モンテなつぶやき -86ページ目

死なない男たち

ども。

暇なんで、いっぱい読書したろーと思っております。


というのも、離職票が届かないので、動きようがないのです。


書籍代がちょっとハンパないですが、そこは食費を削ってね、がんばりますよ(暇な方は←の変なバナーをクリックしていただけると幸いです。アフィってます 笑)。


さて、というわけで読んだ本はバンバン紹介していこうかな、と。


出版不況ですんでね、編プロ辞めてもまったく違う業種に行くつもりはないので、このブログでちょっとでもお力添えができれば。


今回紹介するのは、小宮良之著『アンチ・ドロップアウト』(集英社)。


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文才豊かな小宮さんのノンフィクションは、書き手としてとてもお勉強になります。

情景描写がね、きれいなんだな。


一時期、サカダイでも連載持ってまして、よく読んでました(でも、この人の撮る写真は嫌い。カメラを平気で斜めにする感覚がわからない)。


副題に「簡単に死なない男たちの物語」と題してあるように、一度「落第」の評価を受けたJリーガーたちの苦悩とそこから這い上がろうともがく姿を取り上げた一冊です。

手に取って買おうと即決した決め手は、登場する10人中、財前宣之、阿部祐太朗、佐藤由紀彦とモンテ在籍歴のある選手が3人も取り上げられていたから。


祐太朗のナイーブさには泣ける。。。

そして、なんでもない高校生をスーパーヒーローのように扱う、マスコミに嫌悪感を覚えるのでした(西武の菊池雄星君、がんがれ)。


社長は未だにヒザにビスが入ったままなんだってね(だから歩き方がひょこひょこなんだろうか)。冬は相当痛むらしい。

そう考えると灼熱のタイに行ってよかったのかもね。


由紀彦もその端麗な容姿からアイドルのような扱いをされたことへの苦悩、再起をかける想いで山形に来たこと、柏でのサポとの思い出、そして長崎での今とそのアツい人となりが描かれています。


そのほか、石川直宏、小澤英明、廣山望、金古聖司、藤田俊哉、茂庭照幸、李忠成にまつわるストーリーを収蔵。


鹿島のセカンドキーパーとして史上最多のベンチ入り数を誇った(誇ったらダメか)小澤の葛藤には、なんだか胸を打たれました。


あと、チュンソン。

相当な覚悟を持って国籍を日本に変更したんだね。

これは、最近読んだ在日選手を取り上げた本にも描かれていたので(こっちも後に紹介します)、併せて読めば2倍楽しいかと(笑)


アンチ・ドロップアウト~簡単に死なない男たちの物語 (SHUEISHA PB SERIES)/小宮 良之
¥920
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なにより、お安いでございます(安そうな紙使ってます笑)。

そして字がおっきいの。読みやすいよ。

ぜひお手元にどんぞ。

じゃあ、あなたたちがやっているのはただのパスゲームだ。

綿密に練られた守備戦術の前に沈黙した指揮官の弁は潔いとはいえないものだった。


ペトロビッチ監督記者会見コメント(J’s GOAL)


「今日の山形のサッカーに関しては、サッカーとはあまり関係がないと思っています」


サッカーは相手のゴールにボールを多く蹴りこんだ方が勝ちです。

パスの本数を争うならJリーグから退会していただきたい。


あと「10人で守ってきた」っておっしゃってますが、失礼だな。

・・・11人で守ってたんだぜ(汗)



さて、遅くなりました。

広島戦の感想をば。


この日の小林山形、徹底した広島対策を講じてきました。

アウェイ鹿島戦ではいつもどおりのサッカーで敗れたのにね(笑)


