そもそも脳波ってどういうもの?

脳波は、脳内の神経細胞が情報をやり取りするときに発生する微弱な電流を頭皮から計測したものです。まるで脳内を流れる情報の川のようなものですね。この脳波を波形として記録したのが、まさに「脳波検査」です。

脳波の種類と特徴

脳波には、大きく分けて5つの種類があります。それぞれ異なった周波数と特徴を持ち、脳の活動状態を表しています。

 

脳波はその振動数により低い順から

デルタ波(1-4ヘルツ):デルタ波は深い睡眠状態や無意識のときに出る。

シータ波(4-8ヘルツ):シータ波はうとうとしている時、瞑想している時、非常にリラックスしている時に出る。

アルファ波(8-12ヘルツ):アルファ波は起きているが、リラックスして平和な心の状態のときに出る。

ベータ波(12-30ヘルツ):ベータ波は覚醒していて、精神的に活発に活動していて、問題を解いている時などに出る。

ガンマ波(30-100ヘルツ):ガンマ波は極度に集中して学習している時に出る。

 

脳波が異常を示す場合

脳波が異常を示す場合、以下のような病気が考えられます。

  • てんかん: てんかん発作の診断や治療経過の観察などに用いられます。
  • 脳腫瘍: 脳腫瘍の部位や大きさを推定するのに役立ちます。
  • 脳炎: 脳炎の種類や重症度を判断するのに役立ちます。
  • 脳血管障害: 脳卒中などの脳血管障害の診断や後遺症の評価などに役立ちます。
  • 睡眠障害: 睡眠障害の種類や原因を診断するのに役立ちます。
  • 認知症: 認知症の種類や進行度を判断するのに役立ちます。

脳波は、私たちの脳の活動状態を映し出す貴重な情報源です。

脳波検査は、脳の様々な病気を診断したり、治療経過を観察したりするのに役立ちます。

 

脳波の特徴を知ることで、自分の状態に適した音楽を聴いて、集中したり、睡眠を促す音楽を聴いて、自分の身体を整える事が出来ます!!

ぜひ参考にしてください。