【 日本の下 地球の中 】加筆あり ② | 知恵の実を食べたサル

知恵の実を食べたサル

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古き善き新しい日本の在り方と生き方を探ります。


大変申し訳ありません
アメンバー承認は、お互いにある程度コミュニケート出来た上でとさせて頂きますことをご了承くださいませ。
m(__)m



地球と日本列島の地下
大地の営みについて
個人的な推察を記しておきます



 日本列島は世界的に見ても複雑極まりない地質構造をしている。


 列島地殻は数千万年を経て形成されたプレート付加体(沈み込み帯で剥ぎ取られたイザナギプレートの地殻が付加(重ね付け)された物)により形成。(現在は太平洋とフィリピンプレート)
 


 プレートの運動(イザナギプレートの北上)に乗り、別々の付加体が移動・合体(その境界が中央構造線・棚倉構造線・胆振古潭構造線)。



 現日本海付近にマイクロプルーム(マントル)が上昇、その横拡散に伴い日本海が開き列島がくの字に折れる。

 くの字に折れた地殻の裂け目が陥没(フォッサマグナ)、その陥没した境目が糸魚川-静岡構造柏崎-千葉構造線





その列島地殻の下には↓北から北米プレート、↑南からフィリピンプレート、→西からユーラシアプレート、←東から太平洋プレートの4枚のプレートが潜りひしめき合っている!


その後、フィリピンプレートの北上に乗ってきた海底火山群が伊豆地塊としてくの字に折れた列島の尻の部分と衝突!
地殻を押し上げて丹沢・関東山地を形成。
それに伴い中央構造線も北に押し上げられてへの字に屈曲。

富士山は、
ユーラシア/←太平洋と
フィリピン/←太平洋の2つの火山フロントと
ユーラシア/←(北米/←フィリピン)の三重潜り込み点が重なる結節点にマントル由来のマグマが上昇してきて出来た極めて稀有な成因の火山🌋であります!(ホットスポットではない)
     
✳️(/は境界面、←は潜り込み方向)


下の富士ラインはフィリピンプレートの下に太平洋プレートが潜り込んで、深さ約100㎞に達した地点でマグマが発生(火山フロント帯)。
伊豆地塊の衝突によって出来た裂け目に沿ってマグマが上昇して出来た富士火口列
(富士火山帯の北の起点)
写真の大室山は側火口、富士の向こう反対側にも宝永火口が有る ↓↓↓

富士山が噴火する時は、新しい火道(マグマの通り道)が出来ない限りこの富士ラインの何処かから噴火する🌋と予測される。
もしくは、古御岳山の火道からの噴火も有り得る。



(戸隠山・九頭竜山、蟻の塔渡り)


(中央構造線、大鹿村北川露頭)




(山梨金峰山、五丈岩)




日本列島は様々な種類の岩盤がひしめき合い、地殻変動を繰り返して今の形(竜の形)をしています。

そして、周囲を海に囲まれ、4枚のプレートは水(H2O)を含んだプレート岩盤(主にカンラン岩)が地下へと潜り込み、やがて高温高圧の領域(深さ約100㎞(火山フロント))へ達するとプレート岩盤と水が反応し融点が下がり熔けてマグマが生成され、浮力により上昇する。

その際海洋から引き込んだ水も離水し上昇。



ハワイやアイスランドなどのホットスポットでは、マントルのプルーム(上昇流)によりマントル遷移相から上昇してきた含水マントルが、減圧により水と反応してマグマを生成上昇、ホットスポット型火山となる。

 



何千万、何億年にも渡り大気圏から海洋、地下マントルへと繰り返されてきた水循環

離水により上昇する水は高温高圧により超臨界水の状態で地下岩盤を変成、浸透して行く!

 

 



拡散浸透した超臨界水は断層や亀裂、脆弱層(破砕帯)に入り込み、間隙圧力を高め結果、歪み断層の摩擦係数を下げ地震に至る。

それが現時点での地震のメカニズムであると推測される。

したがって

歪みの貯まっている断層帯へ超臨界水を圧入すれば人工的に地震は起こせると言うことです!



また、
断層が有るから地震が起こるのではなく、
地震が起こる条件が揃っているところに地震が発生し、その結果断層ができるのであります。


岩盤は硬い飴細工の様な動きをし、大きな力で時間を掛けてゆっくりと動き変形します。
したがって、
大きな地殻変動の前後の歪みは圧力の高い方から低い方へゆっくりと押せ押せで(順繰りに)動き、解消・蓄積をします。
飴にも割れ易い飴、粘りの有る飴、硬く粘りの有る飴など様々なように、岩盤もその性質で様々な動きをします。

定期的に大きな地震を繰り返す断層
いわゆる、アスペリティと呼ばれる岩盤固着面
は硬く粘りの有る岩盤で摩擦係数が大きく、引っ掛かりが強い為周辺岩盤との歪みが溜まりやすく、そこに超臨界水が浸透、固着限界を超えると一気に固着断層面の破壊が起こると予想されます。
スロースリップは逆に、摩擦係数が小さく固着限界が低い為、大きな歪みが溜まる前にズリズリと動きます。

スロースリップは一見安全のように感じますが、アスペリティ破壊の前震と余震の時にも観測される事から、その発生場所を考慮して判断する必要があります。


超臨界水は強い酸化力(溶解力)を持ち

岩盤の変成作用も高い為、それにより化学反応で水素や酸素といった高反応性気体を発生させ、その爆発的反応により地震を誘発させる可能性も考えられます。



また、

超臨界水は現代科学分野に於いて、プラスチック・ダイオキシン・PCBなど有害な高分子系物質を安全に分解する技術に使用されています。


すなわち、超強力な浄化作用があるのです!


もしかすると、超臨界水(超臨界流体)は放射性廃棄物処理にも有効かもしれません!



そんな浄化作用を持つ超臨界水が自然の地球内部、マントル遷移相に海水の何倍もの量蓄えられ循環しているのです!


これはあくまでも個人の考えですが

地下世界に於ける

天然の超臨界水の営みが竜神様の現れの正体なのかもしない!


なぜならば、

超臨界水は高温高圧のエネルギーを持ち

その物理的な特性が波動の働きに非常に似ている。

(粒子と波動の両方の性質をもっている)



自然界に於いて偶然は存在しない!

全ては相互に作用し合い、グルグルと循環している必然なのです。



地殻変動は地球の営み


恐れ忌み嫌ってはならない


生きている事に感謝し


人間はただ

備え

耐え

受け入れ

受け流すのみ