麻耶雄嵩 「神様ゲーム」 | うおざき鍼灸整骨院のブログ

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整体もいいけど整脳も忘れずに。本は心の良薬です。

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本を数冊同時並行に読んでいると時々共鳴することがあります。



丁度、「神様ゲーム」の“神様”鈴木君の言葉と、高野文子氏の「ドミトリーともきんす」で引用されていた朝永振一郎博士の「滞独日記」の文章が頭の中でリンクしてしばし読書が中断しました。


「人間はたかだか百年生きたらおめでたいくらいの有限な存在だろ。人類には数万年という歴史があるけど、有限な存在をいくら積み重ねたところで決して無限には至らない。だから永遠など存在しなくて、何事にもきっと始まりと終わり、原因と結果があるはずだと思いたがっているんだ。」(神様ゲーム31頁)


「物理学の自然というのは自然をたわめた不自然な作りものだ。-中略ー吾々は物ごとを有限の概念にかたづけてでなければ物が考えられないくせがついてしまった。しかしこれは何といっても無理にかたづけたものであるから、本のものそのものではない。」(朝永振一郎「滞独日記」 ※高野文子「ドミトリーともきんす」36頁)


そういえば、麻耶雄嵩氏も朝永振一郎博士も京大つながりでしたね。