こんにちは!あずあずです
ただいま、根本裕幸先生のお弟子合宿に参加中。。。
師匠とその弟子どもが膝を突き合わせる二日間。
今年1年の総括と今後について語りあっております
さて、今日のブログも子育てのお話です。
前回のブログでは、私が影響を受けた児童精神科医 佐々木正美先生について書きました。
今日は、私にとっての理想の親像について語りたいと思います
子育てをしている親御さんは、みなさん多かれ少なかれ
こんな親になりたい
こんなふうに子育てしたい
というイメージをお持ちなんじゃないかなー、と思います。
私にも、
「こんなふうになりたい!」
という理想の親像があります。
それは・・・
黄色い帽子のおじさん
絵本やアニメの『おさるのジョージ』で、ジョージと一緒に暮らしている人ですね。
この2人の関係が素敵だな~と、娘と見ながらいつも思っているのです。
なので、「子育て」という視点から、黄色い帽子のおじさんの良いところを挙げてみようと思います。
①子ども(ジョージ)が失敗しても責めない
おじさんは、ジョージがどんなにひどい失敗をしても、ジョージを責めません。
たとえば、ジョージが一人で料理をしようとしてキッチンをめちゃくちゃにしても、
「私のためにアップルパイを(作ってくれようとした)?」
と動機の部分をちゃんと見てくれて、やさしく「一緒につくろうか」と言うのです
それから、ジョージの失敗のせいで、二人が小さなボートで海を漂流することになるお話があるのですが
それでもおじさんは決してジョージのことを責めません。
それどころか、そんな状況でも、ジョークを言ってジョージを安心させてくれようとするのです
まるで『Life Is Beautiful』みたいですね
まぁ、常人にはここまでの寛容さをもつことは難しいですが
少しでも近付きたいな~と思ってます
子どもは失敗しながら学んでいくもの。
ものごとをよく観察し、
「これはこうかな?」という予測をし、
実際に試してみる。
失敗したら、また別の予測をして
それを試して観察する。
科学者たちもそうやってたくさんの失敗をしながら、新しい発見をします。
子どもは小さな科学者です。
未知の世界に対して、自分なりに考え、試してみることを繰り返しながら学んでいきます。
子どもが、安心して失敗できる環境で、のびのびとチャレンジしてほしいな、と思っています。
②子ども(ジョージ)を信頼する
上述したように、ジョージはたくさん失敗します。
でも、おじさんは見守ります。
ジョージがやりたいことがうまくできずに困っていれば、アドバイスをします。
求められるまで、余計な手出しはしません。
そして、ジョージが最後まで自分の力でやりとげたとき、こう言うのです。
「お前は天才だな!」
そうすると、ジョージは自分に自信を持ち、新たなことにも「自分ならできる!」と信じて次々とチャレンジしていけるのです。
子どもがやることって見ているともどかしくて、ついつい親が代わりにやってしまいそうになりますよね。
急いでいるときなんかは特に
でも、子どもが自力でやろうとしている限りは、それを応援する。
そんな親でいたいなと思っています
③自分の人生を楽しんでいる
おじさんには、いろんな個性的な友人がいます。
よく友人のところへジョージと一緒に遊びに行っては、交流を楽しんでいます。
そして、都会のマンションと田舎の別荘を持っていて、都会での生活も、田舎暮らしも両方楽しんでいます(私もぜひマネしたいところです)
休暇には、いろんなところへバカンスへでかけます。
趣味もたくさんあります。
ジャズが好きだし、自分でチューバも演奏するし、観劇にも出かけます。
そんな風に、いつもワクワクしながら過ごしているんですね
好きな音楽を聞いているとき、バカンスを楽しんでいるとき、おじさんはジョージに言います。
「最高だな!ジョージ!」
私の大好きな宮崎駿監督は、アニメを通じて子どもたちに伝えたいメッセージは、
「この世は生きるに値するんだ」
ということだと言っていました。
この世には生きていれば辛いこと、困難なこと、理不尽なことがたくさんあります。
人間社会に絶望しようとすれば、いくらでもできる。
でも、
人生はこんなに楽しい。
世界はこんなに美しい。
ということを子どもに伝えたい。
親が自分の人生を心から楽しんでいれば、その姿を見て、子どもも世界を信頼できるようになる。
そんな風に思っています
④わが道を行く
おじさんは、黄色に異様なこだわりを持っています。
(何があったか分かりませんが、子どもの頃に「もう黄色しか着ない」と決めたそうです。)
着ている洋服はいつも黄色。帽子も黄色、家も車も黄色。
普通に見たら、ちょっとおかしいです。
でもおじさんは気にしない。
人の目なんか、どうでもいいのです。
つまり、自己肯定感がめちゃくちゃ高い。
黄色い服は山ほど持っているのに、また黄色い服を試着しては、「似合うかな?どうだ?」と聞いてくるおじさんw
そんなワクワク顔のおじさんを、ジョージはうれしそうに見つめます。
先日、師匠が『子どもの将来は親の自己肯定感で決まる』という本を出しました。
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子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる
1,650円
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親の自己肯定感が高ければ、子どもの自己肯定感も高くなり、人生がうまくいくようになる。
これは本当にその通りだと思います。
他人と違っていても、自分はこれでいいんだ。
これが自分なんだ。
そんなふうに親が信じている姿は、そのまま
他人と違っていても、あなたはそのままでいいんだよ。
という子どもへのメッセージになるのです
・・・さて、『おさるのジョージ』を通じて私の理想の親象を語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
まだ語りたいアニメネタがあるのですが、時間がないのでまたの機会に
明日は合宿2日目です。楽しみ
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