ギレルモ・デル・トロ監督。
アカデミー賞「作品賞」「監督賞」受賞。
中年女性と半魚人の恋物語。
1962年のアメリカが舞台。
赤ん坊の頃、声帯を切られて話すことができないアラフォーのイライザ(サリー・ホーキンス)。
「航空宇宙センター」で掃除の仕事をしています。
同僚のゼルダ( オクタヴィア・スペンサー)は彼女の良き理解者。
隣に住む猫好きのゲイのイラストレターのジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)もいつも一緒に過ごしています。
ある日、アマゾンの奥地から謎の生物が宇宙センターに運び込まれてきます。
イライザは持参した弁当のゆで卵を“半魚人”に与えて交流します。
半魚人を虐待していた軍の警備主任ストリックランド(マイケル・シャノン)は生体解剖することに決めます。
イライザは仲間の協力を得て半魚人を自宅に逃亡させます。
「ブレッド・トレイン」同様、マイケル・シャノンの悪役ぶりが堂に入っています。
現代のおとぎ話。ラストが美しいです。
