一難去って、また・・・。【追記あり】
日刊がJプレミア構想についての記事を書いているようで。
秋春制へのシーズン移行という一難が去って(去ったのか?)、また一難というかんじ。
レベルの高い試合をして客を呼ぼう!という発想はわかります。
ていうか、出てきて普通の発想。サッカー批評にも載ってたし。
だけどもね、日本にそこまでサッカーって浸透してるの?
高レベルの好ゲームが見たい!ってのは、サッカー好きだけの願望であって、ライトなユーザーにはこないだのW杯で見た誰それが見たい~、とかいうレベルじゃないの?
新たなリーグを創って注目度高めて、スカパーとの契約を有利に持っていこうという魂胆が見え隠れするような書き方の記事ですが、個人的にスカパーがJを地上波での露出を減らした諸悪の根源だと思うんですけどね。
質の高いサッカー中継を見られるのはすばらしいことですけど、ライトなファンは金出してまでJを見ようとは思いませんもん。
スカパーはスカパーで継続しつつ、地上波、特に各クラブがある道府県の地方局での放送を増やしてナンボじゃなかろうか、と。
おっと、趣旨がずれてきた。
プレミア化については、プロビンチアを愛する人間としては反対。
記事にある「資金面などで高い基準を満たす8から10の・・・」というくだりが一番イラっとしますね。
そんなことしたら、あの赤いところと、あの赤いところと、あの赤いところと、あの青いところと、青いところと・・・。
いわゆる親会社を持つクラブ(一部分離してるようですが)だけが集うリーグとなることは明白。
親会社のビッグさで言うと、弱くともあのオレンジのところや西のエンジ色のところなんかも入るんかいな・・・。
そんなん、プロ野球と変わらないじゃないすか。
Jの原点って、そこを全否定するところからスタートしたんじゃないのかね。
大体そんなことすりゃあ、北海道・東北、中・四国、九州のクラブは入れない、「関東・東海・関西リーグ」になることは目に見えてますわ。
片田舎のちっさいクラブでもそこそこの選手とある程度の資金にメドが付けば、夢のトップリーグで戦えるっていうのは、ものすごいすばらしいことだと思うんですが。
地方の夢を奪うんですか。
地方切り捨てってやつですか。
もちろん、選手の供給がクラブ数の増加に追いついていない現状や、J1のマンネリ化が問題となっているのは理解していますよ。
でもね、今でさえつぶれそうなクラブがあるのに、J2が実質3部リーグになってしまったら、自治体やスポンサーは支援してくれますかね?
サッカーだけやってたんじゃいかん!ってなって、各クラブが総合スポーツクラブへの道を模索する契機になるやもしれませんが(ものすごく前向きに捉えた場合ね)、ほとんどのクラブが消えてなくなるんじゃないですか、きっと。
これまでやってきたことを全否定しているようなもんじゃないすか。
とりあえず新チェアマンの所信表明は必見すね。
なにはともあれ議論が必要かと思いますが、日刊の記事だけを見た現段階での私は反対派。秋春制の時ほどの極端な反対寄りではないですけど。
ひとつ言えることは、本当にレベルの高い試合"だけ"を見たい奴ぁ、スカパーとWOWOWで海外リーグ見とるよね。
試合のクオリティが上がることと注目度が上がることはこの国のサッカーにおいて、イコールではないんじゃないかなあ。スポーツを取り巻くマスコミ環境などを考えると、ね・・・。
うーん。難しい。
日本サッカーの過渡期なんですね、今って。
とりあえず寝ます。
↓賛成意見も反対意見もどしどしどうぞ。ついでにポチッとよろしく。あ、反対意見もOKですが、人として節度ある書き込みをお願いしますね。最近、人としてなっていないコメントが多くてやんだぐなってますはー。
にほんブログ村
【追記】
新チェアマンさん、「プレミアは時期尚早」だそうです。
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/news/20100730k0000m050084000c.html
ちょいと先走ったくろぶっちさんでした。
犬会長、お疲れっす。
モンテは残念。
最近は、試合後にモンテなブログサーファーと化しております。
映像が見れないのがこんなに苦しいことだったとは。
さて、犬公方が退任・・・というか、解任?だそうで。
この記事では秋春制については触れられていませんが、他の記事を見るとシーズン移行に異常なまでに固執していた犬会長が求心力を失ったそうな。
この人の馬鹿さ加減を晒すために企画されたんじゃないかと思われる「サッカー批評ISSUE47」のインタビューで、本人が「会長を引き受けるときに言われたことは、4年のスパンで考えているからいろいろやってくれっていうことは言われていた」と言っているので、完全なる失脚と捉えて間違いないでしょう。
求心力なんて元々あったのかどうかも疑わしいですが、何はともあれこれでシーズン移行議論は終了っすよね。
ただね、後任の副会長の小倉純二さん。
70歳定年制なんておかまいなしの71歳。
元記事には「会長に昇格する小倉副会長はすでに定年を迎えているが、来年6月まで国際サッカー連盟(FIFA)の理事を務めるため、日本協会の規約上、定年を超えて会長に就くことができる。 」とのこと・・・。
ようするになんでもありっていうこと?笑
