ブログを始めて5年が経ちました。

突発性難聴で入院したのがきっかけで始めたブログも、紆余曲折あって今に至ります。


50歳になる5年前の春、私は課長になりました。

新型コロナウィルスがちょうど蔓延し始めた頃で、未曾有のパンデミックに世界中が混乱の最中にあった時でした。

思えば、前年に長く患った父と母を看取り、長男が大学進学で家を離れて子育てが一区切りしたタイミングで、慣れない管理職で心身ともに疲れが出たのだとも思う。

身体は丈夫な方だし、メンタルも強いと思っていたのに、思いがけず突発性難聴で入院することになり、年齢的にもこれまでのような無理はきかないと思い知らされたわけです。


思うように無理の効かない身体が悔しくて涙を流し、治療しても治らない耳を嘆いたけれど、自分の限界と休むことを知ったのは必要なことだったし、聴こえにくい耳は私に人の痛みを教えてくれた。どれも必要な経験でした。


あれから5年。

なんと50代が半分過ぎました。55歳、四捨五入したら60代よ😱。

想定を超える出来事ばかりが起こり続けた怒涛の日々。その入り口に立っていたのが5年前の私。

その後も想定外のことばかり起こるとわかっていたら、本当に病んだだろうな笑。

未来に起こることなんて知らない方がいい。

生きてる限り、人生はドラマティックで、平穏な日々なんてめったにない。


だけど、今はわかる。

どんなに大変なことも、無駄な経験なんてひとつもなかった。人生には必要なことしか起こらない。

その嵐の日々を記録に書き留めたブログは私の宝ものになった。人は記憶をなくしていくから。


今、心は嵐を乗り越えて、凪の海にいる気持ち。

いろんな経験を乗り越えて、受け入れて、本当の自分に辿り着いたような。

仕事から逃げなかった私も、家族を守る私も、悲しみにくれながら顔をあげた私も、愛を貫くことを決めた私も、全部、私だ。

覚悟が決まれば、人生はうんと楽しくなる。


きっと、また嵐はくる。

それでも、私はこの海に漕ぎ出そうと思う。