矢樹純「不知火判事の比類なき被告人質問」 | うおざき鍼灸整骨院のブログ

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「異端の裁判官の質問で法廷の景色が一変する」(帯より)

以前「夫の骨」という短編集をブログで取り上げましたが、著者の最新短編集。

小説でも映画でも裁判ものは弁護士か検事を主役にしたものが多いのですが、こちらは裁判官が主役です。

まるで泡坂妻夫の“亜愛一郎”のような慌て者の裁判官“不知火春希”。

裁判中に資料やボールペンを落としたりてんやわんや。

「また不知火さんが審理される際に、ぜひ傍聴させていただきたいです」(31頁)

不知火判事の洞察は“まぐれ”なのか“神業”なのか…。