日本プロレス史上最大の夜 ❺ 実は私、全日育ちだったんです | まつすぐな道でさみしい (改)

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19771215日 蔵前国技館

観衆: 12000



「全日本プロレス創立5周年記念・世界オープンタッグ選手権大会」最終戦 45分一本勝負


ドリー・ファンク・ジュニア & テリー・ファンク組(ザ・ファンクス) / アメリカ代表

vs.

アブドーラ・ザ・ブッチャー & ザ・シーク組(史上最凶悪コンビ) / アフリカ・中近東代表




 1977年12月15日というので私は7歳ということになるが、この試合が私の人生の中で一番最初に印象に残った試合となる。


 実は今でこそ新日原理主義者のような顔をしているが、民法のテレビ局が2局しか無いという九州の片田舎で育った私は、放送時間の問題か、はたまた祖母が熱狂的なジャイアン馬場ファンてあったことが原因なのは、今になっては定かでは無いが、小学校高学年から中学生くらいになってアントニオ猪木や長州・藤波、前田日明などに魅了される新日本プロレスに傾倒する以前、幼少期はジャイアント馬場率いる全日本プロレスを見て育ったと言っても過言では無いんだけど、段々と新日本プロレス寄りになって縁遠くなっちゃいました。




 田舎の子供達で初めて観に行ったのも、全日本プロレスだったんですけどね。




 最後に全日本プロレス見に行ったのは、また武藤ちゃんが新日本プロレス所属なのに全日ベルト巻きまくってた頃の武道館で、随分と間空いて最近の全日は全然見てないんですよね。











 今大会一番の注目カートで、注目は元・健介オフィスの二人の確執なんですけど、足を踏んだ人間は踏んだことすら覚えてなくて、踏まれた人間はずっと忘れないってことなんでしょうね。






 

 







 

 試合は一番若手の青柳優馬が拳王のフットスタンプで沈められてしまいましたが、宮原健斗と中嶋勝彦のバチバチ感、諏訪魔と征矢学の肉弾戦など見どころ満載の一戦で、試合内容自体はこれが一番面白かったと思います。




  ジャイアント馬場・全日本プロレスにROOTSを持つ両団体ではありますが、分裂から20年以上の時を経て全く別の色を打ち出しているのが面白いのですが、これは力道山の日本プロレスから分裂した新日本プロレスと全日本プロレスが対象的なコントラストを放っていたことを考えると至極当然のことです。




 なかでも、今回拾い物だったのは青柳優馬(27)です。

 1999年に創設者のジャイアント馬場が亡くなった後は、NOAHとの分裂、武藤・全日本プロレスと紆余曲折を経ながら51年目を迎え、現在は健介オフィス出身の宮原健斗ワントップで運営しているらしいですが、私が子供の頃に見ていたジャイアント馬場・全日本プロレスの匂いを感じさせる若手が育っているのが面白い!

 これはあくまでも私の個人的意見ですが、
清宮海斗(26)といい次世代の若手に限った話をすれば、新日本プロレスよりもNOAH、全日本プロレスの方が楽しみであり、近い将来業界の序列がひっくり返る可能性も無きにしも非ずではないでしょうか?




 

 

  

 やっぱり、青柳優馬最高です!


 ただの木偶の坊だと思っていたカマボコも、体の大きい出川哲朗みたいで面白いレスラーになって来ました。


 


 

 

 解説席でボーッと見てるヤツが1人居たな…

 ああ !?

  解説でなに語ってるんだ、北宮!

 お前が俺と中嶋勝彦の試合を解説するほど、業界的にいえば顔じゃねえぞ! 

 なに座って呑気に見てんだ?

 手前ぇが解説出来ることなんか、これっぽっちもねぇ。

 おい、せっかく俺がこのNOAHという言葉を何回も口にしてんだ。

 北宮光洋、お前今日、挨拶なかったな、俺に! 
 
 おい、俺の古巣は挨拶に厳しいぞ! 

 北宮光洋、お前に言っておくよ、お前はよく知っているだろ?  

 今月何があるか?

  2月27日、俺の誕生日だ。

 いいか、北宮光洋、お前に1つだけ言っとくぞ! 

 解説席から見てねえで2月27日、全日本プロレスのリングに挨拶に来い。

 いいな! 

 お前は何を教わった?  

 健介オフィスでな!

 挨拶を忘れるなよ。

 2月27日、全日本プロレスに挨拶に来い!

 分かったな?







 健介オフィスの闇は、想像以上に深そうです! 滝汗 笑い泣き ゲロー