKEYBUISINESS」(スペルあってるか?)

を通勤用のipodに入れていざ・・・


良い!いきなり良い!


アガる!テンション一気に上がるよ!


いやぁ・・・もう一枚と悩んだんだけど。

ま、もう一枚もいずれ買うけど。


だってもう一枚はファーギーちゃんのソロだもん(笑)


久々に英語の歌聴いた・・・(爆)


最近北京語か韓国語ばっかりだったし・・・(ラップ部を除いて)

英語だと喋れないけど結構単語わかるから・・歌詞が結構雰囲気つかめる。


音楽のみの楽しみ方が出来る中華圏、韓国圏もいいけど・・・


久々に買って嬉しい一枚でした。



後最後に・・ここを見られてるかは・・・多分週末のみだと思いますが・・・


別館只今ネタ作りに奮闘中でございます。

メッセを入れていただいた方々・・・もう少しお待ちくださいませ。


何度も請求していただいてる方もおりますが・・

準備できましたら必ずお送りしますんで。(汗)


そんなに慌てるほどのモンじゃござんせんよ・・・(大汗)

どうか落ち着いてくだされ・・・(平伏)


いきなりメッセに入れられて驚いてますワシ。

初めましてさんばかり多数いらっしゃって嬉しい限りです。ハイ。

これホント。

いきなりパス&URLと言われて

初めましての方かな?とか解らない方もいらっしゃいますし。

ま、構わないのですが。


こちらもご挨拶したいので一度コメにでも初めましてなのか一度コメ頂いてるか・・・

ここに偶然に来たら・・・という方もいらっしゃるかもしれんし。


ソコのところ今ひとつわからんので。

よろすくお願いします。

一応これでも隠しというくくりで立ち上げるので。(爆)

よろしくお願いします。

ハイ。本日よりワシはバイト仕事始めでした。


ま、初売りと言っても100円ショップには関係なく。


お客様少なくて楽でした。今週いっぱいはのんびりかなぁ・・


帰ってきてから皆でドライブがてらあっちへふらふら・・こっちへふらふら・・・


最後に初詣へ・・・


去年のお正月にも来た場所で、幸運を呼ぶお守り(青色)を買ったのですが

お守りのお陰か孝天のファンミにもヴァネさんのコンサにもチケット当選できました。


なので今年も同じものを購入。

今年はまず孝天のコンサ・・・どうかお願いしたいもんです。


宝くじ当たれとか言わないから。


子供達は夜店で林檎アメ(ちっちゃいの)とチョコバナナを買ってご満悦。

旦那は大好きな綿菓子を買って貰ってご機嫌。

ワシは甘酒だけ飲んで帰ってきますた。


明日も仕事だし・・・でも6日は埼玉アリーナだし。

6日の午前中にちびばねを美容室に連れていってちびミヌにしてくる予定です(笑)

・・・素材が素材だからねぇ・・・どうなることやら。


楽しみでは・・・ありますな。

皆様新年明けましておめでとうございます。


本年もユル~い感じのこのブログ・・


よろしくお願いいたします・・・



そして・・・


旭兄さんの誕生日だすね~!!


生日快樂!!おめでとう~!!


ようこそ!三十路街道へ!!


ケツメイシの「三十路Bomber!」すきなのよ!


話は飛ぶけど!


男は30代から脂のってきます・・・えぇ。


ま、例外もいるけどな(孝天とか・・)


20代の頃の色々な経験を踏まえて・・・


艶が出始める30代・・・・くふ。


あのはにかんだ笑顔も良いけど


30代になってさらに良くなっていくんだろうね・・・

旭兄さん・・・


というか・・・


ようやく同世代になったのが嬉しいわけですよっ!!

ワシと・・・


例え●才違ってもな・・・


孝天やヴァネスのように上手というか自然というか

年とともに自分のスタイルや路線をアイドルから外している二人


一方仔仔のように今も模索中で色々なスタイルを出して

自分の路線を探している(とワシは感じている)中・・・


旭兄さんはこれから何処へ進んでいくんでしょう・・・


独立という形から一番先に自分のスタイルを確立する方向へ踏み出した旭兄さん


俳優としても「白色~」にチャンレンジして成長しながらも

イメージはやはり笑顔の素敵な兄さん・・・


これからが楽しみであります・・・




しっかし爽やかやなぁ・・・この笑顔。

空港でのこの笑顔はさ・・・




この人にはまずありえんな・・・(笑)


つーか・・年的に逆に見えても不思議じゃないよな・・・

(ま、ワシにはそこがたまらんのだが。)


とうとうワシの中で色々とはじけた2006年も大晦日ですね。

去年のクリスマス前にここをこっそりと立ち上げ・・・


沢山の素敵な人達と出会えました。


結婚してから1●年経って自分より1●才年下のとってもキュートな

す~迷さんとも出会えたし。


感情のみで渋谷に生孝天を拝みに行ったのを皮切りに

一気に昔の激情行動派だったワシを思い出し・・(爆)

ヴァネさんのコンサへ参加しその後ずっと会いたかったす~迷さんと

生でお話できて・・・


自分が参加しない仔ファンミに参加された迷さんに会いに行って・・・


もちろん独身だったら・・・とか考えることもあるけれど

今は子供も一緒に楽しめる!という別の喜びも出来ましたし。


ホント自分にとって何て色々な出会いと自分の中での激動が多い一年でした!


