自分のことなんですが、9月11日の朝、突然の腰痛と血尿!

冷や汗、左腰部のずっしり思い鈍痛、そして、なによりも下腹部の違和感で、すぐにトイレにいきたくなるようで、大変な1日をすごしました。

CT検査を行うと左尿管結石でした・・・

そこで、尿管結石について、本日から5回(第1回~第5回)に分けて、述べてみたいと思います。

第1回:尿管結石とは?

尿管結石とは、腎臓で作られた小さな結石が、尿の通り道である尿管を通過しようとする際に起こる病気です。結石が尿管を塞いだり、移動したりすることで、激しい痛みや血尿などの症状を引き起こします。

結石ってどんなもの?

結石は、尿中に含まれる成分が固まってできたもので、主にカルシウム、シュウ酸、リン酸カルシウムから構成されています。大きさは数ミリから数センチまで様々で、場所も腎臓、尿管、膀胱など尿路のどこでもできます。

なぜ尿管結石になるの?

尿管結石になる原因は、まだ完全に解明されていませんが、以下の要因が考えられています。

  • 脱水: 水分を十分に摂取しないと、尿が濃縮され、結晶が作りやすくなります。
  • 食生活: シュウ酸やナトリウムを多く含む食品の過剰摂取は、結石形成のリスクを高めます。
  • 遺伝: 家族に尿管結石の患者がいる場合は、遺伝的な要因も考えられます。
  • 代謝異常: 痛風や高尿酸血症などの代謝異常も、尿管結石の原因の一つとなります。
シュウ酸カルシウム結石が多いですが、私の場合は、尿酸値も高かったので尿酸カルシウム結石の可能性あり、尿酸生成抑制剤を内服しました。

尿管結石の症状は?

尿管結石の主な症状は以下の通りです。

  • 激しい痛み: 疝痛と呼ばれる、波のように襲ってくる激しい痛みを感じることが特徴です。痛みは腰や腹部、鼠径部などに現れます。
  • 血尿: 尿に血が混ざることがあります。
  • 吐き気、嘔吐: 激しい痛みによって、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。
  • 頻尿、残尿感: 尿が出にくい、残尿感があるなどの症状が現れることもあります。

尿管結石はどうやって診断するの?

尿管結石の診断には、以下の検査が行われます。

  • 尿検査: 血尿や結晶の有無を調べます。
  • 血液検査: 腎機能や尿路感染症の有無を調べます。
  • 画像検査:
    • 腹部単純X線: 腎臓や尿管にカルシウム成分の結石があれば、写ることがあります。
    • 超音波検査: 腎臓や尿管の形状や結石の有無を調べます。
    • 腹部単純CT検査: 結石の大きさ、場所、数を詳細に調べることができます。

私の場合も、腹部単純CT検査で、すぐに結石が分かりました。カルシウム含有結石のため単純CT検査で写り、4mm大でした。そして、すでに膀胱の入り口近くまで落ちていました。

 

 

尿管結石は、激しい痛みを伴う病気ですが、早期に発見し適切な治療を受けることで、症状を改善することができます。

 

次回は、尿管結石の痛みと対処法についてお話します。