スペイン映画。
目が覚めると主人公は四角い縦に伸びる“穴”の48層に。
同居している老人によると200層くらいあり四角い穴で上から下まで通じているといいます。
一日一回、“プラットフォーム”と呼ばれる四角い浮遊するテーブルで食事が運ばれてきます。
しかし、上の階層の人々が食べた後なのでほとんど食べ物は残っていません。
さらに上の階から糞尿を浴びせかけられ…。
一か月ごとに、階層がリセットされ100層以下になると食べるものがなく同居人どうしが共食い状態に。
主人公は何とか正気を保とうとし、第6層の住人になった際、食べ物を皆で共有できるようにしようと試みますが…。
カタツムリ(エスカルゴ)を調理するシーンは人間のエゴを考えさせられます。
一見、資本主義社会の風刺と思わせながら、多くの謎を観ている者に考えさせられるようになっています。