美浜町のひまわりも気になったけれど、
御坊市の花木 はまぼうの花も気になって見てきました。
はまぼうは7月~8月にかけて咲く黄色いハイビスカスのような花です。
国道42号線からは木々で見えにくいかもしれませんが、
はまぼう群生地の看板が川の向こうに設置されています。
市指定天然記念物とあるように、
昭和43年に御坊市の天然記念物に指定されています。
はまぼうは、暖地の海辺の海水と真水が混ざる砂泥堆積地に自生し、河口などでよく見られる花木です。
御坊市では王子川、日高川河口部に見られ、
県下最大、全国でも5指に入る規模の大きな群生地だそうです。
国道42号線を走っていると、道沿いに黄色い花が咲いているのが見えました。
咲いている花が少ないかなと思っていたのですが、
思いのほか、はまぼうの花がたくさん咲いていたのでふたりともテンションが上がりました。
道路は国道42号線で、撮影場所は御坊南海バス北浜バス停のそばです。
車が往来が多いので、なんだか見られていると思うと撮影しているのが恥ずかしかったり。
ズラリと並ぶはまぼうの木には無数に花が咲いています。
国道沿いなので車からも見え、これだけ続いていると花が咲いているのも分かり凄いなと思います。
バス停そばの北浜橋を渡りました。
「はまぼう群生地」の看板が橋の向こうに見えています。
橋から川を眺めると、両岸にはまぼうが密生している様子が見られます。
雨が降って川が濁っているのが残念!
反対側です。
川を覆うような木が、マングローブや密林とかを思い出させるような雰囲気でした。
あちらも黄色い花が無数に咲いているのが分かります。
はまぼうは塩水の混じる湿地に生息する珍しい生態をもつ樹木で、
このような大きな群生地は少ないので、市の天然記念物に指定されています。
はまぼう群生地の看板が設置されているそばに、
説明板と
ハマボウの碑が建立されています。
今が見ごろのはまぼう。
黄色い爽やかな色できれいですね。
美浜町のひまわりは残念だったけれど、花旅は楽しかったです。