12日はみばちゃんは東京に帰る日です。 私は関西に来たついでだから大阪は中ノ島の「東洋陶磁美術館」に是非行きたいなと思っていました。 リニューアルされたと聞いており、陶磁器好きの母ちゃんにとって、ここは日本一、いや世界一の最高の焼き物がそろっており、絶対に行きたかったところなのです。 そうしたら、きょうこさんもみばちゃんも一緒に来るということになりました。 阪急にのって梅田からはタクシーに乗っていきましたとも。 12日は振替休日なの美術館はやっていました。 期待に背かず素晴らしい展示でしたよ。 今回は朝鮮の白磁や青磁がたくさんみられて、それはそれはそれは素敵でした。 母ちゃんは藍の染付が好きなのでそちらに目が行きますが、染付もいいものがそろっていましたね。 

 

美術館のレストランがまた素晴らしくて眺めも良く、3人で紅茶と玉子サンドの美味しいランチをしました。 ミュージアムショップで「陶片」というクッキーを売っていて、これがまた陶片そっくりで、みんなで食べましたよ。

 

なかちゃんは3時の新幹線に乗るために2時に別れましたが、母ちゃんは12日の夜は京都に宿が取ってあったので、中の島から京阪電車に乗って三条京阪まで一本で行きました。

 

実は、京都では京都市動物園のゴリラのモモタロウに会いに行ったのよ。 モモタロウは2000年に上野動物園で母親の桃子から生まれました。 実は赤ちゃんの時のモモタロウに出会ってから、母ちゃんはゴリラのトリコになったのです。 赤ちゃんのモモタロウはお母さんの桃子にじゃれついて、桃子を遊び道具として頭に乗ったり腕にとりついたり、それはそれはかわいかったのです。

 

 

それが……、23歳の立派な巨大な雄に成長していたモモタロウは、姉さん女房の元気との間に元太郎と金太郎というかわいい息子をもうけ、堂堂たるお父さんをやっていましたね。 感激の対面です。 背中にシルバーバックも生え始め、本当に巨漢でしたね。 ゴリラ舎はモモタロウ、元気、元太郎、金太郎の4人家族が暮らす京都動物園随一の見せ場となっており、母ちゃんは感無料でした。 

 

 

京都市動物園はこじんまりして和式庭園も美しく。東山の借景が素晴らしい、素敵な動物園でしたね。

 

宿は京都駅の近く、東本願寺前の「伊香詰所」に泊まりました。お盆の最中でいつもの宿が取れなかったのです。 京都の友達から勧められていた「詰所」に初めて泊まりました。 東本願寺の前は、以前から信徒たちの安い宿泊所が沢山あり、同郷の田舎の信徒たちが寝泊まりをして参拝をいたのです。 いまでは4軒くらいしか残っていない詰所ですが、トイレ、風呂が共同の素泊まり(食事なし)の宿でお安いのです、(一泊5000円) いつもは外人さんでうるさいようですが、12日の夜は静かでしたね。 清潔で簡便な良く出来た宿で、母ちゃんはしっかりと眠れましたよ。