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ヒトのからだ―生物史的考察
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30年以上前、まだ学生の頃です。
解剖学=暗記ものという固定観念で、しかもラテン語で授業が進んでいたため、かなり私たち学生は苦手意識を持っていました。
そんな中で出会ったのが三木成夫「胎児の世界」「内臓のはたらきと子どものこころ」の2冊でした。
この本によってまさに解剖学に限らず学問に対し、開眼したといって過言ではありません。
人の体を歴史的に考察する。発生学、比較解剖学、古生物学などを縦横に勉強することによって解剖学は単なる暗記物ではなくなりました。
「人体に刻み込まれた古い歴史の秘文字を読みとらなければならないのである。」(4頁)
それから解剖学という学問が大変好きになりました。必ず「発生学」の本を横に置いて勉強するようになりました。
