3月25日(木)
耳の調子は変わらない。
突発性難聴になって2か月半。服薬はしてるけど、もはや後遺症なんだろう。治る気はしない😅。一方で、ちょっと気がラクになってきた。
耳鳴りも耳閉感も、これが普通と思うようになってきたので。

さて、今日は急に思い出した3年前の旅の思い出を。
母が亡くなってしばらくしてから、子供たちと沖縄の八重山諸島を旅した。
父はその頃、命に別状はない状態だったから久しぶりに旅行に行っても良いかなと。
長男が高校3年生の受験生だったけど、大学に行ったら母子旅行も難しいだろうし、本人も行くと言うので、夏休みを使って息子2人と竹富島、西表島、小浜島をまわった。本当に楽しい旅だった。

次男の育休を取っていた頃、何度も息子たちと旅した場所だけど、次男は赤ちゃんだったから覚えていないようだし、もう一度息子たちにあの頃訪れた場所を見せたいと思って。
あの頃、長男の手をひいて、次男をおんぶして、母1人で。今思えばよくぞ、沖縄まで行ったな。

西表島で実家にパイナップルを送ろうと思った。
母親の好物だったから、お盆だし、仏壇に備えてもらおうと思って。
いくつかのパイナップル農園を回ったけれど、残念ながら今はないと言われてガッカリ。
諦めて小浜島に行くために、大原港に行ったら港の売店にパイナップルがあった😳‼️

ちょっと売店のお姉さんが愛想ないなとは思ったけど、宅急便で送りたいと言って伝票を書いた。
そしたら、お姉さんが、伝票の実家の住所を見て
「新潟からですか。びっくりした!私〇〇からお嫁に来たの!洋菓子屋〇〇の孫です。知ってる?」と言うではないの!
なんと実家のすぐ近く。

旅行から帰って、お盆に実家でその話をしたら、「あー、〇〇さんちのジュンコちゃんね!西表島にお嫁に行ったのよ」と。

いやあ、びっくりした。
飛行機の飛んでいない西表島はそんなにメジャーな場所じゃない。訪れる人も限られた、八重山の奥地、ジャングルの島。
那覇とか石垣島とかならともかく、まさかそんな西表島に同郷から嫁いだ人がいて、それはともかくとして、その人とバッタリ会うなんて😳‼️
世の中は本当に狭い。

その一年後に父親が亡くなって、忌引き明けに職場にお菓子を買うために、彼女のおばあちゃんのいる洋菓子屋に行った。
偶然、おばあちゃんが対応してくれて、西表島でお孫さんに会ったことを伝えるととても喜んでくださった。なんとなく役目を果たした気持ちになった。

そのおばあちゃんもその翌年、亡くなったそう。
あの時はお元気だったのに。
コロナ禍だったけれど、自宅での看取りを選んだから、最後は家族に会えて良かったと聞いた。
彼女は会えたかな。西表島から来るのは難しかったかもしれないな。

デジタルだの、スマホだなと言う時代だけれど、こんな風に偶然が産む縁や、人づてに様子を聞く嬉しさはやっぱり変わらない。

結局、息子たちとの3人そろっての母子旅行はあれ以来出来ていない。
行こう!やろう!と思った時に、えいやっ!と行動しないと次のチャンスはいつ来るかわからない。

また、いつか八重山に行きたいな。
竹富島での私たち。