2021年3月27日(土)は、超・馬鹿プロレス祭り！ ❷ 浄土宗西山深草派 | まつすぐな道でさみしい　(改)
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2021年3月27日(土)は、超・馬鹿プロレス祭り！ ❷ 浄土宗西山深草派



 ⛩靖國神社の満開の桜の🌸の下で楽しむチャリティープロレス、まず紹介するのは、浄土宗西山深草派のお坊さんがリアルジャパンの鬼と対峙するこの試合。


 この試合のスーパーライダーという選手はその風貌から、以前わたしは完全な色物だと思っていたのだが、これに関しては界隈のプヲタ方面の人物から猛烈な勢いで訂正されたことが有る。


 ちょっとヲタ用語が酷過ぎて、何を言ってるのか分からないと思うので、これを日本語に翻訳するとこのようになる。


 スーパーライダーの中身は佐山聡が興したシューティング（修斗）黎明期のレジェンドであって、決して色モノなどではありません。


 あのマスクの下には本物の鬼が隠れているのです。


 しかしながらスーパータイガー同様、ことプロレスのレベルは決して高くは無く、兎に角塩っぱい試合を連発してしまいます。


 そうは言いながらも、この二人を素顔でリングに立たせてしまうと、例えプロレスと言えども相手を殺してしまう危険性があり、制御装置としてあのマスクを被らされているのでは無いかと予想されます。


 という内容で、あのマスクはちょっと前に流行した鬼滅の刃に出て来る女の子（竈門禰豆子）が咥えたボールギャグのような役割を果たしているのではないか？ と申しておる訳です。




 もう一方のスーパータイガーはと言うと、こちらはもう説明不要、あのアブダビコンバットで優勝、🏆寝技世界一🏅の称号を引っ提げ、当時日本のMMA界隈でデカイ顔をしていた菊田早苗を１ラウンド僅か35秒🩸素手でなぶり殺し🩸にしてしまったという、本物の人喰い鬼👹が入っており、恐らく彼の場合は指名手配から身を隠すためにマスクを被っているのだと思われます。








 この２匹の鬼と対峙するのは、浄土宗西山深草派の僧侶でありながらプロレスラーという二足草鞋を履く、武闘派僧侶・阿部史典（僧名・諦道）もう一人の方は知らないので割愛。



 お坊さんが武闘派？ と違和感を抱かれる方も居るかとも思われますが、日本のお坊さんというか寺院は、武蔵坊弁慶の昔から武装勢力という一面も併せ持っているというのは、一向一揆などの歴史上にチラホラと現れる時の権力者とお坊さんの闘争でも分かる。

 
 そんな僧侶の血を引き、インディーズ団体の間で引っ張り凧の人気を誇るレスラー阿部史典という男だが、彼は類い稀なプロレス遍歴を誇っている。



 小学5年生のときに兄が友達から借りて来たエキサイティングプロレスというゲームでプロレスに目覚めた彼は、自分も毒霧やムーンサルトプレスが出来るようになりたいと言う一心から、学校帰りのランドセルを背負ったまま高円寺にあるプロレスジムの門を叩く。



  彼の訪ねたプロレスジムでは、少年の夢見た毒霧やムーンサルトなどのゲームに出て来たプロレス技は一切教えてくれず、当時コーチとして滞在していたビル・ロビンソンよりキャッチ・アズ・キャッチ・キャンという、小学生のイメージするプロレスとは全く掛け離れたテクニックをひたすら叩き込まれ、練習後にはまだデビュー前の素人だった鈴木秀樹とプロレスごっこに興じるという日々を中学３年生までの4年間過ごしている。


 その後の阿部は高校を中退、僧侶として働きながらプロレスリングBASARAの練習生となり、2015年にレスラーとしてデビューに漕ぎ着けるのだが、ビル・ロビンソン直伝のキャッチと、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば救われるという「専修念仏」の教えを説いた法然を開祖とする浄土宗800年の歴史で培われた法力が融合した結果、これまでに無い全く新しいスタイルの必殺技が誕生する。
 

 

 私はハード・ヒットやリアルジャパンプロレスの会場で、このレスラーの試合を何度か観てはいるのだが、残念ながら、この究極兵器と呼んでも過言では無い必殺技（名前は分からない）を未だに生で見たことがない。



 果たして２匹の鬼と対峙するこの一戦で、阿部史典の仏法式必殺技が火を吹くのか？

 今回の靖國奉納プロレス、オールスター戦の中でも非常に注目度の高い一戦なのだが、試合内容に関しては、私の観戦時のポジション的な問題もあり、大した写真が手元に残っていないため、ルイスポーツという人物がTwitterに試合動画をupしているので、これを参考にして頂きたい。
 

 


 こうやって動画で見るとスーパータイガーも結構活躍していたようにも見えるが、実際に試合を見た感じでは9割方スーパータイガーが対戦相手の二人を相手にして、レジェンドであるスーパーライダーは殆どロープ越しに試合を眺めているだけだったことにリアルな上下関係を感じ、残念ながら阿部史典の法仏説法が繰り出されなかったことに一抹の寂しさを感じた。


注）今回は神社⛩の境内ということもあり、仏教の法力が封じられていたのかもしれないので、次回に期待したい😭



 しかし、界隈のカテェプロレス好きの間で最近あまり評判のよろしく無いスーパータイガーだが、中盤に放った、ジャーマンスープレックスとフィニッシュの顔面へのソバットにはガチな鬼の一面垣間見れた感じがし、それほど塩っぱいレスラーでは無いなという印象が残った一戦だった。