昔、南海和歌山線港には、現在の築港6丁目付近に初代和歌山港駅がありました。
南海汽船への連絡を目的として開設された駅でした。
その当時は、現在の線路沿いに旅客用ホームがあり、
現在の線路から分岐して岸壁側を通っていた線路に貨物用の駅があったそうです。
その後、昭和46年のフェリー乗り場移設に伴い、駅名を和歌山港駅から築港町駅に変更の上、築港4丁目付近に移設されました。
というような話を夫にしたら、鉄道ファンには有名な話だと言われました。
ぐぬぬぬ・・・。
旧のフェリー乗り場であろう場所から、田中海運の建物まで戻ってきました。
鉄道ファンの方が地図で示していた場所を考えると、この辺りから向こうに貨物用の線路があって、
田中海運の建物を挟んだ裏側の道が旅客用の線路だったのでは?と思い裏へ回ってみると、
当時の貨物車の一部かしら?
錆びた黒い箱がポツンと置かれていました。
こちらの道が旅客用の線路があったのでは?と思った道です。
普通の道になってしまっているので全く分からない・・・。
時折車は通るけれど、どちらも交通量の多い道ではなく、けっこうひっそりした雰囲気です。
画像右には現在の和歌山港線の高架の線路がありますが、当時、この線路は平地にあり、その線路沿いに旅客用のホームがあったようです。
今となってはちょっと想像がつかないけれど、空いたスペースがホームのあった跡地なのかなとも思えます。
旅客用線路だったのかなと思う道を反対側から撮影してみました。
全く面影が残っていないので、知っていなければこの道が線路だったかどうかとも思えなかったです。
この道のそばに
踏切があります。
この辺りが築港4丁目辺りで、
この踏切のそばの空き地に、移設された築港町駅がありました。
線路の向こう側です。
ウィキさんに当時の駅の写真があるのであの辺りかなと。
平成17年11月27日廃止となり、駅は撤去されていました。
これも駅に関係するのでしょうか?
当時の駅の様子を知らないので、全く見当がつきません。
今度は貨物線であっただろうと思われる道を自転車で走りました。
この道の先で不自然にカーブした道のようなものが見え、あれが貨物線の跡だったのかな?と思い行ってみました。
その手前の右折する道は先ほどの踏切へ行く道でした。
あれ?
先は住宅が建ち、駐車場のスペースがあるだけでどん詰まりです。
鉄道ファンの方が示される地図を見ると、ここが貨物線が通っていたように思えるですが・・・。
方向的には本線の方へ向かっているように思えましたが、当時の面影が全く無いので確信が持てず今度は夫と一緒に訪れてみようと思います。
線路沿いに出て逆から見てみましたが、現在の線路と分岐していた場所も全く私には見当が付かなかったです。
岸壁側の道を自転車で走ると石油タンクとか、
ボートとか
船具店
マリン風の建物など、海に関する建物があって海のある町の風景だなと感じました。