1年半ぶりのウサギブログです。
我が家の大事な娘さん、ネザーランドドワーフのミルクさんは4月でついに10才!
ウサギとしてはかなり高齢の域ですが、今のところ身体の動きもよく、数ヶ月に一度、臼歯不正咬合で処置が必要になることを除けば、年齢なりの健康は維持できている様子。
そうは言っても、若い頃に比べると体調不良の頻度は増したし、ケアもに必要に。今回は
そんな10才高齢ウサギの変化と、飼い主が気をつけていることをまとめてみました!
◯ウサギの高齢痩せ〜飼い主はすっかり中年太りだけども〜
上の写真: 3歳の頃(1.8キロくらい)
下の写真: 9才10か月の現在(1.2キロくらい)
身体全体がふっくらしていた若い頃。
触るとお肉がむちむちしてました!
写真を比べても身体の横幅が全然違う。今は触ると背骨がよくわかります…
5才を過ぎると痩せてくると言われいるけど、ミルクさんが痩せ始めたのは6才の頃。
5才で臼歯不正咬合を発症して、それからは3〜4か月に一度、全身麻酔で臼歯カットをしてもらうように。
6才になった頃、臼歯カットのタイミングで前回より300グラムも減っていてびっくり。
心配して獣医さんに血液検査までしてもらったけれど、内臓的に悪いところはどこもなく、今思えば年齢的なものが大きかったよう。それからも少しずつ痩せてきて、最盛期の6割くらいの体重。
女子なので顎の下、胸のところに大きな肉垂(マフマフ)があったのだけど、段々としぼみ、この冬はまた一段と痩せてきた気がします。
それでも、これも老化という自然の流れ。
自分も気づけば50代になり、身体の衰えも当たり前にやってくる。ウサギとて同じ。
ここは受け入れるしかないですね。
でも、痩せたミルクさん、なんだか子ウサギの頃に戻ったようで、これはこれで可愛いらしい🩷
◯寒がり〜冷えたらあかんよね〜
ヒーターが大好き。
我が家はガス式の温水ルームヒーターだから、決して熱風でなくじんわりした温かい風が出るのだけど、それにしても…
お尻、熱くない?!
というほど、お尻を吹き出し口にあてていることがよくあります…。
やはりヒーター前にべったりと座ってる時は、病気まででなくてもあまり調子がよくないよう。
この冬は、夜間や外出時はタイマーでエアコンをかけて出来るだけ室内の気温を一定にするようにしています。
夏は当然、外出時も冷房を入れているのだけど、若い時は暑さはともかく、寒さにはそれほど弱くなかったので、夜間や外出時は暖房つけてなかったんです。
年齢を考えるとやはり配慮が必要ですね。ウサギも女性も冷えたらアカン。
◯投薬〜嫌だけど、蜜の味〜
高齢になるにつけ、体調を崩すことが増えます。
そうすると投薬が必要なことも多いけど、実は数年前まで自宅での投薬が出来なかったんです😅
ミルクさんは、味にうるさいピッキーイーター。
前に飼っていたウサギは、サンチュに砕いた薬を振りかけて食べさせれば良かったけれど、ミルクさんは全然ダメ。
大好きなりんごの中に薬を隠したら、途中まで食べて、薬の部分を齧った瞬間に吐き出した😭。
そんなわけで、自宅で投薬が出来ず、受診しての注射に頼ってたわけですが、3年前に斜頸を発症した時に獣医さんから、
「注射はありません。頑張ってお薬を飲ませてください。」と注射器を渡されて、その場で練習。
本当はタオルでぐるぐる巻きにして一人でのませる方法でしたが、タオルうまくいかず、我が家では私がおさえて、夫がのませる二人がかり方式。
でも、おかげで獣医さんの休診日に体調が悪くなっても、応急的な投薬処置が自宅でできるようになりました。
我が家はりんごジュースに砕いたお薬を混ぜてのませています。
最近は捕まえて抑えられるのはイヤだけど、お薬はまんざらでもないような。
(動画に家族全員の声が入ってて聞き苦しいですが、いつも皆で、見守りながら投薬してます)
◯人間語〜話せないけど、わかるんですわ〜
もうすぐ10才になるミルクさん。
年齢とともに身体は衰えてきたけれど、人間とのコミュニケーション能力はどんどん発達している気がします。
私たち家族の話はかなり理解しているようなそぶりを見せるし、何故か私たちもミルクさんの体調や、言いたいことが自然とわかるようになってきた!
長く暮らすと通じ合うんですよね、種を超えて。
当然、寿命の異なる人間とウサギ。
いずれお別れはあるけれど、お互いに一緒にいるのが、心地良いと感じる今の生活が少しでも長く続くよう願っています。
夜は私とミルクさんの婦人会。
ミルクさんを膝に乗せ、テレビドラマを見るのは至福の時。