来年も沢山の出会いと喜びがあると良いですね・・・


皆さんにもワシにも。そして


孝天、旭兄さん、ヴァネさん、仔仔の4人にも。


人との出会い、自分に降りかかる出来事それは偶然ではなく必然である。


ワシが凄い今心に印象にある言葉です。


人との縁もきっと必然ですよね・・・


皆さんにとって来年も良い一年でありますように。




ってなことで・・


今年の妄想~今年の内に~♪(掃除洗剤CM曲にあわせてね)


ヴァネさん編で今年の暴走妄想小説も締めましょう!

最終回です。


では・・・妄想小説で良いお年を・・・


来年は週末でなくワシのバイトの休みの日に

アップするかもしれませんが・・・


来年も腐れ脳内妄想小説書かせていただきますね・・・







「Novenber Rain」 最終話 -ヴァネさん編ー




あたしは雨の中人々が行きかう中ただうつむいて立っていた。


「・・・やっと見つけた・・・」

声がしてあたしは顔を上げた。


「空・・・ようやく見つけた・・・ゴメン。誤解させた。」

ヴァネスが息を切らせて傘も差さずに濡れたまま立っていた。


「・・・・あたしこそゴメンなさい・・・ひとりで誤解してたんです・・・

 彼女がいるのに・・・今日も一緒だったのに・・・

 あたしなんかのこと雨の中探させちゃって・・・ゴメンなさい・・・」

あたしはうつむいてそう言うことしか出来なかった。


「違うんだ・・・そうじゃない・・・空・・・違うんだよ。」

ヴァネスはそう必死に言いながらあたしの肩を掴んでいた。

「ファンを追い返す言い訳なんだ・・・彼女と一緒っていうのは・・・」

「良いんです・・・あたし・・・もう迷惑かけないから・・・」

「空・・・本当に違うんだって!俺彼女なんていないから!」


あたしはヴァネスの腕を解いた。

「・・・・会って謝りたかったから。帰りますね。あ・・・これ。返したかったんです。この前のタクシー代です。」

あたしは雨の中バッグからタクシー代の入った封筒を出してヴァネスに渡した。

「それじゃ・・・今までありがとうございました・・・失礼します。」

あたしはヴァネスに頭を下げて歩き出した。

「空・・・・いい加減にしろよ・・・何で解らない?」

ヴァネスはうつむいてそう言った後帰ろうとするあたしの腕を掴んだ。

「世界が違うとか・・・彼女がいるとかそんなの全部関係ないし嘘なんだよ!

 俺の言うこと信じられないのか?空には俺がそんな風に見えるのか?」

「だって・・・やっぱりステージでのヴァネスはあたしとは違う・・違う世界の人なんです!」

「違うって・・・何がどう違うんだよ?空と俺とどう違うんだよ!」

「俺だって雨が降って濡れれば寒いし、バス停に逃げ込むような男だよ!

 空が風邪ひいてるの気づかないような鈍感な男だよ!

