和歌山城の紅葉渓庭園から自転車に乗って、
校内に石碑がありました。
「和歌山県 教育発祥の地」
とありました。
裏に碑文があったそうですが、見ていなかったです。(´・ω・`)
昔、藩校が酒造会社の「世界一統」の敷地にあり、慶応2年にこちらへ移転してきたことに関係するのかと思います。
この時に一般庶民にも門戸が開かれたそうです。
詳しくは過去のブログで。(*^.^*)
麻巳子たちはグラウンドを目指して歩いて行きました。
校内は自然が多く、まるで公園にいるかのようで、静かで環境の良い学校だなぁと思いました。
一段高くなったグラウンドに到着すると、生徒たちかな?
スポーツをしていましたが、広いグラウンドの中央あたりに
根上がり松が現存しています。
かつては和歌山城のある虎伏山から南西に伸びた砂丘がありました。
砂丘は、虎伏山から堀止付近(秋葉山とも?)に至る小さな丘で、岡山砂丘(吹上砂丘とも)と呼ばれていたようです。
この砂丘の海側に並行してあと2つ砂丘があったそうです。
ちなみに、麻巳子も詳しくは知らないけれど、他には和歌浦方面の水軒砂丘と加太方面の磯ノ浦あたりにも砂丘があったようですね。
砂丘の上にはクロマツの松林が広がっていました。
松の根元の砂が風雨によって流され、根元が露呈した特異な姿をした松が何本かあり、これが根上がり松と呼ばれていました。
当初8株が根上がり松群として県指定天然記念物になっていたそうですが、害虫病や大気汚染により枯死し、現存するのはこの1本だけとなってしまいました。
ダーリンと比較してもとても大きいでしょ!!?
根上がりの部分だけでもダーリンより高いぐらいかも!
こんな立派な松が並んでいた光景を見たかったですね~!
枯死した根上がり松は、和歌浦の玉津島神社にもありますが、当時の姿を残して生きているのはこの松だけ。
ここから見える和歌山城も素敵ですよ!
過去のブログです。
藩校跡(はんこうあと)