新しい環境にもちょっとずつ慣れてきて、代わりに異動先で洗礼のように、日々トラブルが続いています😅。
昨日は気分転換に新潟市まで映画を見に行ってきました。土曜日だけど先に職場に行って、たまった仕事を片付けていたら時間がなくなり、結局、新幹線で行くことに…。
そこまでして見たかったのか?と夫には言われたけれど、地元のシネマコンプレックスでは上映されない映画だったし、半日だったけど小さな旅気分が味わえて、ずいぶんと気分転換になりました😆❗️
映画が終わった帰り道、夕暮れのネクスト21がまるで映画のワンシーンみたいで、思わず写真撮りました。
うちの会社の従業員数は約2300人。
これまでは自分が束ねる部署の職員、せいぜい30〜40人くらいだけまかっていれば良かったのに、今は会社全体のあらゆる情報が集まる部署で、それをトップに伝えるのが仕事。
当然、何か起これば夜昼、休みは関係なく連絡が入る。ここ3週間くらい、休みになると何かが起こって気が休まらない日々だったけど、今週末はひさしぶりに何の連絡も入らなかった。
何度も書いているけど、私はこれまでトップはもちろん、中枢にいるような人たちと仕事をした経験がほとんどない。
先週はあるやりとりの中でトップから、
「私の言っている意味がわかっているのか?」
とまで言われてしまいました。
正直、どう答えてよいのやら…。
ここで「もちろんです!」と言い切る自信は今の私にはない…。
言われた指示を文字どおり受けとめているだけではダメと言うことだろうということはよくわかったけれど、「これ以上は言わすなよ」という文化のようなもの、わかるようでわかりかねます。
これって、オールド・ボーイズ・ネットワーク・みたいなやつではないかしら。
まあ、私も基本的にはニブイ人間だから、おっしゃることはごもっともなんだろうけれど、京都のお茶漬け文化のようなものが、組織の中枢部にはあって、暗黙の了解、不文律のようなものを理解して忖度できるようにならなければ、役目が務まらないのではないかと感じています。
だけど、そもそも私は忖度というものが好きではない。本当につくづく捕らわれた野生動物のような私。捕えられた以上、従わざるを得ない。本当に務まるのやら?
とは言え、時代は変わるはず。
そんなこともわからない女性を管理職にし、そのうちに文化的背景も異なる外国人も労働力として加えていく多様な社会を目指すというなら、「言わずもがな」文化はやめて、しっかり言葉で伝えるようにしなくちゃならないのでは?と、負け犬の遠吠え的に考えていた週末です😅。
結構打たれ強いし、そんなに人目を気にする方ではないと思っていたけど、トップ相手の仕事は、さすがの私も気に病むんだなと気づいた。
仕事を続けるのなら投げ出すわけにはいかないので、上記のような自分援護論を考えてみたり、仕事の事を考えないように気分転換する努力をしてみたり。
つぶされないように。
つぶれないように。
たとえ、職場で優秀でなくとも、失敗をしようとも、ボスをイライラさせようと😅、私の価値は生きていることそのものにあるはずだから。
負けないぞ!
映画館で見たのは中国の若者に絶賛されながら、中国国内では上映禁止になったという、映画「小さき麦の花」。
DVD化も配信の目処も立っていないようで、最終日になんとか見に行けて良かった。
社会ではとても弱い立場の二人の、お互いや周りに向ける優しい心。そんなものは本当になんの役にも立たないのかと、葛藤させられます。
結末は切なかったけれど、彼らが幸せな時間を過ごしたのはきっと間違いない。それが救い。
