今日で次男の夏休みは終わり!
私の仕事も、コロナ禍でひっそりと行っていた、5日間のクラシック音楽イベントが終わり、ほっとしています。
半年前から準備を重ねて、さぁ!と思っていた矢先、開催1週間前になって、コロナの感染拡大によって県外からのアーティスト出演取りやめ…。
それでも、国の提言やガイドラインによれば、緊急事態宣言等が発令されていない我が地域では、クラシック音楽のイベントは通常どおり感染対策をして実施して良いとされているし、出来る形で精一杯のことはやった。集客はイマイチ芳しくなかったですけど😅。
時を同じくして、フジロックが2年ぶりに開催され、賛否両論の物議をかもしている。
そもそもコロナウイルスの実態がかわらないのだから、人々の受けとめは様々だ。
だって何が安全か、有効な対策なのか?実のところはまだわからない部分も多いのでは?
そしてウィルスも変異を続けているから、今、有効な対策も明日も有効とは限らない。
だから、今、賛否両論のイベントをやったことが正解だったのかどうかの答えは、もっとずっと先にならなければわからないのだろう。
反対する人の心にも、賛同した人の心にも、語られた言葉以外の隠された思いがたくさんあるはず。いつも思っているのだけれど、人は自分の経験の範囲で他者の行動や思いを想像しがちだから、どうしてもすれ違うし、分かり合えないことばかり。それでも、分かり合えないのだと認識していれば、「私にはわからない何かの理由があるのではないか?」と歩みよることが出来るはず。
イベントもオリンピックも学校行事も中止してしまうのは簡単だし、一見安全に思えるけれど、長い目で見た時にそれが本当に安全なことなのか。
何か大切な目に見えないものをダメにしてしまっていないのかと、個人的には思うことがある。
中止するを「対策しています!」というパフォーマンスにしているものも、なきにしもあらずでは😅?
命と健康が一番大切なのは間違いない。それは確かだけれど、人はただ生きてだけいればいいわけではない。
なんでも中止ではなくて、前に進むこともきっと大切。
お客さんは決して多くなかったけれど、ホールに響いた沢山の音楽は素晴らしかった。きっと、皆さんの心にも響いたはず。
(コロナ禍でブラボーの声がけが出来ないので、タオルを掲げました!なんてすばらしいアイデア!)
