<山崎邸の雛まつり5>

 

お次のお部屋は

 

テレビ番組でも紹介されたことのあるお部屋ですニコニコ

 

ガラスもチェック!指差し

 

昔のゆらゆらガラスです。

 

明治頃のガラスは手延べガラスで、

手作りの板ガラスは、

職人さんが手吹きでひとつひとつ作っていたため

少しゆがんでいるのです。

 

強度が足りず割れやすいということもあり、

現在は製造終了している非常に貴重なガラスです。

 

 

でも画像ではゆらゆらが分かりにくいですよね悲しい

 

手前の10畳のお部屋から。

 

床脇には明治40年ごろの人形と太鼓や

天神様が飾られていました。

 

百人一首のお遊び中

 

こちらは床の間に飾られていたお雛さまです。

 

長寿寺の蔵の中で眠っていたお雛さまとあります。

 

こちらの人形自体が大きくて、

女雛の着物の裾が

座布団を重ねたようで

厚みがあって立派でした。

 

書院窓には御殿雛や

大正時代の立ち雛が飾られていました。

 

 

 

欄間

 

 

続きの8畳のお部屋です。

 

こちらは昭和11年頃のお雛さま

 

 

金屏風の前に、御簾を飾られているのが珍しかったです。

 

こちらは一番奥、

窓の下の作り付けの棚に飾られたお雛さまです。

部屋というより廊下に飾られている感じ。

 

 

 

牛車に布団や箪笥を積んだ珍しい雛道具

 

いろんなお道具があってかわいいです。

 

そして

 

窓からは別名「紀州富士」と呼ばれる

「龍門山」を望むことができます。

 

基本的にはシンプルな普通のお部屋ですが、

この景色が見られる特等部屋です。

 

 

廊下から中庭を撮影。

上から見ると全体が分かりますねニコニコ