センス・オブ・ワンダー

こんにちは

教育×数秘×kindle出版で
ビジネスも人生も丸ごとステージアップを応援する
数秘ライフアドバイザー兼
kindle出版プロデューサー安田由紀です。

今日は大型連休の最終日
クールダウンの1日にしてる方も
おられるのではないでしょうか？

私も今日は一日家でゆっくりしつつ
このブログを書いています。

昨日まで、母の実家がある
長野県の売木村というところで
自然に囲まれた生活をしておりました。

・草刈り

・薪割り

・五右衛門風呂の火おこし
（このご時世でいまだにお風呂は
火を焚べて入っています！驚）

・庭でBBQ

・夜には花火
（BGMは田んぼから聞こえるカエルの大合唱）

・子どもたちは古民家でかくれんぼ

じじばば、従兄弟同士も顔を合わせ
３家族、わいわい自由気ままに
自然体験生活です。

名古屋の自宅で生活していたら
なかなかできない体験です。

風の音をきく
空を見上げる

自然に意識を向けること

これはどこにいてもできるけど
普段の日常生活では
していなかった自分にも
気づきました。

大学生の息子に
「ここは星が綺麗だね」と言われ
ハッとしました。

普段、家ではスマホやゲームばかり
親子のコミュニケーションもあまりなし

空を見上げて「星が綺麗」と思える
その感性が息子にまだ残っていたか！
と少し嬉しくなったり。

圧倒的な自然の中に身を置くと
いつもとは違う感性が
呼び起こされるというか
思い出すというか

そんな不思議な感覚になるものです。

今回の帰省でお供にした本
「センス・オブ・ワンダー」
著者：レイチェル・カーソン
訳：上遠恵子

その中で印象に残った箇所を
いくつか紹介します

以下引用

＊＊＊＊＊＊＊＊

もしもわたしが、
すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に
話しかける力を持っているとしたら、

世界中の子どもに、
生涯消えることのない
「センス・オブ・ワンダー＝
神秘さや不思議さに目を見はる感性」
を授けてほしいとたのむでしょう。

この感性は、
やがて大人になるとやってくる
倦怠と幻滅、

わたしたちが自然という
力の源泉から遠ざかること、

つまらない人工的なものに
夢中になることなどに対する、

かわらぬ解毒剤になるのです。

＊＊＊＊＊＊＊＊

どのようにして
子どもを教育すべきか
頭を悩ませている親にとっても、

「知る」ことは「感じる」ことの
半分も重要ではないと
固く信じています

＊＊＊＊＊＊＊＊

たとえば、
子どもと一緒に空を見あげてみましょう。
そこには、夜明けや黄昏の美しさがあり、
流れる雲、夜空にまたたく星があります。

子どもといっしょに風の音をきくこともできます。
それが森を吹き渡るごうごうという音であろうと、

家のひさしや、
アパートの角でヒューヒューという
風のコーラスであろうと。

そうした音に耳をかたむけているうちに、
あなたの心は不思議と解き放たれていくでしょう

＊＊＊＊＊＊＊

昨晩、名古屋の自宅に戻り
改めてこの本を読み返しているときに
ふと思い出しました。

売木村で息子に「ここの星は綺麗だね」
と言われととき、

すでに家に中に戻っていたわたしは
「そうなんだね。お母さんも後で見てみるね」
と言いながら、夜空の星を見ることすら
すっかり忘れていたことを。

空を見上げる余裕すらなかった自分

息子と一緒に夜空を見上げて
「星がきれいだね」と
そのとき、その瞬間を一緒に分かち合う
ことをしなかった自分

なんだか少し悲しくなりました……

それに加え、
子どもたちが幼少期のときに
もっとセンスオブワンダー体験を
一緒にしておきたかったな……

いろんな想いが入り混じり
複雑な気持ちに…

それでも！
今からでもできること
取り戻せる感覚は
あるとわたしは信じています。

人は何歳からだって
好奇心を持ち
イメージを膨らませ
創造していくことができます。

子育てだって

今からできること

改めて大切にしたいと思ったこと

を実践していけばいい。

このGWで自然の中に身を置き
本を読み、改めて大切なことに気づきました。

特に子育ては
子どもがその年齢で
そのときだからこそ
味わえる貴重な体験
毎日がその連続といっても良いでしょう。

子どもは本当にあっという間に
成長します。

後悔のないように
日々過ごしていきたいものです。

子どもたちに持続可能な社会を遺すために
今こそ読みたい世界的ベストセラー

「センス・オブ・ワンダー」

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