山形が徹底して抑えにかかったのがストヤノフ。

田代、古橋が常に見る形で、自由にロングフィードを出させませんでした。

森崎兄と中島を少し泳をせ気味にしていましたが、そこはもうある程度目をつむってでもストヤノフを抑えにかかりました。


ショートパスを用いた攻撃にも、しっかりと人を捕まえることで対応。

時折、佐藤に入る楔のボールにも、元チームメイトの西河が激しく応戦し、起点を作らせませんでした。


守備面で印象的だったのは、攻撃時に両ワイドがトップに張り出す広島に対して、右SHの北村が最終ラインまで下がった5枚になっていたこと。


ま、そりゃミシャさんも守備的だと批判したくもなるだろうなぁ、という布陣でした。



これまで全戦で先制を許している山形はこの日は攻撃も積極的。

シュート数11-0という山形サポも前半でございました(ほとんど枠に行かなかったけど・・・)。


それでもこの日の右サイドはすばらしい出来だったなと。

北村は時に槙野へのファーストDFとして、時に服部対策の緊急右SBとして、そして攻撃時には相手の左サイドを切り裂くアタッカーとして八面六臂の活躍。

みーもも布陣の妙とはいえ、再三フリーで上げたクロスを田代の頭にどんぴしゃで合わせていました。



後半、広島は中島に代え、高柳を投入。

森崎弟を一列下げて打開を図ります。

それが効力を発揮したのは後半の20分ごろまでだったかと。


時間帯によっては、山形陣内でゲームでのゲームが続いていましたが、最後の一線は越えさせず、

迎えた74分、ビルドアップから健太郎から右サイドをフリーで駆け上がった宮本へ。


再三好クロスを上げていた宮本の右足から放たれたボールは古橋の頭をかすめ、田代の下へ。

田代は腿でトラップするやいなや右足を一閃し、待望の先制点を山形にもたらしました。


あとは前がかってくる広島の攻撃をいなしながら、タイムアップの笛を待つばかり。

寿人に1度危ないシーンを作られましたが、危なげない試合運びだったと思います。


これで、やっとこさの今季初白星。

勝ち点5の12位にジャンプアップしました。


ただ、この試合に関しては広島のコンディション不良に助けられた部分が大きいかな、と。

両チーム共に水曜にゲームをこなしていたわけですが、平日にゲーム位置づけは両チームには天と地ほどの差があったからね。


広島はACL3連敗という結果を受けてのホーム・アデレード戦。

おそらくこの試合で相当疲弊したのでしょう。

この日の広島の選手たちの動きは実に、ゆる~いものでした。


かたや山形はナビスコ・横浜戦はメンバーを大幅に入れ替えて臨んでいます。


コンディション的に山形が圧倒的優位だったということ。

これは昨年、鹿島相手にホームで引き分けたときと似た状況だと思います。


要するに、ベストコンディションの広島だったら勝てたか、と。


ま、それを踏まえてのリーグ戦なわけですが。



さて、最後にちょっとご報告。

個人的なことはmixiメインなんですが、わたくし、くろぶっち3月末で会社を辞めました。

現在、ちょっとお休みをいただいて暇人を謳歌しております(なんか落ち着かない・・・)。


というわけで、いっぱい更新していきたい所存です。

無血開城

試合直後。

小笠原の表情が、勝ったチームのそれとは思えないほど、険しいものでした。


中2日のゲーム。

3-1の勝利。

それでも王者は高みを目指しているようで。


試合の方は完敗も完敗。

序盤や後半の中盤にこそペースをつかめましたが、それも省エネサッカーの相手だったからでしょう。


収穫はやっと流れの中からの得点が生まれたこと(スローインが起点だったけど)、その得点が田代だったこと。

それと、相手が省エネだったとはいえ、ある程度ボールを運べていたこと、でしょうか。


それにしても。

それにしてももっと策を弄してもよかったのでは?と思います。


大型補強をした大宮でさえ、鹿島シフトの4-1-4-1のシステムで中盤を制圧しにかかりました。

翻って山形は、いつものメンバーにいつもの布陣。

自分たちのサッカーをいつものように披露して、いつものように散りました。


まさに無血開城。

もちろん、選手たちは精一杯抵抗してましたから、ふさわしくない表現でしょうが。


最近思うことがあるんです。

日本人て理想のサッカーにこだわりすぎているんじゃないか、と。


相手が太刀打ちできないほど強大で、しかもアウェイ。

理想はかなぐり捨ててでも、がっつり亀になってもいいんじゃないかなぁ。

これはサッカー観にかかわることなので、監督批判にはあたらないですよね?笑


同じB29に立ち向かうにしても、竹やりを地対空ミサイルとまではいかないまでも、高射砲ぐらいにまですることはできるはずなんです。・・・わかりにくいか、逆に。



日本だけでしょう、上から下まで理想のサッカーを追求するのって。

ヨーロッパだって1部でも下のクラスのチームになれば、どーんと蹴ってエースにお任せ、みたいなサッカーよくみますしね。


宇都宮徹壱が『股旅フットボール』で書いていたけども、JFLやさらにその下のリーグでもパスをつないで、ゴールを目指すサッカーを目指すチームばかりなのは日本ぐらいだって。


日本代表にも同じことがいえるんですけどね。


そういう意味では、相手に合わせて布陣やメンバーを変える加藤久なんてのは、欧州的なのかもね。


話それました。


山形はけして悪いサッカーはしていません。


DFラインはレオが抜けた穴が如実に現れていますけど(キム・クナンがフィットしてませんな)、田代もフィットしてきたし、下村、増田もだいぶチームに合ってきた。

あとは結果だけ、という状態。


ただ、その結果を早いうちに出さないと・・・。


それ相応の代償を払うことになるでしょうね。



そういう意味でも、水曜のナビスコは大事ですね。

新メンバーを試しつつ(罰金刑に処されるからねw)、勝利を目指してほしいですね。


途中から出てきた山田、よかったよね。

得点も彼のロングスローを田代がヒールで流し損ねたボールが増田に渡って、クロスからゴール、でしたからね。

1本、一番ファーにいた選手にアーリーで合わせてましたし。

こばりょうの負傷で急遽出番となった同じ場所でのデビュー戦とは見ちがえていましたよ。


08年の高卒新人トリオでは、一番出遅れた感がありましたけど、

今最もスタメンに近いんじゃないかな。

かわいい顔してるしね、期待しちゃお(そっちの気はありません)。


それにしてもジュビロさん、どうしちゃったんでしょ。

あ、あっこは去年の今頃も同じような感じでしたね(笑)


さて、寝ます。


あ、そうそう、見づらいと評判の(?)フォント変えましたよー。

これで読みやすくなったでしょ。