2月3日(月)放送の、NHKのギュギュっと和歌山「わびたび」で、
わんだーらんどさんが御坊市名田町を訪れていました。
それで11日に、みなべ町の南部梅林へ行った帰りに番組で紹介されていた、
樽の味 物流センターを訪れました。
いなか漬・甘酒とあるように、主に漬物の製造店です。
御坊の国道42号線沿いにお店が建っているとは知りませんでした。
というか、よく前を通っていたのに、
今までこんな所に漬物屋さんがあるなんて全く気づいていませんでした。
画像では向こうが国道で、国道から坂を下って来た正面奥に、
ドドーンと巨大な壁があります!
夫と比較してみてくだされ。
これは大根の壁なのです!
漬物用の大根で、たくあんにするため用に干しているのです。
漬物屋さん用とあってその数凄いです。
あんな上まで。
この大根の壁がテレビで紹介されていましたが、実際に見ると凄かったです。
また、この日、番組を見て来られた方も多かったそうですよ。
大根は天日干しすることで水分が蒸発し、うまみと甘みが凝縮されるとのこと。
裏側にも干されてあります。
大根のトンネル。
大根は掛けやすいように、2本1組にくくって干されています。
誰じゃ、麻巳子の足だと言うのは!
奥にもあり、だいたい2万本ぐらいあるそうです。
1回干し終わって漬物に漬け込んで、空になったらまた干しての繰り返しを5往復するので、
10万本干しているとのことです。
今年は豊作で3月中旬まで干しているとのこと。
写真を撮る許可は必要ないということなので、見に行かれてみてはいかがでしょうか?
工場の方へ行ってみると、手前に暖簾がかかっていて販売所のような場所がありました。
中を見せていただくと、いなか漬けを始め漬物類が販売されていました。
番組で大根を漬けるヌカを紹介されていたのですが、
大半は和歌山県産のキヌヒカリ米の米ヌカ、
兵庫県赤穂の塩、
雑菌の繁殖を防ぐトウガラシ、
甘みを出すために、和歌山県かつらぎ町の柿の皮、
柑橘系の香をつけるために、和歌山で有名なミカンの皮
うまみを出す北海道産昆布
と、化学調味料や保存料、添加物は一切使用されていません。
乳酸菌発酵させ、大半は2~3tぐらいの大きさの樽に半年から1年漬けるそうです。
昔ながらの製法と自然の味の本物のぬか漬け漬物なのですね。
甘酒も販売されていました。
原材料は国産の米こうじとお米と水だけの完全無添加で、
アルコール度0%だったので、
夫と私、「糀の甘酒(はなのあまざけ)」を試飲させていただきました。
甘酒は温かい甘酒を用意してくださり、いただいたら身体が温まりました。
砂糖は使用されておらず、自然の甘さを感じ、すっきりした味わいでした。
樽の中にはヌカも販売されていました。
こちらはスタンドバッグ型のぬか床「熟成ぬか床」だそうです。
野菜を袋に入れるだけの簡単・手間いらずで、プロのような美味しい漬物ができるとのこと!
これなら初心者でも簡単にできて、ぬか漬名人になれそうですね。
本日、2月13日、NHK総合、所さん!大変ですよ
の番組で紹介されます!
社長秘書犬のナナちゃんが主役(?)だそうですが、
「熟成ぬか床」の誕生秘話が番組になるそうです。
みなさん、ぜひ観てあげてね!!!
自分用のお土産に買って帰りました。
頑張ってぬか漬けを作ってみようと思います。