竜宮城のように楽しかった宮古島旅行から帰ってきて半月が過ぎました。

私の夏は完全に終わりました。

ちーん…。


旅行が終わって、なんだか玉手箱を開けてしまったような気分です。

私たちがこの2年半で新型コロナウィルスに抱いてきた気持ちはいったい何だったんだろう。


春に長男の住む和歌山に出かけた時は、県をまたいで移動することにまだまだ怖さがありました。

帰ってきてPCR受けて出勤したくらいだから。

その後、オミクロン株の大流行で職場や家族にも感染者が出て、随分と受けとめ方が変わった気がしています。身近になったと言うか、受け入れたと言うことでしょうか。

今回の宮古島旅行では、春に感じたような後ろめたさや怖さ、言い訳は全く感じなくなっていたことに、自分で驚いた😳❗️


もう20年近く通い続けた大好きな沖縄。

小さかった息子たちを背中におぶい、手を繋いで通った沖縄の島々。「〇〇くんのお母さんは沖縄出身らしいよ」とガセネタが出るくらい毎年通っていた場所。

久しぶりに勇気を出して行ったら、変わらずに優しくて素晴らしくて、何を私は怖がっていたのかと思った。

行かなかった数年で息子たちはぐんと成長していて、長男は一緒にお酒を飲むようになったし、小さかった次男は長男と同じ背丈に…。


人類にとって未知のウィルスだったから、皆が手探りで慎重にここまできたのはしょうがないことだったとは思う。

それでも、振り返れば人間の短い人生において2年半という時間はとても長くて、私たちはずいぶんと大切なものを犠牲にしてきたのじゃないかとと感じてしまいました。


もう、いいんじゃないでしょうか?

ここから、大切な時間を取り戻しに行こう。

私はそう思っています。