 その子が風邪ひいてるならどうにかしてあげたいって思う男だよ!」

そう雨の中ヴァネスは周りも気にせず大声であたしに言った。


「・・・・それに・・・空の側にいつも一緒にいたいって思う単なる一人の男なんだよ・・・」

ヴァネスはそう言ってあたしを強く抱きしめた・・・

「・・・・ヴァネス・・・・・?」

あたしは思わず彼に聞き返した・・・

「俺・・・空が好きだ・・・俺が空のこと好きになったら空は嫌かな?・・・答えて・・・空・・・」

ヴァネスはそう言いながら真剣にあたしを見つめていた。


「・・・・嫌じゃない・・・嫌なわけない・・・あたし・・・初めてバス停で偶然に出会ったときから

 ヴァネスのこと好きだった・・・でもヴァネスはあたしのことなんて・・・

 あたしの事なんてどうとも思ってないって思ってたから・・・」

あたしはヴァネスの瞳を見つめたままそう呟いた・・・


「・・・・空・・・あの日俺がバス停に駆け込んだの偶然だと思ってた?」

「・・・・え?・・・・それって・・・」


「・・・来て。連れて行きたい場所があるんだ。」

ヴァネスはそう言ってあたしの手を握り歩き出した。

あたしの会社からさほど遠くないビルへヴァネスはあたしを連れて入って行った。

「ヴァネス・・・ここ何処?」

「ん?まぁ良いから。・・・・着いたよ。ほら。どうぞ入って。」

そう笑いながらあたしを連れてドアを開けた。


そこはトレーニングジムだった。

「俺ほぼ毎日ここでトレーニングするんだ。夕方からね。」

「空、今タオルと着替え持ってくるからそこで待ってて。」

「あ、ハイ・・・」

「ほら。タオルで拭いて。これ俺のジムでの着替えのTシャツだけど・・・濡れてるのよりはマシだから。」

そう手渡されたタオルとTシャツを持ってあたしは教えてもらった更衣室で借りたシャツに着替えた。

ヴァネスのTシャツは大きくて以前と同じ彼の香りがした。

着替え終わったあたしは濡れた自分の服を持ってヴァネスの元へ戻った。

「さすがに大きいな。あ、濡れた服はこのバッグに入れておくよ。」

「ありがとう・・・・あ・・・そのタオルって・・・」

あたしは彼が使っているタオルを目にした。それはあたしがあの雨の日に彼に渡したタオルだった。

「ん。俺のお気に入りなんだ。空から渡されたタオルだよ。」

「使ってくれてたの・・でも・・・泥だらけになったって・・・」

「ん?そうだっけ・・・・あ、綺麗に洗ったんだよ。」

ヴァネスはそうごまかすように笑って言った。

「そういえば・・・連れてきたい場所って・・・ここ?」

「ん。ここのある場所だよ・・・ほら。こっち。」

そう言いながらどんどんとジムの中を進んで行った。

歩きながらトレーニングしている人と挨拶をしながらヴァネスは進んでいく。


ヴァネスが立ち止まったのは誰も使っていない窓際のランニングマシーンのある一角だった。

「今日は雨降ってるし・・・ちょうど見えるかな・・・この時間なら・・」

そう言いながらあたしを窓際へ来るようにと誘った。

「ここからそっちのビル見てごらん?ほら・・・」

あたしはヴァネスの指差す方向を窓際から眺めた。


「あ・・・・あのビルって・・・あたしの会社が入ってるビル・・・

 え?会社の様子が見える・・・どうして?外から見えないはずなのに・・・」

「光の加減とか天気によって見えることがあるんだ・・・空の席ってあそこだろ?」

ヴァネスが指を指し示した・・・・そこにはあたしと普段一緒に仕事をしている残業中の同僚の姿が見えた。

あたしは思わず窓に手を置いて夢中で外を眺めた。

ヴァネスがあたしの身体を後ろから覆い隠すように両手をガラスに置いてあたしの顔の横に顔を近づけた。

「俺いつもここで走ってたんだ。ホントトレーニング辛くてさ・・・ふと外見たらあのビルの中の様子が見えてさ・・・

 空が仕事してたり疲れて伸びしてたりする姿見えたんだ。

 仲間と笑いながらコーヒー飲んでたりしてさ・・・何か凄い楽しそうな笑顔見てたら

 俺トレーニングの辛さ忘れちゃってた・・・空のビルからはこっちは見えてないのか?」

「・・・・見えたことない・・・多分。あんまり外見てなかったし。見えるなんて考えてもみなかった。」


「そか・・・俺さ・・空があの日雨が降ってきて慌てて帰り支度をしてたの見かけたんだ。」

「ずっと空のこと気になってたし・・・これはチャンスだって・・・」

「・・・・えぇ?それじゃ・・・あたしだって解っててバス停に駆け込んできたの?」

「ん。そうすれば空と話できるかなって思ってさ・・・・」

ヴァネスの話を聞いて唖然としているあたしの顔を見ながらニッコリ笑いながらそうヴァネスは言った。


「だから・・・空が俺のこと好きになる前に俺のほうが空のこと早くから好きになってたんだよ・・・」

ヴァネスはそうあたしを背中から抱きしめながら囁いた・・・

「照れくさくて・・・今までホントの事言えなかったけどね・・・」

あたしは思わずヴァネスのほうへ身体を向きなおしてヴァネスに抱きついた。

「空・・・・好きだよ・・・・」