鬼武さんは定年でチェアマン退任したのに、こっちはFIFA役員だからいいんじゃね、っていう規約(ほんとにあんのか、そんなの)があるっていうのも摩訶不思議。
大体ね、この次期役員候補推薦委員会って何か胡散臭い。
委員長がまず胡散臭い(笑)
先述の「サッカー批評」によれば、
「6月中旬までに現理事が15人以内の次期理事候補リストを提出し、名誉会長の川淵三郎を委員長とする次期役員候補推薦委員会がそのリストを参考に会長・副会長・専務理事の案を作成、7月25日の理事会と評議会を経た後、新理事会で最終決定する」とのこと。
委員会がリストを参考に会長以下の案を作成って、委員長の意のままなんじゃ・・・。
小倉さんも名誉会長の後輩(古河電工)だし。
まぁFIFAから功労賞をもらうほどの人物ですから、人脈を生かしたマッチメイクなどは期待してもよさそうですけど。
頼むからきゃぷてん(笑)のマリオネットにだけはならんでほしいです。
それにしてもそんなに権力っておいしいのかしら・・・。
つうか、犬がワンキャンと秋春制を声高に叫んでいたのは、前任者とは違う独自色を出そうというのが根底にあったんじゃないかなぁと思うわけで。
じゃないと彼のいる意味ってないからね。
そういう意味じゃ、大変な時に大変な職を引き継いだんだろうね。
ただ、ね。
その想いはわかるけども、あまりにもストレートすぎたというか、バカ正直だったというか。
とにかく敵を作って、っていうやり方はうまくやれば某国の某政権のようなこともできるでしょうが、川淵上皇(呼称が変わりまくってすいません)をも敵に回してしまったのかなあ。
若年層の強化を掲げて、U-12までを8人制サッカーにするっていう施策など、いい部分もあったんですよ、この人。8人になればボールタッチ数は増えるからね。
そういう部分はちゃんと引き継がれるのかしら。
なーんて、同情したふりしてますが、またまた先述の「サッカー批評」を改めて読み返すと・・・やっぱコイツ阿呆や。。。
論理の瓦解は激しすぎる。
なんかもー引く(現状維持)も地獄、進む(川淵復権)も地獄みたいな。
日本サッカーの小さな成功をどう大きな成功に結び付けていくのかがまったく見えてきません。
・・・なんて嘆くのは、新会長の方向性が見えてからにしますか。
とりあえず、ワンコ会長お疲れ様っす。
↓タイトルと最後の一文は本心じゃないです。声に出して読むのであれば頭の悪い高校生っぽくどうぞ。ポチッと。
にほんブログ村
当たり前が当たり前である幸せ。
ちいさいころ、目が見えなくなったらどうなってしまうのだろう?とおばかなことを考えては、独りで不安に駆られていました。
そんなことを考えていたせいか、私の右眼の視力は0.01以下。
なーんも見えやせんです。
一例を挙げるならば、メガネはずすとテーブル挟んで座っている人の輪郭がかろうじて見える程度。
命の次に大事なのは、メガネだ!としっかりネタにしてますが、あながち間違いでなかったりしやす。
裸眼で外を歩くなんてことはおっかなくてできません。
なーんて前置きが長くなりました。
今回紹介するのは、視覚障害者がプレーするサッカー、ブラインドサッカーを題材にしたノンフィクション『サッカーボールの音が聞こえる』(新潮社)。
本当は前大分社長について書かれた本を一冊すでに読み終えているので、そっちから紹介したかったんですが、どうも小難しいことが書いてあっていろいろ調べなきゃならんので、こっちから。
著者は平山譲。
シニアゴルファーのプロ挑戦を追った『還暦ルーキー』やリストラされたバスケ選手の葛藤を描いた『ファイブ』など、スポーツを題材にしたノンフィクションを数多く手がけている方です。
主人公はサッカー好きだが、白内障、そして緑内障を患い、失明してしまう石井宏幸さん。
内容は実際に読んでいただきたいのですが、失明に至るシーンは涙なしでは読めませんでした。
大好きなサッカーを見ることもプレイすることもできなくなるという絶望感たるや、想像を絶します。
その後さまざまな出会いを経て、ブラインドサッカーにのめりこんでいく、というストーリーです。
かなーりはしょっているので、まずは読んでいただきたいです。
人は一人じゃないんだな、と。
まさしく「ユルネバ」(You'll never walk alone)じゃないか、と。
football is life.みたいな。
こんなんで伝わるかな・・・汗
これを読んでますますサッカー観戦がしたくなったのでした。
そして、0.01だろうが、視力があるってことがどれだけ幸せなことなのかを痛感したのでした。
サッカーも、家族や愛する人の顔も、田舎の景色も、旅先の景色も見ることができる。これってすんばらしいことだったんだね。
すすっと読みきれる文章量だと思います。
ぜひ、お手に取って冷え込む出版業界にささやかなるご支援をば・・・。
- サッカーボールの音が聞こえる―ブラインドサッカー・ストーリー/平山 讓
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
・・・画像ねーのかい、アマゾンさん。
装画を高橋陽一が手がけていると書いておけば、書店で一発で見つけられると思います(笑)
↓近頃の陽一は、テレビ出演の際浮かれている!と思うあなたはポチッと。
にほんブログ村