16才の次男。

定期テストを終え、ただ家でダラダラしている。去年の今頃はそれでもせっせと受験勉強をしていたのに😅。

当初、学科2位という好成績を収めながら、その後は全く勉強せず、ついには赤点までとってきたという…。

バランス良くいろんなものをこなせるタイプではない次男は、戦略的に点数を取る気にはならないらしい。ただ、好きなものへの集中力は見事で、いつかヤル気スイッチが入るはずと見守っています😅

とは言え、なんだか大学のように自由な高専が肌に合うようで楽しくやってます。


次男は、長男と6才半離れた末っ子で、親戚内でもつい去年まではそうでした。

皆に可愛がられて育ったし、いつまでも小さな子どものような気がして、つい甘やかしてしまう。

本人もそんな立ち位置をわかっていて、素直で可愛いらしい(親バカ)。いまだに保育園時代の黄色いスモックを着た姿が脳裏によぎるのである。

仕方ない。それが末っ子の役目である😤。

そんな事を考えていたら、ふと自分もそうだったのかと、急に親のことが思い出された…。


私は3人兄妹の末っ子で、一番上の兄とは11才、すぐ上の姉とは6才離れている。

昭和40年代生まれで、当時は30才以上で妊娠すると母子手帳にマル高スタンプが押された時代。

私を34才で産んだ母は、姉たちから

「あんた。杖ついて学校に行く気なの?」と言われたくらい、当時は高齢出産の域だったらしい。


確かに周りの親たちに比べ年齢が上で、持たせてくれる物もちょっとずれていたので、

「自分はもっと若く出産するぞ!」

と思っていたのだけど、結局、次男は36才で産んじゃいました😅。こういうの似るそう…。

ま、女性の出産年齢も上がり、今では母子手帳にマル高なんてスタンプを押されることもなくなったけどね。


子どもを産んで育てて、親を看取ったからこそ、わかる気持ちってあるものです。

そんな次男に対する気持ちをふと自分の親になぞらえた時、ああ、私も親にとって同じだったのだなぁ、ずいぶんと愛情を注いでもらったのだと改めて感じます。


よくお客が来るたび、父親が私を膝に乗せ、

「この子は遅く出来た子だから、親と過ごす時間が一番短い。だから可愛い。」

と語っていたのを覚えています。

当然、あのグレーな二男の母親である私もバランスの良い子ではなく、不器用だったし容姿もイマイチだったわけですが😅、親に口うるさく何かを言われた記憶は一切ありません。

ただ可愛いがられた記憶だけ。


今ほどに親の思いは分からずとも、可愛がられていることは子ども心にもわかっていたから、

「親を喜ばせたい。がっかりさせたくない。」

そんな思いでこれまで頑張ってきたのだなあと改めて思います。大学まで好きな勉強をさせてもらって、食べるに困らない仕事を得て、今、ある程度、自分の思う暮らしが出来ている。

思えば根底にその思いがあったからこそ、ここまで頑張れた。自分だけの力じゃなかったんですよね。


そう考えると、次男や長男に口うるさく何かを伝えるよりも精一杯の愛情を注ぐことこそが、彼らの力になるはず。

ただ愛のためにこそ、人は力を出せるのだから。


映画 FALLフォール

映画#マンホール


今週は仕事でちょっとイザコザあり。

人との相性、売り言葉に買い言葉でやってしまった、小さな反省…。

そんなわけで週末は、お気に入りのソロ活動として映画を2本見てきます。

穴に落ちるやつと、高いところに登るやつ。

どちらも話題で映画好きの皆さんが「落ちる&登る」でセットで見るのが流行ってるらしい。

今いる日常と別の場に意識を向ける。ストレス発散、気持ち切り替えの大原則です!