黒岩正和の旅日記 ~野宿が堪える歳になりました~ -22ページ目

黒岩正和の旅日記 ~野宿が堪える歳になりました~

【島祭】・【ご当地グルメ】・【戦国史跡】にはまり、日本各地を旅烏(タビガラス)として飛び回っています。 日本の島や戦国史跡はもちろん、中国雲南省・メコン河流域の国々など、思い立ったら旅立ってしまうカメラマンの旅先での出来事☆

2010年お盆の島旅は、長崎・五島列島 の念仏踊りを中心に旅をした。


結構な期間旅をしたので、その他地域の旅についてはおいおい書こうと思うのだが、今回は福江島の念仏踊りについて・・・。


台風4号の影響で大幅に予定を狂わされながら、念仏踊りが行われる直前の日になんとか福江島に入った。

台風の影響で、どんよりとした空模様だ。


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福江島の念仏踊りは、遣唐使として大陸に渡った空海が持ち帰ったとされる踊りで、各地区によって名称や衣装・楽器などが微妙に違う。


その中で原型に最も近いとされるのが、嵯峨島の【オーモンデー 】だ。派手な衣装とヨーデル調の唄が特徴なのだが、今年は集落内で亡くなった方がおらず、あっという間に終わった感がある。



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この福江島・貝津港からフェリーで渡る嵯峨島で、愛用の三輪カーでお墓に花を供えに向かうおじいちゃんと出会った。穏やかな表情に島人の人柄が滲み出ている。



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福江島周辺で一番有名な念仏踊りといえば、主に市街地で踊られる【チャンココ 】になるのだが、これも集落ごとに衣装などが微妙に違う。新盆の家や過去3年以内に亡くなった方の家の庭先で踊るのだが、かなり神出鬼没だ。集落ごとの衣装の違いを見分けるのもおもしろいかもしれない。



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8月13~15日の間、勢力的に福江地区を廻り、【チャンココ 】を追った。


そんな福江島の念仏踊りの中で、僕が一番好きだったのは、富江地区で行われる【オネオンデー 】。墓前で舞われる踊りなのだが、花火と爆竹の音が鳴り響くお墓で、鐘の音と独特な踊りは絵になる。ちょうど夕暮れ時にやるので、とてもフォトジェニックだ。



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街へ出ている人もお盆の時期には、お墓に提灯を上げるために島に帰ってくる。久しぶりに会う祖父母・親・兄弟・親戚・友達・・・・先祖から続くその大切な輪の中に自分達がいることを再確認し、再び街へと戻ってゆく。僕自身カメラマンとしてお盆の時期には日本各地を飛び回っているため、この時期に実家へ帰ったことが長い間ない。久しぶりに帰ってみようかなぁと福江島のお盆を見て思った。


先日、【四国へ 】の旅ブログに書いたのだが、仕事の合間の1日休暇を利用して、夜行フェリーで四国に入った。目指すは、虫送りという夏越し行事が行われる愛媛県・伯方島。


虫送りというのは、全国各地に残る風習の一つだが、農作業が一段落する時期に行う害虫駆除の農業行事で、その土地土地のやり方があるらしい。島の虫送りとはいったいどんなモノなのか興味をそそる。


伯方島は、「伯方の塩 」で有名な島なのだが、船が着いた高松から電車を乗り継ぎ、今治から高速バスで向かうこととなる。


あいにくの空模様の中、虫送りが行われる善福寺へ道に迷いながら辿り着いた。




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本堂でのお祈り終了後、島人達の会食に招待された。他所の人でも気軽に招いてくれる・・・そんなところが好きで島祭りを撮影しているのではないかと時々思う。



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ちょっと酔いが回ってきたところで、集落の鬼門を封じるため、東西南北にお札をたてに行った。



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その後、畑で取れた作物や青虫(害虫)を豊年丸というお手製の船に乗せ、集落内の氏神様や地仏を廻り、最後に港から海に流す。

かなり雨もきつくなり、撮影に不向きな状況になっていたが、なんとか最後まで撮影出来た。



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古き良き日本の伝統が垣間見れた行事だった。

雨の中、豊年丸を見送る島人達がとても絵になる。



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穏やかな瀬戸内の島の行事らしく、ゆったりとした行事だった。

先日、島の祭りの撮影に四国へ旅立った時、久しぶりに夜フェリーに乗った。


神戸と高松を結んでいるジャンボフェリー なのだが、早朝4時高松到着直前に甲板へ出て深呼吸・・・

天気はあまり良くないが、早朝の独特な雰囲気が好きだ。



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高松からは四国再発見切符 という青春18切符の四国版みたいなやつ(2000円)で今治市まで移動。

しまなみ海道の島祭を撮影してきました。



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天気は良くなかったけれど、フェリーと電車で行く島旅もなかなかいいものです。移動費もだいぶ節約になりました。


今年の夏(お盆)の島祭は青春18切符で行こうかな。

梅雨も明け、猛暑日が続く先日とある島の夏祭りを撮影してきた。


アングラ界ではかなり有名なW島で行われる牛頭天王を祀る伝統行事【天王祭】なのだが、熱く激しく男気の溢れる祭りだ。


島中の明かりを消し、神事が終わった瞬間に一斉に光が灯る。写真は神事終了直後、御神燈に明かりが灯った瞬間。


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男衆達は、御輿を担ぎ御旅所へ乗り込もうとする若衆のグループとそれを阻止しようとする長老達のグループに分かれて争う。


島のメインストリートは活気で溢れ帰り、これぞ祭りといった雰囲気に包まれていた。

幸いカメラマンも少なくかなり近くで撮影出来る。問題はカメラを壊さぬことだけだ。



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この祭りのお気に入りの一枚がこちら・・・ 若衆に挑もうとする長老の表情が最高だ!



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しかし数秒後、投げ飛ばされてしまった・・・



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花火もあがり、祭りを盛り上げる。



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激しい祭りだったが、無事カメラも守りきった。

いよいよ夏祭りの季節到来だ!


有名な社寺が数多く点在京都で、古寺に似合う花と言えば、僕は間違いなく【蓮】と答える。


極楽浄土を彷彿させる花弁・朝露を蓄える葉・薄紫の蕾・・・どれも古寺に似合う。



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日々の生活に疲れた時、古寺の蓮に心洗われる。

先日関西も梅雨明けが宣言され、暑さが激しくなる今日この頃、蓮の花を見に行こうと思う。



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拝観料が高いのはちょっと痛いが、お寺が数多くある京都・奈良近辺にいる役得だなぁ。