清姫の墓から車で約4分の距離(約2.4㎞)に場所にある

福巖寺(通称 一願寺)へお参り行きました。

 

車は奥にある無料駐車場に駐車しました。

 

お参りする前にお寺の前に建つ

「お休み処 いちがん」さんに寄りました。

 

お目当ては「一願酒」です。

 

唐辛子とセットで販売されていて、

これを持ってお参りに行きますニコニコ

 

お寺では販売されていません。

 

2024年5月26日(日)をもって

こちらのお店は閉店されてしまいます。

 

それに伴い、お酒の販売も終了となります。

 

瓶の印刷が別注なのでしょうね。

発注単位が大きいので終了されるそうです。

以前買った手前の酒店も閉店されているので、

 

今度からはご自身で用意されてお供えされなければなりません悲しい

 

店前の階段から上って本堂前に着きました。

 

臨済宗妙心寺派雪峰山 福巖寺なので

 

「雪峰山」の扁額

 

まずは本堂でお参りしました。

 

扉が閉まっているので御本尊が見られなくて残念でした悲しい

 

お正月過ぎとはいえ、

お参りに来られている方が

パラパラとおられましたが、

 

三ヶ日ほどの人出では無かったので

落ち着いてお参りができましたニコニコ

 

本堂前でお年賀のカイロが配られていました。

 

夫と有難くいただいてきました。

パッケージに辰のイラストが描かれたカイロです。

こんなイラストのがあったんですね!

 

実用的で寒い時は助かりますニコニコ

カイロを配るお寺さんは初めてだったので珍しかったです。

 

本堂前に龍の吐水口がある

こじんまりとした水鉢がありました。

 

この水鉢のお水は、地元の渓谷の清流を水源としていて

良運が授かるよう「水占い」の

おみくじを浸せるようになっていました。

 

次回に水占いを試してみたいですニコニコ

 

本堂でお参りした後、

隣の建物にお祀りされている

 

「一願地蔵尊」

 

へお参りに行きました。

 

福巖寺さんでは、御本尊より

お地蔵さまの方が知られています泣き笑い

 

お地蔵様がお祀りされているのは、

縦長の地蔵堂の奥です。

 

お堂の天井画

 

「十三仏と四天王像と四季の花々」

 

が素敵ですニコニコ

 

一部は「紀州高野組木細工」で作られています。

 

組木細工は釘や金具を一切使わず、

細かく挽き割った木材を手作業で組み上げ

幾何学模様を編み出していく伝統技法。

 

京都から呼ばれた組子職人が

高野山の地に伝えた技術が発展して

紀州高野組子細工と呼ばれるようになったそうです。

 

色鮮やかな四季の花々に、

小さなお地蔵様が描かれていますニコニコ

 

彫板(ちょうばん)画には、

十三仏と四天王が表現されています。

こちらは渋い。

 

福巖寺は清姫一族の菩提寺です。

 

壁には江戸中期のものと推測される

安珍・清姫物語の絵巻物(本物は非公開)

のレプリカが展示されています。

 

 

線香を購入しお供えしました。

 

七輪で太いお線香に火を点けるのが

懐かしい感じがしました。

 

大きな香炉に線香を立てるとき、

どこにしようか迷います。

立てる位置で性格占いとかできるのかしら?

 

一願地蔵尊です。

 

俗称・からし地蔵とも呼ばれています。

 

お地蔵さまは、文政6年(1823)に83歳で亡くなった

第六世住職をお祀りしています。

 

お地蔵さまの前には酒瓶が並んでいました。

 

住職の好物だったからしとお酒を

お供えするのが慣習となっています。

 

私たちも下のいちがんさんで購入した

唐がらしとお酒をお供えしました。

 

儂の死後、供養として地蔵を作って

人通りの多い所へ祭ってほしい

 

その代わりに一度に一つの願いは

必ず叶えて進ぜよう

 

と誓われたということから

 

願いをひとつだけ叶えてくれるお地蔵さまですニコニコ

 

なんだか台座がおちょこみたい。

 

病気平癒をお願いされた方は、

悪いところを錫杖で撫でながら

「おんかかかび。さんまえい。そわか。」

の真言を唱えてくださいとありました。

 

願い事が叶ったらきちんとお礼参り。

その時に絵馬を書くのを忘れずにニコニコ

 

お地蔵さまの横から外へ。

 

出口付近に一願地蔵御詠歌の石碑が建立されています。

 

左が三体龍王、右が倉原地蔵尊

 

詳しくは説明板があるので読んでね泣き笑い

 

 

 

その隣のお堂です。

 

堂内に十八羅漢

 

その前に法華経塔

 

 

水かけ六地蔵尊

 

水子地蔵と白玉稲荷大明神がお祀りされています。

 

最後に休憩所でお守りなどが販売されているのを

ちょこっと見て

 

駐車場へ戻りました。

 

おまけ