「ありふれた悪事」(2017年) | うおざき鍼灸整骨院のブログ

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軍事政権下の1987年。

正義感の強い刑事ソンジン(ソン・ヒョンジュ)。

ある日、国家安全企画部のギュナム室長(チャン・ヒョク)に呼び出されて連続殺人犯人を捏造する羽目になります。

聾唖者の妻(ラ・ミラン)と足の不自由な息子のために悪事に手を染めていくソンジン。

とうとう兄と慕う社会派の新聞記者(かつらをつけたキム・サンホ)まで権力に売り渡してしまいます。

しかしその代償はあまりにも大きかった。

冷酷なギュナム室長を演じているチャン・ヒョクとソンジンの部下の新米刑事を演じているジ・スンヒョンが良かった。

ジ・スンヒョンは「恋愛ワードを検索して下さい」から久しぶりに観ましたが、渋いです。

相変わらずキム・サンホは名演技。

警察が飼っている白い犬が可愛いいのですが、この映画にも「犬を食う」というシーンがあり犬(動物)好きには辛い場面です。