郵政民営化って。。。


小泉政権時代、純ちゃんフィーバーはものすごかった。。テレビ大好きっ子だった私は当時学生だったが、まんまと純ちゃんフィーバーの流れに乗り、街に貼ってある彼のポスターが欲しくて仕方なかった。。笑い泣き
今思うと本当に馬鹿だった滝汗
純ちゃんにハマってたくせに、政治は全く興味なく、当然郵政民営化がどんなものか知らなかった真顔
この本で、郵政民営化がどれだけ恐ろしい事だったかを学んだ。。ゲッソリ純ちゃんフィーバーとか、、マスコミが持ち上げるものは大抵やばいやつゲロー教訓になった泣テレビは民放映らないチューナーレステレビに買い直した。。NHK代払わなくて良くなるしニヒヒ

郵政民営化(2007年)
アメリカの強い要求によって実現したものびっくりマークまた奴らか笑い泣き
民営化前→郵貯や簡保では、法規制により米国債を買うことができなかった。
民営化後→民営化することにより米国債を買わせることができるびっくりマーク
日本人が貯蓄したお金をそっくりそのままアメリカに差し出そうとしたのが郵政民営化の正体ゲロー
昨年政府が不自然なほど新NISAゴリ押ししてたけど、この郵政民営化と同じ流れ?って思った真顔ネットとかでも妙にアメリカ株に誘導してたし、日本人の預金アメリカに流すため?って勘繰っちゃったから私はやってない。。。いや、そもそも投資にまわせるお金がなかった笑い泣き泣

日本政府にとっては郵貯(国民の貯金)で国債や財政投与信託を買うことができなくなるので反対した。
しかし、解散総選挙で小泉人気にあやかり自民党が圧勝。
2010年、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の2社は当初株式上場を目指すとされていた。もしそれが現実となっていたら外資に乗っ取られていた。
しかし、2009年8月の衆議院総選挙の結果、民主党へ政権交代が行われ「待った」がかかった状態のまま。
こちらの本は2011年に出版されている。
残念ながら2015年に日本郵政、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行の3社が株式を上場したゲッソリガーン
恐れていたことが起きてしまいましたチーン残念です。。

これまでのBIS規制→自国の国債はリスクゼロで評価しても良い。
新BIS規制→国債に関してリスク評価を行なって引当金を積まなければいけない。
日本の財政は赤字国債の発行に依存しており、バランスシート上はすでに債務超過、つまり破産状態ポーン日本の国債はリスク資産である。
国債の最大の引き受け手となっているのが、ゆうちょ銀行。9割以上が日本国内の民間からの借り入れであり、円建ての債務であるから、償還に困るようなら円の発行権を持つ日銀が円を印刷して返すことができる。日本の借金は国内問題。
だが、新BIS規制によって国債のリスク評価が導入されれば、民間の金融機関はこれまでのように国債を引き受けれなくなる。
国債の買い手がつかなくなり、市中消化ができなくなる。もし国債相場が暴落すれば、政府はおいそれと国債を発行できなくなる。
「円を刷ればいいニヤニヤ」というのも、日本が通貨発行権を自らの手に維持し続けることが前提である。
1997年のアジア通貨危機に際し、韓国は米格付け会社ムーディーズによって国債の格付けを下げられたとたん、通貨ウォンが大暴落し、IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれることになった。
2001年まで続いたIMF管理下で、極端な外資の導入や企業の徹底的再編が行われ、一時はV字回復を遂げたが、大量の失業者の発生や格差の拡大といった問題が起こり、数々の改革の矛盾に直面することになった。(日本も2011年に引き下げられている)
IMFに管理されるということは、内政の自由を奪われ、通貨発行権を取り上げられる。最悪のシナリオであるゲッソリ


日本はすでに破綻済みというべき状態チーン
日本の国家予算は、近年税収で賄うことができず、多額の赤字国債を発行することで編成している。
そもそも財政赤字を補填するために、赤字国債を発行することは日本の財政法に違反しているポーン
本来は禁じ手の資金調達方法だが、1975年に赤字国債の発行を認める1年限りの公債特例法が制定され、その後はなし崩し的に毎年のように「特例」を実施して、赤字国債を発行し続けている。特例って特別って意味だよねニヤニヤ毎年特例の日本笑い泣き
この赤字国債は10年後の1985年から償還が始まるはずだったが、1984年に制定された公債特例によって国債の償還期限は60年まで延長された。。
例・償還期限10年の国債→10年たった時に全額の6分の1だけ現金で返済し、残りの6分の5は赤字補填のための借換債を発行して賄うことができる。つまり借金を借金で返すということゲッソリ自転車操業??
借換債って?
満期がきても償還せずに再び借り換えるために発行される公債のこと。
この時から赤字国債の増発を抑える歯止めがなくなってしまった。
この時点で日本は財政破綻済み。
日本が長期の債務超過を続けながら破産していないのは、円を刷る権利があることと、国家権力に物を言わせて債権(国債)を金融機関に買わせることができるから。
その元手になっているのは、銀行などに預けられた国民のお金と、国民から巻きあげる増税である。。。

「君は一万円札を破れるか? 苫米地英人」より

2011年の出版なので、今とは状況が変わっているけど、お金とはそもそもなんなのかを知れて良かった!
金融、経済、政治うとくても、これはちゃんと最後まで読めたニヒヒ
日本は今後どうなっていくか不安が残るけど笑い泣き泣
考えても仕方ない。。仕方ないことは考えないニヒヒ
逃避。。。

最後まで読んでくれてありがとうウインク