ララ ロカレさんから車で田辺駅まで移動して、田辺駅の駐車場に駐車しました。

 

そこから駅前通りを歩いてやってきたのは、徒歩約2分の場所にある

 

創業大正13年のお店、鈴屋(すずや)さんにやってきました。

 

入口の扉にある貼り紙

「いちご大福」

の文字が気になりました。

 

「銘菓 辨慶の釜」の暖簾をくぐると、カウンターの向こうには数人のスタッフがいて、

笑顔も無く忙しそうに対応していました。

私たちも店内で商品を選んでいる時は、ひっきりなしにお客さんが訪れるほど人気のお店です。

 

目当ては「デラックスケーキ」の方がほとんどでした。

 

気になった鈴屋さんのいちご大福を買ってみました。

 

鈴屋さんのいちご大福を食べるのは初めて!ニコニコ

 

ピンク色の大福で見た目がかわいいです。ラブ

 

中はいちごが白あんに包まれていました。

どんな味だったのかは忘れてしまったのだけれどアセアセ

餅がごわっとしていて餅は餅屋だなと思った記憶が。

ただ、苺が甘酸っぱい美味しい苺で、春の季節だなと感じました。ピンクハート

 

この季節に出てくるいちご大福は、今も販売されているか分からないけれど、

色んな店のいちご大福を食べ比べてみるのも楽しいです。ニコニコ

 

そして、出た! 南方熊楠(みなかたくまぐす)さん!

 

と商品を見て思ってしまった「熊楠さん」です。

 

知の巨人『歩く百科事典』と称された博物学者の南方熊楠さん。

街の人たちからは、「熊楠さん」と呼ばれ慕われていたとも・・・

それに因んだお菓子です。

 

あんぱんが好きだった熊楠さんなので、

 

あんぱんの形をしたチョコレートまんじゅうなのだとか。

 

食べたらひよこ饅頭の味!と思いました。ニコニコ

 

そして暖簾にもあった「辨慶の釜」

こちらは母が買ってくれました。

 

昭和37年に天皇陛下が白浜へ行幸のおり、お買い上げいただいた田辺の銘菓です。キラキラ

 

武蔵坊 弁慶(辨慶)の生誕の地といわれる闘鶏神社(とうけいじんじゃ)には、

弁慶の産湯を沸かしたといわれる釜が今も残っています。

 

その釜を模した「もなか」が辨慶の釜です。

 

1つの釜は上下に分かれます。

 

上下の形が違う。

 

上には柚餡、下には粒餡が入っていて2つの味が楽しめます。

 

柚餡

 

粒餡

 

そして鈴屋さんで多くの方が買っていかれていた看板商品の「デラックスケーキ」を買いました。

親しい方へのお土産にも買って帰りました。ニコニコ

 

1個200円ぐらいしたから、会社の皆に分けるほども買えませーん!笑い泣き

 

秋篠宮殿下、紀子妃殿下が、田辺市中辺路町を訪れた時にお召し上がりいただいたという品でもあります。

皇族の方も召し上がられたと思うからか、余計にシルバーの包装紙も上品に感じます。キラキラ

 

アンティーク風なバラ模様の化粧箱が、ロマンティクな雰囲気で気に入っています。

何か良い使い道がないかしら?ニコニコ

 

個別包装されている包みも、昭和レトロでかわいいですピンクハート

昔懐かしい雰囲気のあるこの包も人気ですよね!

 

なんだかおやつに出されると、お金持ちのお嬢様になった気分(笑)になると思ったら、

やっぱりその当時にしては豪華な雰囲気があったので、デラックスケーキと名付けたそうです。

でもオリジナル性を出したいということで、鈴屋の鈴とかけてデラベール(ベル)ともあり、包に書いてあるらしいです。

今まで気づいていなかったので、今度確認してみよう!アセアセ

 

ずっしりと重量感のあるカステラに、ホワイトチョコレートで全体をコーティングされています。

大きさは5㎝四方、高さ3㎝だそうです。

 

箱で買ったら、持ち帰りはやっぱり重たかったですよ。

 

サンドされているのは、オリジナルのジャムです。

白いんげんを使用されているジャムなので、やさしい甘さです。

カステラにこの和風のジャムだから合うのでしょうか。

 

「懐かしい味」と言われる方も多いようなので、

夫にも感想を聞いてみたら、

「バターケーキみたい」

と言ったので、なるほどなと思いました。

 

実は私、ホワイトチョコレートが苦手で・・・食べられないことは無いのだけれど、

 

ほとんどは夫のお腹におさまりました。

 

ちゃんちゃんルンルン