「ん。あたしもヴァネスが大好き・・・」

「空・・・俺と付き合ってくれる?」

「うん。あたしで構わないなら・・・ヴァネスの彼女になりたいよ・・・」

「構わないどころか・・・是非俺の彼女になって・・・空。」

そう言うヴァネスにあたしは抱きついたまま頷いた。


「・・・・・ようやく・・・・空にキスできるな・・・」

「・・・え?」

「ずっとしたかったんだ。」

ヴァネスはそう言うとあたしの顔を覗き込んで微笑んでから優しくキスをした。

「・・・・やっとキスできた・・・」

「あたしも・・・ヴァネスにキスしたかった・・・」

「ホントに?・・・空・・・キスしてくれる?」

「うん。キスしたい・・・」

あたしもヴァネスの顔を下から見つめてそっとキスをした。

「あぁ~!!俺最高に今幸せなんだけど!もう空にもっとキスしたい!」

そう顔をほころばせながらあたしにまたキスをした。

あたしも思わずヴァネスにまたキスをする・・・


何度目かのヴァネスのキスは今までとは違う熱烈なキスだった。

あたしは窓に背中を預けてヴァネスの腕で頭をガラスに当たらないように支えられていた。

ヴァネスの暖かな舌があたしの唇から滑り込んできてあたしは思わず彼の舌先を捕まえていた。

あたしは段々立っていられなくなっていた・・・

ヴァネスはそんなあたしの身体を支えたままキスを続けた。


ようやくヴァネスの唇があたしの唇から離れた・・・・

「・・・空・・・後で俺の仕事仲間に紹介するよ。打ち上げがあるんだ。一緒に行こう。」

「うん・・・でもあたし行っても良いのかな?」

「・・・・何言ってるんだよ・・・・誤解させた本人達にもしっかり空のこと紹介しないと。でしょ?

 あ・・・そうだ・・・忘れてた・・・電話するって言ったんだっけ。携帯どうしたっけか・・・」

「あ・・・あたしがヴァネスの番号にかけてみるね。音でどこにあるかわかるでしょ?」

「あ・・・それナイスアイデアだね。・・・・あ・・・やっぱり探すよ!鳴らさないでいいよ!」

「すぐに解るでしょ?・・・・かけたよ・・・・」

あたしはヴァネスの携帯に電話をかけた・・・

・・・どこかで聞き覚えのある音楽が流れた・・・確かこの曲って・・・

「・・・あ・・・上着だったか・・・」

「この曲聴いたことある・・・」

「あ、うん・・・」

何故かヴァネスは赤い顔をしていた。

「・・・どうしたの?」

あたしはそう彼に尋ねた後その曲のタイトルを思い出して思わず赤くなった・・・

「確かその曲のタイトルって・・・」

「うん・・・『Can’t Help Falling in Love』

 ・・・・好きにならずにいられない・・・っていうタイトルだよ。

 空だけの着信メロディーなんだ。」

ヴァネスは真っ赤な顔をしたあたしを見てニッコリ微笑んだ。


「皆に連絡してくるよ。遅くなるからって。先にマキさんの店で始めてもらうように言ってくる。

 暖かいスープも用意してもらうようにマキさんに伝えとかなくちゃな・・・」

「空、タクシー呼んでおいてくれる?」

「うん。解った。急げばすぐに行けるよ。タクシーあたしのアパートに待ってもらって急いで着替えるし。」

「ん?良いんだ。ゆっくりでね・・・俺も冷えた体温めたいし・・・」

「あ・・・そうだね。」

「冷えた体温めるにはお互いの肌合わせるのが・・・一番効果的でしょ?ね?空。」

そうちょっぴり悪戯っ子の様な笑顔を浮かべてヴァネスは真っ赤な顔をしたあたしにそう言ってから

仲間に電話をかけた・・・


あたしはタクシーを頼んでから外の雨を眺めていた。

「11月の雨って冷たくて濡れると寒いけど・・・その代わりヴァネスに出会わせてくれたね。」

そうあたしは呟いてニッコリと笑った。

「空!タクシー来たみたいだ!行こう!」

ヴァネスがあたしに声をかけた。

「うん!わかった!」


あたし達は待たせていたタクシーに乗り込んだ。行き先はあたしのあのアパートだ。

外を眺めながらふと思いだしてヴァネスに声をかけた。

「あそうだ・・・ねぇ?風邪ひいちゃうとステージで大変でしょ?やっぱりちゃんと着替えたほうが良いよ

 どこかで服買ってあたしのアパートで着替えない?」

「ん?平気。風邪ひいても。しばらくはステージないしね。」

「それにさ・・・」

そう言ってからあたしの耳元でヴァネスが囁いた。

「・・・・・熱がある時って汗かいたほうが・・・良いんだって。二人で風邪ひいても二人で汗かけば大丈夫でしょ?」

あたしは思わず真っ赤になってしまった・・・

「空って・・・ホント可愛いな・・・益々俺空に夢中になりそうだ・・・」

あたしの顔を見てヴァネスはニッコリ微笑んでいた。

「ほら。タクシー着いたよ。早く暖まろう!運転手さん!お釣りはいらないから!どうもありがとう!」


あたしは彼の手を握ってまだ降り続ける雨の中急いでアパートへと駆け込んだ。


二人とも風邪をひいたって大丈夫。

温かいマキさんのスープが待っているもの・・・。


それに何より互いの心も身体も温めあう素敵な相手があたし達にはいる・・・・