会長の3110です。
気が付けば最後の更新から1ヶ月以上経っていました。
なんてこった。
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
『ほしのこえ』
2002年 25分 監督:新海誠
〔3行でわかるあらすじ〕
省
略
!
新海誠監督の短編アニメーションです。
簡単に言いますと、「舞台は2047年、地球はエイリアンと戦争していて、ヒロインが兵士として宇宙に行く」という話です。
それをあらすじに書けよってね。ごめんなさい。
20年近く前に作られた作品なので、携帯がバー型なんですよ。2047年の若者がバー型携帯使ってるアンバランスさがとても好きです。
あれですよ、『エイリアン』の宇宙船内のモニターがブラウン管なのと同じ感じ。
んで、アンバランスなのは携帯だけじゃなくて、ストーリーそのものも中々のアンバランスさ。
いかにも普通の青春ラブコメみたいな始まり方しておきながら、いきなり15歳の少女がロボットに乗って戦うんですよ。
ただ、題材が宇宙戦争なだけで、描かれているものは遠距離恋愛なんですよ。スケールはでかいけど。
宇宙にいるからメールが確実に届く保証はないし、届いたとしてもものすごく時間がかかる。最初は数か月、最終的には8年。
少女はメールが届きますようにと祈り、少年はメールが届くのをひたすら待つ。
なんか、徴兵された夫の帰りを待つ妻に通じるものがあるでしょ?
たぶんバッドエンドではないし、かと言ってハッピーエンドではないんですけど、なんとなくさっぱりできるラストだと思います。人によってはすっきりしないと思うけど。
25分しかないのに必要な情報は全部入っています。登場人物2人のお互いに関する感情や、地球が置かれた状況など。
宇宙規模のスケールの話を25分で話をまとめられるのはすごい。
でも宇宙での戦闘シーンは監督が描きたかっただけだと思う。
―=ΞΣ((( / ・ω・)/
短めでサクッと観られるので、ぜひ観てみてください。
続く……