いよいよ年の瀬も迫って参りましたが如何お過ごしですか、白石加代子でございます。
先日お話したリアルジャパンプロレスの興行『ストロングスタイルプロレスvol.8』の件ですが、『試合の紹介が2行だけとは何ごとか!』と、初代の方からお叱りを受けまして、本当はこんなのよりプロレス大賞ネタの方が数字が取れるのですが、仕方が無いのでさっくりと振り返って参りましょう。
失礼致しました。間違って別のアル中のブログのリンクを貼ってしまったようで、正しくはこちらでございますね。
まずはこの過激な仕掛け人新間寿と初代タイガーマスクの2ショットからですね。
四次元殺法の初代タイガーマスクは今更説明の必要もない思いますが、猪木vs.アリ戦を仕掛けたことで有名なこのお爺さんは、力道山の元で筋力トレーニングを積んでと昔話をしておりましたが、アントニオ猪木が新日本プロレスの前の立ち上げた東京プロレスや旧UWF、ルチャ系のユニバーサルプロレス、ジャパン女子プロレスと、全日系以外の殆どの団体の立ち上げに関わり、新日時代にはWWFの会長も勤めていたという、日本のプロレスの歴史を作って来た重要人物の1人でありまして、この2人が御存命のうちにツーショットを見れるというのは本当に貴重な体験だと思います。
意外とナイフボーイは博識なところがございまして、チョイチョイ小ネタを挟んで来るのですが、そのような物も交えながら、そろそろ試合の方の話に移らせて頂きます。
ちょっと何を言ってるのか分からないと思いますので、これを日本語に翻訳しますと、『スーパーライダーの中身は佐山聡が興したシューティング(修斗)黎明期のレジェンドであって、決して色モノなどでは無いことは確かで、あのマスクの下には本物の鬼が隠れているのです。しかしながらスーパータイガー同様、ことプロレスのレベルは決して高くは無く、兎に角塩っぱい試合を連発してしまうのです。そうは言いながらも、この二人を素顔でリングに立たせてしまうと、例えプロレスと言えども相手を殺してしまう可能性があり、制御装置としてあのマスクを被らされているのでは無いかと予想されます』という内容でありまして、あのマスクはだだ今絶賛流行中の鬼滅の刃に出て来る女の子(竈門禰豆子)が咥えたボールギャグのような役割を果たしているのではないか? と申しております。
確かにそうやって見てみると鬼の片鱗が窺えるのですが、なんと申しますか、余りの塩分濃度の濃さから私の意識は入口の売店で出会った漆黒の闇に飲み込まれて行ってしまうのです。