秩父の湯 星音の湯
前回の秩父はチョット遠出したが、それからまた2日後、近場シリーズ第3弾!
ここは関東最大級って謳うだけあって兎に角デカイ!
先ず1.2階は駐車場で3階がフロントになるのだが、3階から入るとフロントとフードコート。
メニーなどはHPから見てもらうとして、兎に角このフードコートは日帰り温泉の食堂のレベルでは無い美味さだったけど、少し量が物足りなかったかな?
今回はアジアン食堂だったけど、色々と食べてみると印象が変わるかもしれない。
そして肝心の4階(温泉スペース♨️)は後回しにして、5階の岩盤浴ラウンジを先に紹介すると、基本的に別料金を払ってまで岩盤浴ラウンジに入る価値は無いという主義の私だが、ここは650円の別料金を払う価値は十分に有る。
詳しくはHPのリンクから見て貰えば分かるのだが、スゲー数の岩盤浴には個人的には興味は無いのだが、漫画やリラクゼーションスペース(カップルがイチャついていて子供の教育には悪いが)が充実しており、ここのおかげ(女房子供はココで楽しんでくれる)で、私は温泉とサウナを思いっきり堪能出来る。
露天からジェットに壺風呂、炭酸泉まで一通り揃っているのだが、普通のお風呂で面白いのは熱湯という熱湯風呂。
熱湯と言っても43°Cと通常の適温の温泉が40°Cなので、他の温泉と3°Cしか変わらないのだが、この2°3°の差が温泉での体感温度は熱湯のように感じるのだから面白い。
サウナの主役を水風呂と考える私からすると、17°Cと15°Cの2種の水風呂を揃えるこの温泉は超優秀で、上記熱湯風呂でも言ったが、僅か2°C程度でも体感温度としては相当な差が生まれるのだが、17°Cの水風呂に人が偏っている理由はそれだけでは無さそうだ。
通常水風呂を楽しむ際、冷たい水風呂と火照って身体の間に中和された温度の羽衣が出来、オッサンたちはこの羽衣に包まれて冷たさに耐えることが出来るのだが、この15°Cの水風呂は炭酸泉というオプションが追加されている。
本来なら温度の羽衣で身体を覆い、水風呂の冷たさから身体を守るべき部分がすべて炭酸のシュワシュワに包まれ、その炭酸の泡が弾けるたびに電流爆破デスマッチの如く肌を刺激する。
想像出来ると思うが、肌の薄い敏感な部分(先っちょと、袋)に対する攻撃力は半端では無く、恥ずかしながら『ヴゴォ〜! ウックック、うぶぉ〜!』と、意味不明の雄叫びを上げてしまうほどであった。
サウナーズ
実はこの夏休み期間、WOWOWでサウナーズというサ道に出ていた俳優、磯村勇斗が本場フィンランドのサウナを巡るという番組を放送しており、フィンランドの人達がサウナ後に冷たい池に飛び込んだり、定番ドラマのサ道の方でも7°C〜9°Cのシングルと呼ばれるムッチャ冷たい水風呂に入るシーンに憧れを抱いていたのだが、まさか15°Cの水風呂に炭酸泉をぶち込んでしまうという拷問が有るとは考えもしなかった。
拷問と言えばもう一つ、この日サウナに設置されたテレビは何故かNHK・BSのナチスドイツのホロコーストなど戦争犯罪の番組を延々と流し続けており、異常に重苦しい絵面と熱気で蒸しあげられた空間は、まさに地獄絵図という様相だったのだが、この日の私は嫁と子供が5階のラウンジで寛いでいるのを良いことに、このサウナ、炭酸泉水風呂、熱湯風呂と地獄のループを10時間も楽しんでしまった。
この温泉はネットで前売り券を購入すれば、岩盤浴もふくめて1500円+飯代で嫁や子供も飽きさせずに一日中楽しめるのでかなりお得だと思うが1つ問題がある。
今はコロナの影響でスンナリ入れたのだが、オープン直後のコロナが流行る前は朝一から行列が出来ていて、休日などは入場も困難な状態だったので、また暫くすると簡単に入れなくなっちゃうのかも知れないので試してみたい人はお早めに…と言いたいところだけど、もう手遅れかも?