長野県飯田市と静岡県浜松市を結ぶ
三遠南信道路が早ければ2025年度にも開通するようです!
その中でも一番の難所、
中央リニア南アルプストンネル、
東海北陸自動車道飛騨トンネルに匹敵すると言われた青崩峠トンネル!
南ア・飛騨に比べて土被り圧や高圧湧水は低いのだけれど、貫通ルートがトンネル掘削現場としては史上最悪と言われた場所。
中央構造線を横切るのではなく、構造線内を平行して掘り進めなければならないルート!
平行して共用する国道152号線自体が、中央構造線の圧搾されグズグズに粉砕された脆弱構造線を、川が浸食して出来たV字谷に沿って走っている。
当初は、この真下を青崩峠トンネルを貫通させる予定で試験掘削を行っていたのだが、何度掘削しても脆弱過ぎて崩落が止まらず、現在の日本のトンネル掘削技術を持ってしても掘削不可能という結論に達しルート断念した次第。
よって、現在新しい青崩峠トンネルルートは、中央構造線の西側の岩盤の安定した熊伏山尾根下側(西南日本内帯側)を掘削している。
そして、そのトンネルも来年2023年4月に開通予定だという!
1983年の計画から、実に40年目にしての開通となる。
山梨県側の中部縦貫道路
長野県側の三遠南信道路
利便性と防災面での中部地域を縦に結ぶ動脈は、是非とも有効に活用していただきたい。
ただ、個人的には青崩峠トンネルがルート変更で中央構造線を迂回してくれた事に安堵している。
それは、青崩峠が日本最大龍脈の龍の背であり、日本トップクラスの気場(パワーフィールド)であるので、穴を穿って欲しくなかったからである!
その龍の背を貫通する中央リニア
残念ながらこの真下を通る南アルプストンネル(全長25km)は、あと10年内には貫通してしまうだろう。↓
日本列島という龍体は満身創痍である。