現代SFの巨匠テッド・チャン原作。
ある日突然、地球の各地(12の地域…北海道にも)に“ばかうけ”型の巨大宇宙船が出現します。
ルネ・マグリットの「ピレネーの城」のような宇宙船に世界中が混乱します。
娘を病で亡くして立ち直れない言語学者のルイーズ・バンクス (エイミー・アダムス)。
理論物理学者のイアン・ドネリー ( ジェレミー・レナー)と共に軍の要請で宇宙船に赴きます。
そしてタコのような宇宙人(7本足=ヘプタポッド)とコンタクトするルイーズとイアン。
宇宙人の名前を“アボット”と“コステロ”と名付けます。
二人は1930年~1950年代に活躍したコメディアン。凸凹シリーズが有名です。
それはさておき。“非線形の言語”を有する宇宙人、一体何の目的で地球に来たのでしょうか。
「戦争に勝利はなく残るのは孤児と未亡人だけ」
「思考は話す言語で形成される」