昨日目白駅で「中尊寺秘仏の御開帳」というポスターを見たんだ。 これこれ、これは………、60年前におかんは実物を見たんだ。 実は大学生のころ、亡くなったお祖母ちゃんの骨をご先祖様の墓に埋葬するために、家族で東北に行ったことがあるんだね。 これは最初で最後の東北行きかな。 で、ここに中尊寺につながる寺の住職というのが親戚にいてね、その人に中尊寺の秘仏「一字金輪佛頂尊」というのを特別に見せてもらったんだよ。 白い肌にほ頬がうっすらピンクでね、それはそれは美しい仏さんだったよ。 めったに見せてもらえない秘仏らしく、今回のこのポスターよりももっと美しい仏さんだった気がする。 おお、観に行きたいなあ。 ついでに2度目のご先祖様のお墓参りに行ってもいいかなあ。

 

今日はぺこちゃんの作ったお人形を貰いに、目白で3人(ぺこちゃん、のりちゃん、おかん)が会いました。 これはみばちゃんのお孫ちゃんのアリスちゃんの小さい頃にそっくりというので、みばちゃんが選びました。 TシャツをAliceに作り替えてもらったのです。 かわいい!  残念ながらみばちゃんは外せない用事があって来られませんでした。

これはのりちゃんが好きだという麻の葉模様の着物をきたお嬢さん。 ぺこちゃんは美術大学を出ているので、センスがいいのです。  身振り、表情、たたづまい、着物の色使いすごくいいの。 私たちは京都のある私立中学から同級の仲良しなのです。

 

 

目白駅前の「あえん」で美味しいお昼を食べました。

ペコちゃんがお人形のお代を固辞されたので、「次回からはお金を取ってね」「今回は熊本地震へ寄付しよう」ということで話が収まりました。 あえんにランチの終了まじか迄ねばって居座り、お喋りをし……

学習院に入り、森の中を歩き、腹ごなしをし………

学内喫茶室のタリーズでお茶を飲んでおしゃべりを続けました。

今はもう夏休みか、学生さんはほとんどいなくて、広々とした静かな喫茶室で我々ばばちゃんトークが止まりません。70年前の中学生の思い出話しに花が咲くのですが「ほれ、あの人、誰だっけ、名前は何ってたかなあ」、と人の名前が思い出せないのです。それでも話が通じて、盛り上がる。 楽しい楽しいひと時でした。

おかんが陶芸家ルーシー・リーを知ったのは、京都時代の古い友達の出した「百味菜々」という料理の本だ。  友達は美味しい京都の野菜料理でもてなす「百味存」という店を青山に出していた。 

料理本を出すにあたって、店の客で会った三宅一生が自分の推するルーシー・ルーの器に彼女の料理を盛って出すことを勧めたらしい。 しかし………、この美しい本にある美しい、美味しい料理はルーシーの器に全く合わなかった。 料理を台無しにしていた。

今晩のNHKの日曜美術館でルーシー・リーを取り上げていたので、見ました。 三宅は彼女の作った陶器のボタンが気に入り、自分のドレスに使っていたようだ。

 

しかし陶芸家の作品は自分を表現するもので、料理を盛るための物でない。京料理の器がいかに料理を引き立てるためにだけある「謙遜の美」であることを三宅は理解していない。 友人は苦労しただろうと思う。 料理の器は自分の采配で選びたかったと思う。 ルーシーの器に盛られた彼女の料理は醜い。北大路魯山人の器に盛られた料理も大写しにして一部をみせ、廬山人であることを隠している。

ルーシーさん、貴女の陶器はあなたを知るため、感じるための作品であり、料理を盛るための物ではないですよ。 料理を盛るものではなく、貴女を知るため、感じるためには、貴女の作品は素晴らしいです。

最近Youtubeで上野千鶴子の「女性天皇を歓迎しない理由」という番組を見た。 「世界」8月号に論評が出たらしい。  我が意を得たりという上野氏の正論に「その通りだ、御同輩!」という感慨を持ちました。 そして上野氏と同じく、今人気絶頂の天皇家に対する異論を口にするのははばかられ、おかんは誰にも言っていない。もともと天皇家には関心がなかったおかんであるが、さかのぼる事8年前、平成天皇が退位を口にしたときに考えだしたのね。 まず象徴天皇という役割を「国民に対するアガペー(無私の愛)」ととらえ、ひたすら国民によりそい無私の愛を注いだ天皇夫妻に「あんな言動は今どきの人間に出来る技ではない」と思っていたのね。 その無私の愛の行為が「もう我々夫婦にはできなくなった」という正直な心情の吐露だと思ったよ。 そりゃあ、無私の愛を受ける我々国民は心地いいよ。 でも、そんな行為を生身の人間に求めては絶対にいけないんだよ。 憲法が象徴天皇制といういばらの役割を天皇夫婦に押し付けるのは間違っているのだよ。次世代の天皇に「国民へのアガペー」を国民の総意で、憲法が求めるのは間違っているんだよ。それはまた、憲法で保障されている「人権」の侵害なんだよ。おかんは8年前に平成天皇の退位と共に「ああ、天皇制は消えゆくな」とも思ったね。そして男子一系の天皇制は「側室」を置かない限りありえない制度なんだよ。 今回の皇室典範改正で「おかんのような天皇制消滅論者はいないのかね」と思って、でも黙っていたのだけれど、上野さん、貴女はズバリと言ってくれたよ。 上野さんは女性蔑視と人権無視で今回の改正には反対らしい。そして自然に天皇制がフェイドアウトしてくれたらいいと思っているらしい。同感です。

Netflixにはまっている。 これは「トランプ in  アメリカンドリーム(いかにして彼は大統領になったのか)」と言ってトランプ大統領の若き日からの大統領までのし上がったドキュメンタリー。  こんな赤裸々な映像が世に出回ることは、ある意味でアメリカが優れているところかもしれない。

これは「アフリカンクイーン ンジンガ」と言って、奴隷狩りに明け暮れたポルトガルに、唯一抵抗したンジンガ女王の戦いの記録だ。 昔のアンゴラにこのような強い女王がいたとは………! 

「逃亡者 カルロス・ゴーンの数奇な人生」  日産の立て直しのために21,000人の従業員を解雇し、莫大な報酬(20億以上)を得ていたゴーン氏は、ベルサイユ宮殿で63万ユーロをかけて自身の誕生日会を祝う。そういう彼も日産の資産を不正に搾取し、囚われの身となる。 そして楽器ケースに隠れ、関空から自家用ジェットで秘密裏にレバノンに脱出する。 嘘のような数奇な人生!

今はシリーズものでイギリスの「ブラックミラー」にはまっている。 ITに支配された近未来の恐ろしいできごとの数々! いまだ全部は見終わっていないが、一度見出すとやめられない面白さ! 写真は「宇宙船カリスタ―」 ゲームの世界と現実と宇宙船の境界が入り乱れている。