福山雅治がナレーターと主題歌“炎のファイター”を歌っています。
過去の名勝負やブラジル時代の猪木青年を知る人を尋ねたり…。
40年以上前、毎週「週刊ファイト」の井上義啓編集長の“猪木賛歌”を読み続けていた学生時代を思いだしました。
「騙されやすいんですよ。人を信じる純粋な人」(藤原喜明)
アントンハイセル、ひまわりナッツ、タバスコ…時代が早すぎたのか事業家としては大成できませんでしたが、チャレンジ精神あふれていた人生。
亡くなる少し前(2022年)に新日OBの「アントニオ猪木を囲む会」の動画を観たことがあります。
坂口征二、藤原喜明、長州力、小林邦明、新倉史裕、ヒロ斎藤らと会食していました。
往年の新日レスラーも皆、70歳を超え、節々が痛いと近況報告し合っていました。
北沢幹之氏が「今まで練習で猪木さん以外に腕を極められたことはない」と言っていたのが印象的。
しかしアントニオ猪木だけは「水プラズマを世界に広めて環境問題を解決する」とパッキャオを誘って壮大な計画を立てていると元気よく語っていました。
皆、どんな思いで聞いていたのでしょう…。(「猪木さん、懲りないな…」「相変わらず元気だな…」)
ファンにとってはチャレンジ精神旺盛な猪木に憧れましたが、夢のような事業に費やした莫大なお金を新日社員たちに還元していたら…。
キューバのカストロ議長、ウガンダのアミン大統領、北朝鮮との交流など…プロレスの枠をはみ出した(あるいは世界を相手にプロレスをした)人物でした。